サトウマホ

月記 社会人3年目

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月記 社会人3年目

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新しい自分?

新しい朝、新しい職場、新しい帰り道。 新しい空気を身に纏って、 どこか新しい自分になれる気がした。 でも、そうじゃなかった。 社会人3年目、だけど1年目朝7時に起きて、ご飯を食べて、 いつもとは違う道を通って、 いつもと違う電車に乗る。 電車で見た新社会人の姿に、 2年前の自分を重ねた。 社会人3年目、あの頃と同じ新鮮な気持ちで、 電車に揺られている。 背筋が自然と伸びるこの感覚、懐かしい。 前の日にオフィスの近くまで行ってみてたから 迷わずたどり着いて、想定よ

    • 忘れないように

      3月31日。 2年前の学生最後の日、 1年前の社会人1年目の終わり、 大人になってから、 今日という日を大切にしている。 家族母の誕生日、関東にいる妹と母とホテルステイをすることになっていた。 何かサプライズをしようと決めて、 思い返してみると、 親の誕生日を祝った記憶は、 小学校くらいで止まっていて、 時の流れの早さに唖然とした。 母はドライなところがあって、 何をしたら喜んでくれるか難しかったけど、 いい誕生日になっていたら良いなと思う。 これから先もこうやって

      • 揺れながら

        納豆についてるからしを使うようになった。 また1歩大人に近づいた音がする。 でもこんなほんのちょっとのことで、 大人を感じる私はきっとまだ子どもだ。 そうやって少しずつ大人になっていくのかな。 「慣れ」は寂しい出張から始まった2月。 大きな仕事が一段落した後だったから、 気持ちが軽かった。 部署柄、出張が多く、 体感ではかなり行った1年目の出張回数を、 2年目であっという間に越えた。 回数を重ねる度、 荷造りも荷解きも手早くできるようになる。 1年目の最初の頃

        • 大事なもの

          帰省と出張で、 自分の家で過ごす日が少ない1ヶ月だった。 その分、色んな出来事があって、 大事なものに気づかされる1ヶ月になった。 202412月30日の最終便で、地元に帰った。 移動の疲れが抜けなかったのか、 20時くらいに睡魔に襲われた。 気付いたら紅白歌合戦が終わり、 2024年へのカウントダウンが始まった。 あっけなく迎えた新年。 昔みたいにワクワクしなくなったな、と思った。 幼なじみに誘われて、小学生ぶりに、 地元の小さな神社での集まりに顔を出した。

        新しい自分?

          深呼吸しよう

          新しい街に来て、1ヶ月が経った。 今日も1日、無事に終わりますように。 明日は穏やかな1日を過ごせますように。 毎日そうやって、深呼吸しながら、 なんとか、乗り越えた。 次から次に2023年、ラスト1ヶ月が始まった。 1年の終わりが近づいて、 この1年を綺麗に締めくくろうと、 心がざわざわする。 身の回りの整理に時間を使えないまま、 散らかった仕事を片付けていく。 11月の終わり、自分の力不足と、 想像もしていなかったトラブルが続いて、 ずっと嫌な雰囲気だった。

          深呼吸しよう

          ありのままで

          毎日のように考えた。 考えて考えて出した答えは、 本当に正しいんだろうか。 もっといい答えがあるんじゃないか。 そんなことをしているうちに、秋が終わった。 やりたいこと私が人生を通してやりたいことって・・? 思えば9年前、中学3年の頃からずっとこの問いがずっと頭の片隅にある。 大学進学、サークル入会、就活とか、 色んなタイミングで、 「よしこれだ!」って決断してきた。 でもだいたい2年くらいのスパンで、 「これでよかったんだっけ?」とわからなくなる その中でずっ

          ありのままで

          優柔不断とやけくそ

          色んなことを考え過ぎて、 考えなきゃいけないことがあまりにも多くて、 処理できないまま、時間に置いていかれた。 9月の「あっという間」とはまた違う種類の、 儚くて悔しい「あっという間」な日々。 島出張10月の一大憂鬱イベント、島出張。 朝4時に起きて7時前の飛行機に乗った。 もうその時点で、コンディションは最悪だった。 どんなに憂鬱なことも、意外と始まってみれば大したことなかったりするけど、今回ばかりはそう思えなかった。 色んな島を見渡せる展望台に行くと、 「ほら

          優柔不断とやけくそ

          「あっという間」

          平日も週末も、 仕事の時も休みの時も、 ひとりでいても、誰かといても。 今日ももう夜か。 今週ももう週末か。 今月ももう終わるね。 今年ももう秋になるね。 そんな言葉を言うことも聞くことも多くなった。 「あっという間」って、 ちょっと寂しいものだと思ってた。 誰かに会わないと私は「ひとり」が好きだ。 自分の思い通りに何だってできるし、 そもそも何もしなくたっていい。 せっかく休みなのに何もできなかったなあ、 なんて日常茶飯事だし、 そんな自分が嫌になることもあるけ

          「あっという間」

          夏色に染まるワタシ

          夏のピークを追いかけた7月とは違って、 「夏」をめいっぱい感じて染まった8月。 パソコンに向かう平日のモヤモヤを、 夏の日差しで洗い流そうとした。 アイデアくらいは気楽に1年前、プロモーションの部署に配属されてから、ずっと克服できなかったアイデア出し。 「社内ブレスト」という文字がある週は、 分かりやすく憂鬱になる。 慣れてきたのか、 最近はアイデアを考える時間が楽しい。 1人で頭を抱えて、周りに認められる完成度の高いアイデアをつくり出そうとすることをやめて、チーム

          夏色に染まるワタシ

          夏のピークを追いかける

          ドタバタな1ヶ月。 夏なのに、あっという間に日が沈む。 毎日、今日を乗り切ることで必死だった。 始まりは週末7月は週末から始まった。 前日までの仕事の疲れが抜けなくて せっかくの週末はほとんど睡眠時間になった。 そういえば、社会人2年目になってから、 こんな週末が増えた。 単なる疲れのせいか、年齢のせいか、 いつまでも体が重い時がある。 少し気分転換に買い物でもしようと思って 家を出てみる。 2時間くらい、色んなお店を見たけど、 来週の仕事が気がかりだったから

          夏のピークを追いかける

          梅雨はジェットコースター

          大人になればなるほど、 苦手になる季節、梅雨。 天気に左右される日々で、 毎日身体が重く感じた。 失くした鍵が教えてくれたこと一人暮らしを始めて6年目。 初めて家の鍵を失くした。 どこで落としたのかも分からない。 思い返してみても思い出せなくて途方に暮れる。 人生一、情けない日曜の夜だった。 夜勤中だった親に連絡して、 次の日の午前中には合鍵を届けてくれることになったけど、それまで、仕事ができない。 恥ずかしさとちゃんとしなきゃという気持ちの狭間で、仕事のLIN

          梅雨はジェットコースター

          5月の気分は晴れ

          1年前とは違った5月。 暇を持て余すことも、 5月病になることもない。 でも、仕事ばかりの日々というわけでもなく、 やりたいこともできた。 会いたい人にも会えた。 一言でいえば、清々しい。 5月はそんな感じだった。 慌ただしいGW前半何も仕事の予定がなかったら休もう。 そう思っていた5月初め。 周りのキラキラしたSNSを横目に、 結局PCと睨めっこの2日間を過ごした。 ちょっと前に痛めた腰が、 確かに悪化しているのを感じながら、 いつか治るだろう。と放置していた

          5月の気分は晴れ

          4月の変化

          1日があっという間に過ぎていく。 ああもう明日から仕事か。そう呟く日曜の夜。 でも気づいたら金曜の夜を迎えている。 4月はそんな日々だった。 桜ってちょうどいい3月末から、 少しずつ世の中がお花見ムードになっていた。 4月の最初の週末、初めて金沢に行った。 ちょうど桜が満開を迎えていた。 たくさんの人がいた。 たくさんの人が、足を止めて桜を見ている。 正直、少し前まで桜の良さがわからなかった。 花粉症もあって、花見とは疎遠だし。 でもさすがに。 満開すぎて、嫌で

          4月の変化

          社会人1年目の終わりに思うこと。

          去年の3月31日、社会人になることが怖かった。 不安で仕方なかったあの日から、 今日でもう1年。 この先社会人としての人生は長い。 だからこそ、1年目で感じたことや気づいたことを書き残しておきたいと思った。 心配性は、長所だったあの日の不安は、 新しい環境に対する怖さでもあり、 心配性すぎることからきているものでもあった。 どんなに小さなことでも、 これでいいのか不安になったり、 自分のことじゃなくても、 自分のことみたいに気にしてしまったり、 昔から心配性すぎる自

          社会人1年目の終わりに思うこと。

          思い出す、3月。

          2月のランナーズハイ状態から、 少しずついつもの日々が戻ってくる。 知らない間に張り詰めていた気持ちが、 静かに緩んで、力が抜けていく。 1ヶ月ぶりの何もない休日2月の終わりから、3月の初めにかけて、 出張と休日出勤が続いた。 思えば学生のバイト以来の連勤だった。 どこかで気を抜いたら絶対に風邪引いちゃうな、と思いながら、 なんとか適度に気を抜きながら過ごした。 変なアドレナリンが出てくるから、 最後の方は疲れよりも、 もっと何かできることないかなって 考えるように

          思い出す、3月。

          2月はランナーズハイ

          気づいたら走ってた。 走り続けてた。 いつの間にこんなところまでって、 ハッとした時にはもう2月が終わる。 こんな1ヶ月だった、と いつもよりもうまく言葉にできないまま、 2月が終わる。 自分のことを考える時間が少なくて、 少し心地よく感じた。 また高知去年8月9月と立て続けに行った高知に、 また行った。 初めて冬に高知に行った。 秋と何も変わらなかった。 唯一変わったのは、 上司との飲みで自分の口から出る話題くらい。 不思議だけど、 上司の年次が上がれば上が

          2月はランナーズハイ