見出し画像

4/15「夜と朝のあいだに」演者紹介④君島のこと

君島とのファーストコンタクトは、2014年の5月、自分が通っていた多摩美術大学のキャンパス内で。
彼は多摩美生ではなかったが、多摩美生の友人の繋がりでキャンパスに遊びにきていた。

不思議なほどお互いほとんど人見知りせず、同い年ということもありすぐに友達になった。それでその日は別の友人の家で一緒に夜な夜なギターを弾いたり歌ったり、くだらない話をして盛り上がった。

適当な国の名前を言ったら、いかにもその国っぽいギターを奏でてくれた。それが妙に楽しくて何時間もそうやって遊んでいた。
彼が忌野清志郎が好きだという話に強烈なシンパシーを抱いたりした。
その後に自分がやっていた白熊ピカソズのライブに遊びに来てくれて満面の笑顔で絶賛してくれたことが今でも忘れられない。

それから頻繁で密な交流こそなかったものの、自分の頭の中に何故か勝手に君島と何か音楽がやりたい、という感情がずっとあった。
そして昨年、自分の音源でギターを弾いてもらい、長年の念願が叶った。自分の音楽に対する理想を満遍なく叶えてくれたと思っている。

素晴らしいギタリストは沢山いるけど、「君島じゃないとダメ」という必然性を感じた。
彼のギターは人間が生きていて蠢いているようで、自分の歌と、生きている者同士ぶつかったり調和したり、畝りながら絡み合ってくれた、そんな感覚がある。

なんだろう、毎週会って遊ぶわけじゃないけど、不思議と心の中に「大事な友達」という感情がある。本当に不思議だけどそういう人っているんだなと思う。
今回のイベントもいつものようにすぐに快諾してくれて本当に嬉しい。

君島、快諾してくれて本当にありがとう!
楽しみにしてます、よろしくお願いします!

*************************

君島大空

自分の内なる声に注意深く耳を傾け、幻想的なサ ウンドで表現する
シンガーソングライター。1995年生まれ。2014年より多重録音で
制作した作品を発表し、幽玄の美を感じさせる楽曲が高く評価された。合奏(バンド)形態で緻密なアンサンブルを聴かせる『縫層』(2020年)、
多重録音によって静ひつな心象風景を描く『袖の汀』(2021年)など、
両極のスタイルを取りながら詩情豊かな世界を描いている。
ガットギターの名手であり、さまざまなアーティストのライブや録音にも参加している。



*************************

4/15(土) 横須賀 飯島商店
「夜と朝のあいだに」

OPEN 16:00
START 16:20

TICKET ¥4,000
※上限数に達したため、受付を終了しました。
※当日受付にて頂戴いたします。現金のみの対応となりますので、予めご了承ください。

◆ 出演

安島夕貴
片岡フグリ
kumagusu
君島大空

Mai-kou (Opning act)

◆ 写真展

Mai-kou (会場内にて同時開催)

◆アクセス

京急線「横須賀中央」駅東口より徒歩5分程度。
オリックスレンタカー向かいの角にある古民家イベントスペース「飯島商店」です。
https://www.iijimashouten.com/

〒238-0007
神奈川県横須賀市若松町1-12 飯島商店https://goo.gl/maps/jmcdMyY2jPz54nW89

design by Mai-kou

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?