ちびまる子ちゃん

周辺人のススメ

多くの人は「小学校のクラスメイト」でいうと誰に近いかを、無意識に当てはめて人間関係をある側面、処理しているんじゃないかという仮説を持っていう私ですが、会社の先輩の「周辺人」という言葉で色々とものの見方の整理がついたというメモ。

もともと周辺人っていうのは、マージナルマンというのがもともとの言葉で、心理学者クルト・レヴィンが最初に使った、「今まで所属していた社会集団から新しい集団に移動する場合に、いずれの集団にも完全には所属しておらず、部分的に以前の集団の成員性格を残し、他方新しい集団の成員性格を持っているもの」のこと。【青年は、大人と子供の世界との中間】【ハーフの子供は両国の文化の中間】みたいな、そういう分析に出てきます。

けど、この先輩が言っているのはいわゆる、「学級委員長とか、昼休みの遊び内容を仕切って決めるとか、そういうタマが回ってこない人」くらいの意味で、ちびまる子ちゃんでいうと長山くんあたりなわけです。顔、たまちゃんとかぶりすぎだしねちなみに。でも、それってすごい省エネで賢い、本当にやりたいことや見たいものが見える立ち位置だと思っていて。「コミュニティの中心人っぽい」というパーソナリティでそうなることには個人的にもほぼ興味なくて、飲み会の幹事とか、同期の集まりの旗振り役とか、もうほんとなるべくタマが回ってこないでほしいし、実際こないからそこはうまくいっているんだと思う。

本当に勝負したいことのときに、自分の周りに自ずと新しい「周辺」が立ち上がればそれでいいと、長山くんの将来がどうなったのかを少し気になりつつメモ。

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