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書いている小説

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書いている小説をまとめました。 こちらはホラー小説です。 https://note.com/maki0806/m/m6453eb5d2608
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#短編小説

真木崇志
割引あり
ある男のここ半年の出来事と今のこと。

ある男のここ半年の出来事と今のこと。

 約22900文字の小説を書きました。
 内容は、タイトル通り。ある男のここ半年の出来事と今のことです。

 おそらく、もう二度と書けない物語。



 主導権はそっちじゃない、こっちにある。

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いのせんとわーるど #2000字のホラー

いのせんとわーるど #2000字のホラー

 駅は人で溢れていた。ホームでは「人身事故の影響により電車が遅延している」というアナウンスが流れている。私はスマホをいじりながら電車の運行が再開されるのを待った。近くに別の駅があれば勿論そっちに行っているけど、最悪にして歩いていける距離にはなかった。学生の自分にはタクシーを使うという選択肢はないので、こうやって待つしかなかった。

 それにしても、何故この時間を選んだのだろう。どうせ死ぬならこの時

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うらぼんに #2000字のホラー

うらぼんに #2000字のホラー

 高い肉を食べ、ここに来た。こんな時でもおいしい肉を食べたくなるのが不思議だったけど、まあ最後だから良しとしよう。
 柵を乗り越えて、竹やぶの中に入った。進路は真っ暗。空を見上げるとまん丸い月が光っている。僕はスマホの明かりを頼りに歩き出した。ここに来るのは子供の頃以来。なんとなく覚えているつもりだったのに、少し歩くとその自信はなくなった。
 こんなに竹って生えていたのかな?
 落ちていた木の枝を

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臨命終時 #2000字のホラー

臨命終時 #2000字のホラー

臨命終時 #2000字のホラー

 白い壁が見える。頭が割れるように痛い。自分の目で確認した訳ではないのに、体の様々な場所から血が出ているのがわかる。経験した事のない痛みが襲っている。痛い。
「助けて」
 意識が遠のく。

 懐かしい景色が目の前に広がっている。子供の頃によく兄弟たちで遊んだ公園だ。大きな池も見える。ここに来るのはいつ以来だろうか。入口からゆっくりと中に入った。
 桜の花が咲いてい

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はっぴぃえんど 2000字のホラー小説

はっぴぃえんど 2000字のホラー小説

 はっぴぃえんど

 朝起きて、家を出て、電車に乗る。会社に着いて、仕事して、帰る、そんな日々を繰り返し、気がついたら30代に突入していた。今している仕事は嫌いではないが好きでもない。勿論学生時代に憧れた職種ではない。給料に大きな不満はないものの、少なすぎるとは思わない。だからよく私は「これでいいのだ」と、我に返りそうになる自分に言い聞かす。

 「20歳ならまだしも、この歳で仕事をやめてやりたい

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今夜はほろ酔いだ 小説

今夜はほろ酔いだ 小説

 昼はまだ夏の暑さの名残りがあるものの、夜になると秋らしい過ごしやすい気温になってしまっている。元々秋は好きだから、いつもなら秋を両手を広げて歓迎するのに、今年はまだ夏であって欲しいと思ってしまう自分がいた。それはきっと僕だけじゃないはず。

 この夏、一体どれくらい僕は楽しい事をしたのだろう。何回、休みの日を楽しんだのだろう。片手で数えられてしまうのが悲しい。みんなはどうなのだろうか。楽しめたの

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