見出し画像

子供を愛せないお母さん

セッションを受けてくれているお母さんに、
「子供を愛せない」
という方がいらっしゃいます。

こんにちは、小崎まきこです。

1.子供を愛せないのはホルモンバランス?

わたし自身は子供が一人なのですが、2人以上お子さんがいらっしゃるお母さんからよくご相談いただくのが、

「下の子が生まれてから、上の子がかわいくない」

ということ。

生まれたばかりの子供を守るために他は外敵とみなす、母性の強さだったり、ホルモンバランスの関係とも言われますが、

根底には、

「お母さんは子供を愛して当たり前」

という観念があると思います。

画像2

私も最初、
「上の子がかわいいと思えずイライラする。どうしても愛せない」

と悩むYさんに対して、

「どうしたらお客様が子供を愛せるようになるのか」

という視点でセッションを行っていました。

ですが、神の視点は全然別のものでした。


2.親だから愛さなければならないという気持ちを捨ててみよ

Yさんの悩みに対する、神の返事はこうでした。

一度、親だから愛さなければならないという気持ちを捨ててみよ。
自分を親という枠にはめてしまっている。

なんと、

「愛さなければならないという気持ちを捨ててみよ」

とのこと。



これには私もYさんもビックリしましたが、考えてみると、人は

「○○ねばならない」

という気持ちが強ければ強いほど、自分の首をしめる生き物。


「○○ねばならない」と思っているのに、そうできない自分に対して、否定の気持ちが強くなります。


自分の事を否定しているから、自分とよく似た性質をもつお子さんのことを受け入れられるはずもありません。


だからいったんYさんには、

「子供を愛さなければならない(=愛せない自分はおかしい)」

という思い込みから離れてもらうことにしました。

(手っ取り早く観念を浄化しました)

画像3


また、

1人で育てていると思うな。関わる者、出会う者、全ての環境が子供を育てている。自分がやらなければ、愛さなければ、そのように気張る必要はない。

と、自分の愛情100%で子供を満たさなくてもよい、という神の考えがみてとれました。

自分と旦那さんと、親と義両親とお友達と、先生と地域の人と、関わる全ての人たちの愛情で100%になればいいんです。

母一人の愛情で子供を満たさなければ、という前提をそもそも見直す必要があったんです。


3.セッション後のYさんの変化

他にも神の考えをいろいろとお伝えし、セッション後Yさんからこんなメッセージが届きました。

スクリーンショット 2021-01-26 15.13.26

ずーーーっと自分に問題があると思い、自分の心を整えることをがんばってきたYさん。

(セッション前に、自分の心を整えるマインド講座というものを受けてもらっていました)

「許可してもらって、ほっとしたし、吹っ切れた」

というYさんの言葉に、目指すべきゴールはここだったんだ、と私も気付かされました。


子育てにおいて直面するイライラやモヤモヤに対しては、自分に向き合うことで解消できることが多い。

という私のマインドの原点は変わりませんが、それ以前にYさんに必要だったのは、

「自分の心を癒して子供を愛せるようになること」ではなく、「子供を愛せない自分を許すこと」

だったんです。


Yさんはその後、お子さんとどういう親子関係を築いていくか?
という問いに、ご自身で答えを出されました。

スクリーンショット 2021-01-26 15.13.08


「子供は天からの預かりものである」

とマインド講座でお伝えしていたことを、実践しようと思われたようです。

子供は愛せないままだけれど、自分を成長させるためにやってきてくれた天からの預かりものだと思って接したら、イライラしなくなりました。

と、その後のセッションでも伝えてくれました。


4.子育ては自分を許すことの連続である

子育てにおいて直面する感情や出来事に対して、親は自分を許すことで乗り越えられることが多いです。

自分を許せるようになると、他人も許せるようになる。

温かい心で、優しい眼差しで相手を受け入れることができるようになる。

子供は、親の成長に一役かってくれているのです。

一所懸命自分たちと向き合い、成長していく親の姿から、子供たちもまた学ぶことは多いはずです。


私たちは常に自分を罰して生きていますが、それは茨の道を歩むようなもの。

その話に関しては長くなるので、またの機会に。


神的ワンポイントアドバイスやってます。
詳細はこちら👇


👉次に読むなら

あなたの悩みはなぜ繰り返すのか
行き詰まっている現状を打破するには

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?