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しらいさんちの子育て事情⑳:「夫は見た!!深夜の恐怖映像」

2024/7/10(水):子育て日記
 おっぱいを飲んでいる時、娘が小さな手で私のお腹辺りをトントンしたり軽く掴んだりする様子が可愛くてかわいくて…深夜にグズグズだった娘の相手で寝不足だったはずの母は、娘かわいさに疲れが帳消しになっております♡
 小さな手に求めてもらっているような、私があやされているような気持ちになって…ほんまに幸せやぁ( *´艸`)

 さて、我が子が生まれてからの新米両親の奮闘の日々を振り返っていきたいと思います。宜しければ読んでいってください。

このnoteは、不妊治療を経て母親になった41歳おかんの子育て日記です。

登場人物:
→文章を書いている本人です。仕事は、保育士・幼稚園教諭の経験を経て保育士養成校の講師などをしていました。結婚後、流産と不妊治療を経てこの度娘を出産し、育児に奮闘中!
→嫁よりしっかり年下のサラリーマン夫。娘の成長に負けない速さでお腹のお肉が成長中!娘のプニプニほっぺが大好物♡
娘「ことは」(note上での名前です)→生後三ヵ月、のお父さんにそっくりの娘。お祝いでいただいた「ピューピュー」音がするお人形にニッコニコ♡

 今日振り返っていくのは、助っ人で駆けつけてくれていた私の母が帰ってから数日のこと。
 この頃の娘は、夜中に起きてギャン泣き…おっぱいを飲ませようとしても上手に飲めずにのけぞってギャン泣き…哺乳瓶をくわえたら落ち着くのに、ミルクを飲み終えたらギャン泣き…抱っこしても下ろしても声が出ないほどにギャン泣き…やっと寝てくれても30分後には授乳の時間で振り出しに戻る…というような状態でした。
「おっぱい…嫌がってまで頑張らせる必要あるんかな?」
「私のおっぱい、嫌なんかな?」
「お母さんがおるときは私が一人で見ても大丈夫やったのに…なにがあかんの?」
「私やから嫌なんかな?」
「私、娘に嫌われてる?」
「私、娘に嫌がるようなことしかしてない…夫がかかわったら娘は笑うのに…」
「オムツも変えてお腹も大きいはずやのになんでなん?」
「こんなに泣いて、この子大丈夫なんかな?」
「どうしよう…夫を起こしちゃう」
「泣き止ませないとあかんのに」
…そんなことを暗闇のなかで考えていました。

 するとドンドン罪悪感と悲しさが募って来て、泣き疲れてしゃくりあげている娘をひざに抱きながら、ポロポロと涙が出てきてさめざめと泣いていました。
 夫が起きて来たのに気付いても涙を拭く気持ちすら起きずに、ぼんやりとしながら涙をこぼしていました。
 暗闇のソファで娘を抱いて泣いている私に気付いた夫はギョッとしてたなぁ。そら怖かったやろうなぁ…暗闇に我が子を抱いたおばさんの涙…

 遠慮がちに
「どうした?俺に何かできることある?」
と聞いてくれた夫に、途切れ途切れに気持ちを吐露し、きちんと「お母さん」ができていないことに対して夫に謝り続けました。
 気持ちのままに伝えた言葉たちは、仕事をしながら積極的に育児に参加してくれている夫にとってきついことでもあったのだろうと思う。がんばってくれている夫を追い込むような言い分もあったと思う。
 でも、困りながらも優しく聞いて受け入れ、言葉をかけてくれたあの日の夫に心底感謝しています。

 今の私が、娘との生活を
「私って世界一幸せ♡あはははぁ~♡」
と浮かれて送っていられるのも、この時の夫の優しさがあって、産後うつ寸前だった私の心を救ってくれたからだろうと思います。
 この人が夫で良かったなぁ。本当に感謝しています。

 いつか夫にこの「救い」をお返しできたらいいな。
 そのためにも私自身も強く揺るぎないお母さんになっていきたいと思っています。
 図太いおかん、がんばるぞ!


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