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学芸会ではピアノ係だった私

こんにちは。

牧 菜々子です。

子どもの頃の学芸会では、私はいつもピアノ係でした。

先生に「他の楽器がやりたいです」と言った時も、「じゃあピアノは誰がやるの?」と言われ、答えられず、結局ピアノ係になりました。

クラスに1人ずつ必要で、次のクラス替えでもピアノが弾ける子とはバラバラのクラスになり、いつまで経ってもその子たちとは同じクラスになれませんでした。

できる人がやることになるというのは、組織だからそうなるんですよね。

自分が本当にやりたいことをやるために、組織を離れたり環境を変えたりする人がたくさんいるのは、とても気持ちが分かります。

私も学校という環境じゃなくなって、ピアノを「できる人がやらなきゃ誰がやるの?」と言われなくなったわけですから。

やりたいことをやったり、それまでとは別のことを始めたりするのに、本来他の人を説得しなきゃいけないということはないはずです。

それまでやっていたことをやらなくなったら、「なんでやらないの?」

別のことをやろうとしたら、「なんでやめるの?」「せっかくここまでやってきたのに」

などと、いろいろ言われます。

でも、できるからといって、やらなければならないわけではありません。

できることはやらなければならないのなら、できることがたくさんある人は、自分のやりたいことをいつまで経っても始められないことになってしまいます。

できることをやめてでも、自分のやりたいことをやる。

ただその過程で、環境を変えなければならないことがあるというだけのことなのです。