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#潜在意識の書き換え
第一話 The Fate:運命の歯車
”幸せそうな家庭” に育ちながら
母の呪縛によって感情を失った子供・Mai
自らの幸せを見つけるためアメリカに渡るも
生きる目的すら見出せずにいた頃
突如訪れたきっかけによって
自らの運命を変える旅に出発するー
ココロを忘れ、笑い方を忘れ
氷のように無表情だった私が
愛し、愛され
天職を見つけるまでのお話と
数々のWisdomを書いています。
2012年9月、日曜日。
その日のLos
第七話 The Star—人生の地図
痛みから自分を守るため、感情を切り離し
氷のように無表情だった私は、14歳になっていた。
母の意向に従ってピアノを猛練習し、中学校に上がると
各地からやって来た、才能に溢れるピアニストの卵たちの存在に母は焦り出し
追いつくのも必死だった私への批判は、ますます激しくなった。
ピアノを弾くことに全く興味がなかった私は
弾くことへの強い抵抗を体で感じながらも
母に逆らうという選択肢はなく、無表情
第八話 Departure—姉の旅立ち
「いつか自由になって、私は自分の幸せを探すんだ。」
その夢を、絶対に母に潰されてはならないと
母はもちろん二人の姉にも、同級生にも、教師たちにも一言も漏らさず
飛び立つ時が来るまでひた隠しにする決意をした私。
一方で
それまでの日々は変わることなく、気が遠くなるほどゆっくりと繰り返された。
姉たちの成長と同時に、母の異質さはますます激しくなり
私が中学3年に上がる頃には
次第に姉の一人も
第16話 In The Dark—闇の中で見つけたもの
自分の人生でやりたいことを見つけた、と心が沸きたったのも束の間
”自分には何かが欠けているような気がする”
という感覚に囚われた私は
次第に気分が沈んでいくようになった。
やりたいことをやっているはずなのに
どうしてココロが完全に満たされないんだろう
という思いは
成功し、輝いて見える人たちと自分を比べさせ
ヒーリングを行うなら、私よりもっと上手くやれる人たちがたくさんいるじゃないか?
最終回 Gift—贈りもの
ココロの闇の中で、私が見つけたものは
『結局自分には何もない』という密かに恐れていた事実ではなく
溢れんばかりの大きな愛と
何者にも傷つけられることのない、自分の価値。
それを心から感じていくと
自分特有の良さや能力に、自分で気が付くようになりました。
驚くことにそれは気付いてみると、まるで当たり前のように私の中にずっとあったもの。
当たり前すぎて、それが特別だとは思ってもいませんでした