マガジンのカバー画像

コンテンツてんこもり

148
見たり、聞いたり、読んだり。 主に#コンテンツ会議 の記事をまとめています。
運営しているクリエイター

#ドラマ

川俣銀行で働きたい

今期の朝ドラ「エール」の放送が始まって、そろそろ一か月が経過する。

日本が生糸輸出量世界一となった明治42年、
急速に近代化がすすむ福島の老舗呉服屋に、
のちに多くの名曲を生み出すことになる作曲家・古山裕一が誕生する。

老舗の跡取りとして育てられた裕一だが、少々ぼんやりしていて、
周りには取り柄がない子どもだと思われていた。
しかし音楽に出会いその喜びに目覚めると、独学で作曲の才能を開花させて

もっとみる
なんで人は楽しい思い出だけで生きていけんのやろ

なんで人は楽しい思い出だけで生きていけんのやろ

放送が始まって、もうすぐ1か月が過ぎようとしているけれど。朝の連続テレビ小説「スカーレット」がすごく面白い。

戦後まもなく、大阪から滋賀・信楽にやってきた、絵が得意な女の子。名前は川原喜美子。両親と二人の妹との暮らしは貧しく、頑張り屋の喜美子は、幼いながらも一家の働き手だった。15歳になった喜美子は、大阪の下宿屋で女中として働きはじめる。大都会での暮らしと、個性豊かな下宿の人々との出会いは、喜美

もっとみる
世はまさに大コンサルタント探偵時代

世はまさに大コンサルタント探偵時代

いま、我が家ではちょっとした混乱が生じている。シャーロック・ホームズが3人もいるためだ。

まず、10月から始まったフジテレビの月9ドラマ。「シャーロック」

もともと見るつもりじゃなかったけれど、第一話が意外と面白かった。帰宅していて、だらっとみてしまう可能性が高い。

ディーン・フジオカさんがシャーロックホームズ。岩田剛典さんがワトソン。東京が舞台だし、ホームズというよりも男性二人のペアといえ

もっとみる

わが家に「なつぞら」がやってきた。

本当のところをいうと、「見なくてもいいな」と考えていた。3月末に最終回をむかえた「まんぷく」の余韻が強く残っていたことが大きな理由だ。

また、ひとつの物語を半年かけて見続けるには、おおげさかもしれないけれど、けっこうな覚悟が必要だ。見たり、見なかったりしながら、連続テレビ小説、いわゆる「朝ドラ」とは付き合っていくのがいいだろうと考えていた。

わたしは毎朝、八時には家を出ていく。「まんぷく」にか

もっとみる
恋の伏線は二年前から準備されていた。

恋の伏線は二年前から準備されていた。

動画配信サービスのU-NEXTを見ていたところ、「あなたにオススメ」と紹介されているタイトルに引っかかるものがあった。それは「2016年年の瀬変愛ドラマ おっさんずラブ」

2016年……? 「おっさんずラブ」は2018年上期の大ヒット作品じゃないの?
なにやら妙に気になって、動画の紹介文を読んでみた。
そこには「こんな恋愛、ゼッタイに憧れない⁉︎ 冷や汗タラリの変愛ドラマ」というコピーのもと三夜

もっとみる

おっさんずラブをみて、十数年前の彼の告白を思い出した。

最終回が放送された一週間後に、「U-NEXT」で配信されている「おっさんずラブ」を一気にみた。

話題になっていたのも知っていたし、ほぼ日の「春の連ドラチェック2018」でもイチオシされているのを見ていた。ただ、かなり盛り上がっているお祭りに途中から参加するのもなあ、と尻込みをして「なにかの機会があれば見てみればいいか」と一歩、距離を置いていた。

そんなときに、久しぶりに連絡を取った友人が猛烈に

もっとみる

家族ごっこはもう終わりよ

コンフィデンスマンJP 7話「家族編」、おもしろかったですね! いつもとはちょっと違うテイストだったのも、7話まで展開しているとちょっとしたスパイスにも感じられます。

それはそうと、みなさん! 脚本家の古沢良太さんがnoteに創作の裏話だとか、テーマを深掘りしたことを書かれてるんですよ!!

アカウントを見つけたときはびっくりしました。ただ、ちょっとネタバレになるので、見た回の内容から読まれる

もっとみる
伏線と小ネタについて

伏線と小ネタについて

先週から今週にかけて2018年冬ドラマが最終回をむかえていますね。

今クールのドラマ、結構見ていました。嵐の松本潤さんが主演の「99.9」、今日最終回をむかえる「anone」。

そして、なによりも「アンナチュラル」です。ひとつだけ後悔があって、「アンナチュラル」の第一話を見逃してしまったこと……! 悔やまれます。もともと「アンナチュラル」は見るつもりではなかったのですが、すごく評判が良くて「あ

もっとみる