22歳女性のお酒の楽しみ方
私、22歳女性、東京住み
お酒大好き
特にビール
20歳の時ビールに魅せられて、以来ビールへの愛を叫びながら飲み続けてきました
数々の酒エピを作り出してきた私ですが、最近少し落ち着いてきたのでは…？と思っています
お水を飲むようになったし、記憶を飛ばす回数が少なくなった
一晩に飲む量も減っているような気がする
20、21の歳はお酒は友達と一緒に飲むもので、夜明けまでとにかく喋って笑って量をたくさん飲んでいた
最近は疲れたときや頑張ったとき、映画を観るときに自宅で一人プシュっとビールを開けることが増えてきました
一人でも、おいしい たのしい
ビールはいつだっておいしいし、私の味方だから
一人で飲むことは今までもありましたが、何だかさみしくなって泣いちゃうことがありました
でも、もう大丈夫！私は私の味方だし、ビールは私の味方だということがわかってきたのです
家の冷蔵庫でたんまりと冷えたビール缶を意識しながら今日は飲もうか、と考えていた一昨日の夜のことです
友達から「バチェロレッテ 3」を観よう！という半ば布教のような電話がかかってきました
「バチェロレッテ 3」は私も気になっていたのでわかった、観る〜とお返事したのですが
「じゃあ今から一緒に観ない？」
というお話になりました
それは最高
「じゃあ飲みながら観ない？」
というお話になりました
もっと最高
電話がきてからほんの数分のできごとです
私たちは各々の缶をプシュっと開け、電話越しに乾杯をしました
ごくごくごく
かーーーっっ
をしてから、同時に再生ボタンを押しました
観ながら、飲みながら、喋りながら
男女の恋愛にやいやい言っていると、お酒が進みます
お酒が進むと、もっとやいやい言うようになってしまいます
自分のことを棚に上げて人の恋愛を揶揄しまくりたいという欲望を存分に満たしてくれる番組、バチェロレッテ
私たちの下世話な欲望はアルコールによってさらに楽しい形に昇華されていきました
ちょっとおかしな私の元彼に似ている人がいいセンまで進んだところで私たちは最大に盛り上がりました
まじで似てるの やばいの
色々思い出すから早く脱落してほしいんだけど、やっぱり盛り上がるからまだいてほしい
一気に3時間ほど視聴し、いくつか缶が空いたところでその晩はお開きにしました
まだ口角が上がったまま、ふわふわした気分でベッドに横になります
私、楽しい
翌日も彼女と電話をして、私は思ったことを彼女に言いました
「それぞれの家でバチェロレッテ観ながらお酒を飲むの、めっちゃ22歳じゃない？」って
確かに、と彼女は笑いました
世の中の多くの人が私たちと同じようなことをして、楽しんでいるのだと思います
私たちはお酒と生活を一体化させたエンタメを楽しめるような大人の仲間入りをしたようで、嬉しく思いました
少し大人な新たな趣味を見つけた私たちは、今後も一緒に大人になっていけることが楽しみになりました
一緒に世界を広げていきたい
私たち、数年後はどんなお酒の楽しみ方をしているんだろう
もっともっと色々なことを知りたいな
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