性善説と歪んだ自己愛が絡まると
30を目前にし、自分という人間とその周囲をメタに俯瞰できるようになってきたと感じる。
今までは網膜に写る全ての景色が寄りの画角でトリミングされていたのに、ある時からそれが引きの画となって、自分と自分の周囲を少し遠くから眺められるようになった。
自分が生きてきた時間軸の中から、せっせと蓄えてきたインプットを反射的に引用して考察してみるような余裕さえ生まれている。
ここ最近生まれたある種の精神的余裕からくるものなのか、単に歳を重ねたからなのか、理由はよくわからないが、自分の視点