「自分が非難されている間でさえ暇」という人もいる
こんにちは。
牧 菜々子です。
もし、自分が非難されていると知ったら、誰だって、気が気じゃなくなる。
ところが、世の中には、自分が非難されていても何とも思わない人というのがいます。
その人たちは、自分が非難されている間でさえ、暇で暇で仕方がありません。
反省を求められてしまったら、本当にやることがないのです。
自責の念に捉われることもない。
自分の行動が道徳的かどうかについても、興味がありません。
人からどう見られているかをいつも気にしている人から見れば、「いいなー。気にしないでいられるなんてうらやましい」と思うかもしれません。
でも、自分が非難されていても何とも思わない人も、それはそれで大変なのです。
どうしてかというと、反省を求められて「すごく暇」という状況になるのが、いつも急だからです。
急に、ものすごく都合が悪いことになるからです。
本人にとっては、至って平和な毎日なのに、危機感というものがないせいで、急に大きな非難に遭う。
気持ちの面だけで言うと、ものすごく気分が悪いのです。
反省をしない人を、「懲らしめたい」という気持ちもわかります。
でも、本人は、たとえ自分が非難されている間でさえ、暇です。
急に、ものすごく気分が悪いことになり、しかも「ずっと暇」というのも、それはそれで大変なのです。
そう思えば、懲らしめたいという気持ちも、諦めがつくというものです。