2015年5月の記事一覧
社会人になってからずっと漂い続けている「気が散る」という現象について。
「仕事をしている自分」という自意識というか状態になんとも慣れないまま社会人8年目。剣道やってころや音楽やってたころの、「素振りをひたすらに集中して積み重ねる」「ハノンを16分の裏裏クリックでBPMを1ずつあげながらひたすら繰り返す」みたいな。なんというか、「信じている」わけですよね、その時間のその過ごし方を。
社会に出たら、やり方をつくる。あと、信じるんではなく、疑う作業の発生。それと向き合う苦
ドラマーが元気な洋画の昨今
最近、映画館に行かなきゃって思える映画が多くて楽しい。基準は何かって説明できないんだけど、一つはやっぱり音響を大事にしたいかどうかなんだと思う。自分の場合はね。
「バードマン」。何しろアントニオ・サンチェスでした。実際に撮り終えた作品を流しながら演技とセッションする形でトラックした、ほぼ全編のバックサウンドがドラムソロという潔のよさ。パット・メセニーとかチック・コリアとか、フュージョンサークル出
”モノよりコト”とは言うけれど
カーサブルータスの最新2015年6月号によると、最近トレンドな注目スポットに共通する5つのキーワードとして、
・GREEN
… 植物との新しい暮らし提案や売り場づくり
・RENOVATION
… リノベーションの面白さを活かした場づくり
・BOOK
… 本とともに様々なモノコトを提案
・TOOLS
… 日用品や雑貨など、暮らしをアップデートできる道具の提案
・with Café
「変」である状態への一考
犯罪以外で道を踏み外したと感じるおおかたのことは、踏み外したのではなく、自分が「真っ直ぐだと感じる道」と社会と環境が指し示す「真っ直ぐな道」がただ違うというだけだ。世間が「あんた曲がった考え方をしてるね」と言うときは大抵、思考が曲がっているのではなく自分のなかの「真っ直ぐの考え」が周りの「真っ直ぐの考え」とずれているだけなのだ。と星野源が申しております。問題は「俺変なのかなあ」という不安というか恐
もっとみる落語におけるオチの4分類
桂枝雀氏のお言葉をお借りすると。
1:ドンデン
文字通りどんでん返し。話がうまくまとまって終わるかな、と思ったら関係ないところから出てきたものによって予想外の展開で終わる。
感情形容詞は「意外」
2:謎解き
「謎かけ」と同じで「なるほど」と納得して終わるもの。
感情形容詞は「気づき」
3:変
予想外のものが続いていって、最後まで予想外のもので終わるもの。
感情形容詞は「唐突」
4:合わ
人からやりたいことを聞かされた時のそこはかとない「じゃあやれば?」という気持ちについて
マイベストムービーは「グッドウィルハンティング」だと何度か公言してきたんですが、結局はこの映画が「自分が何をしたい、何をしたら幸せと感じる人間なのかを、どのように自信を持って認めるか」という映画なのだろうと自分には写り、それが自分にとって痛いほど身にしみる問いだからなんだろうと思います。
他人からそれを聞かれたときには、あまりにも冷たく「そんなん知らんし、やれば?」と思う自分なのにね笑 まあそう