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観察の練習

今日は12月24日。

クリスマスイブ。


完璧忘れていました。


いつも通り朝目が覚め、支度をして、2限に間に合うように
坂道を”miwaのNapa”と共に下り、自転車をさくっと止め、
教室へ向かう。

何気ない1日のはじまりだなぁと思い、席に座り、講義を受ける。


講義が終わる30分前頃、先生が何気なく

「今日はクリスマスイブだねぇ。」と言葉を漏らす。




!!!!!!!!!!!!!!!




別に特別なことではないのですが、自分自身がクリスマスイブという日を
忘れていたことに驚いてしまい、反射的に横に座っていた友達に、

「今日って、クリスマスイブなんだね!!!!(驚きの顔)」

ごく当たり前の発言をしてしまいました。


(ちゃんと反応に困った顔をしていました。)

(ごめん、かおちゃん)



別に宗教心なんて私はありませんし、強いて言うなら私は
浄土宗ですけれども、やはりクリスマスってウキウキしますよね。

なんでしょう。特にすることはないし、忘れていたにも関わらず、

今日1日が特別な日になった気がします。

(特別なことは何もしてないけど)

(なんて単純な。)





まぁ、今日のnoteの記事とクリスマス・イブは、全く関連はないのです。


ごめんなさい。



今回の内容は、前回の記事で登場した本。

この本を読み終えたので、感想を述べつつ

わたしの携帯フォルダーを漁ってみて、つっこめそうな写真をさがし、

実際に観察の練習をしてみた。ということをやっていこうと思います。





読んでみた感想


この本は、見開きページの左側に1枚写真が載っています。

まずその写真をじっくり観察します。


どこに違和感を感じるかな?

何が読み取れるかな?

ここの道あの道と似てるなぁ。

とか

自分なりにその写真みて、様々なことを考えて見ます。



もう考えられない。むり。

思ったら、ページをめくります。


次のページには、この本の著者である菅 俊一さんが
写真を撮ったときの状況、雰囲気、自らの感情などを綴ってくれています。




それを読んでみると、自分と違った視点を感じたり
一方で同じようなことを感じていることに気付いたり。


読みながら、「なるほどなぁ」「やっぱそうだよね!」と

声に出るぐらいの衝撃は、私は受けました。



この本に出てくる写真は、外国の風景であったり
なにか特別な場所であるわけでありません。

菅 俊一さんが日常生活で違和感を感じた瞬間の写真が
大半です。


そんな写真を見て、考えているうちに

どれほど日々の生活において、周りの環境に注意を払っていなかったのか。

気付きました。


何気ない1日と冒頭で述べましたが、

そんな1日なんて存在しないんだなって。


生活しているその一瞬の中でも、何かを考える・感じるきっかけは落ちているのだと。



今日をやり直して、周りを改めて観察しなおしたくなるくらい。




この本を読んだ後では、自分が見ている世界が少し
変わったと感じます。


ぜひ、柔軟に答えのないことを考えることをしなくなった人は
読んでみてください。



おすすめ。






実際に観察の練習をしてみた。


菅さんのように、日常生活において、出会った出来事を
写真に残してないので、クオルティ低いですが

まぁ、練習なので、そう。練習。何事も練習。



画像1




この写真は、1年前の8月頃
編入試験を受けに東京から名古屋に向かう高速バスの中から撮った
富士山の写真です。


わたしは初めにこの山をみたとき、

ただの山なのか、富士山なのかわかりませんでした。

Google マップで確認しつつ、写真を撮って父に送りました。(2重確認)



私はこの山の写真を撮って初めて自分がしっかりと

富士山をみたことがないことに気付きました。

日本人なのに富士山がどれかわからないのってやばくない?

でも富士山をじっくりみることなんてなくない?


富士山って山上が白くて綺麗なTHE成層火山っていう形してなかったっけ?


教科書やテレビでみたことあったよね?


スカイツリーからみたことなかったけ?


などいろいろ考えましたが、判らなかった要因としては


①見るところの距離によって印象は変わるもの。

②意識してみたことがなかった。

この2点だと思います。


様々な角度からみて見ないと、全体や本質を把握できない。
意識して、興味をもって接しないと、自分のものとはならない。


痛感。


実際に観察の練習をしてみた。Ⅱ


画像2


これは私が撮った写真ではなく、同級生から突然送られてきたものです。

(誰だったけ)


文面としては、

「なんで電車の中にいるの?」みたいなものでした。



いや、いないし。(真顔)

いや、杏さんに失礼だし。こら。



いや、でも、

いろいろ謝らないといけないですが、最近杏さんに似ていると
言われることが多くなってきた気がします。

(インターンシップで出会った人たちなどに)


自分では、全く思いませんし、

鏡を見てもどんどん母親に似てきてゾッとするくらいです。



なんで同じ顔なのに、視覚として受容する情報に

差異が生まれるのですかね。

自分が見ている顔と人が見ている顔って違うんでしょうか。


謎は深まるばかりです。






まとめ

就活を通して、ロジカルシンキングが大切!!!!

ロジック!本質的課題!施策!結論ファースト!

など、ワークを通して

正解などないけれど、そうするべきという型に
自分がなっていっている気がします。


社会に出て、このような能力って必要だと思います。

けれど

私の良さってどこだっけ。

あれ。

自由に考えるってどうやったっけ?



今の自分は、自分の良さをグリグリに押し殺して
ある意味楽な方へ逃げようとしていたのかもしれません。

正解を出すために。


観察の練習を読んでみて、改めて考えることができました。



来年からは、感受性を高めて

自分の感じたことを大切にしようと思います。


そして、他者に的確に伝えられるように。




あ、人に伝えるにはロジックって大切じゃん。

あれっ、え、あ。


勉強しましょう。











メリークリスマス。

おやすみなさい。






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