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Toru Honda
2021年3月1日 19:55
2021年3月3日 21:10
一見して珍妙な形かつ絶妙なバランス。大正末期から昭和初期に作られたと思われる美女の顔付きのガラスコップ「顔グラス」。グラスの上に陶器でできた女性の蓋が載っていて、立体的な女性の口にストローを差し込んで、蓋をしたまま飲む趣向。 頬を赤らめたような女性の顔が妙に色っぽく、キスをせがむような女性の表情が洒落ています。なぜ、そこに顔が付いているのか。今だったら、まず商品化できないようなデザイン。大正
2021年3月4日 21:53
幻の逸品は、1920年代H.YAMADA製の「魔法箱」。本体は木箱で、前面に絵柄。洋装に身を包んだマジシャンの少女が左手に小銃を持ち、右手で扉の取っ手をつかんでいる姿が描かれています。また、箱のサイズは、高さ約26㎝で意外と大きく、取り付け箇所は、釘で各パーツを打ち付けています。 中を見る部分が一切ない作り。内部構造は不明ですが、ゼンマイ駆動。「チン」と涼しげな鐘の音が合図となり、少女が扉を
2021年2月25日 22:05
Facebookで6年連載している「北原コラム」より最高の夢人生 北原照久の世界番外1951 「数は力」を示す金言 北原コレクションの展示会と言えば、基本は、ボリューム展示。何らかのテーマで並べられたり、様々なジャンルであったり。おびただしい数のお宝が並ぶ光景は、圧巻。目にした人は一様に圧倒され、「ものすごくたくさんある」と目を丸くするでしょう。 コレクターの視点では、「ただ数が