macha_guerrilla

アランマーレ熱烈応援の元編集長。もっと面白いnoteの使い方無いかなあ…

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アランマーレ熱烈応援の元編集長。もっと面白いnoteの使い方無いかなあ…

マガジン

  • 「編集長のひとりごと sideアランチャ」

    山形県酒田市を本拠地に活動する女子バレーボールチーム「プレステージ・インターナショナル アランマーレ」を応援するブログ。元編集長が見たアランマーレを心のままに書き綴ります。

最近の記事

アランマーレ熱烈応援ブログ「編集長のひとりごと side アランチャ vol.23」

【Franchise Builder-君がしてくれたこと-】正直、堪えた2日間だった。 帰りの道中では「今日は書けないな」と思ったけど、やっぱりブログを書くことにした。 「いいときしか書かないのかよ」と外野に思われても別に何ともないけど・・・彼女たちは見てくれないかもしれないけれど・・・ こんな時だからこそ胸に去来するものがあるし、こんな時だからこそ伝えたい思いがある。 私が最も尊敬するバレーボーラーが、涙をこらえながら絞り出した言葉が疲れた脳裏に浮かんだとき、書かずには

    • アランマーレ熱烈応援ブログ「編集長のひとりごと side アランチャ vol.22」

      【Wonderful Day -雪に願いを-】今のアランマーレにとって一番の願いは、そりゃあV1初勝利だと思う。それは我々ファンも同じこと。 当たり前だが、V1のレベルはやはり高い。挑んでは跳ね返され続け、気が付けば1LEGは終わりを告げようとしている。 そんな中、今シーズン2回目のホームゲームである、12月一関大会が始まった。 水墨画のような最上峡を縫うように走り、雪の奥羽山脈を越えてやってきました一関。いつぞやの国体だか皇后杯予選以来だが、まあなんとかたどり着くことがで

      • アランマーレ熱烈応援ブログ「編集長のひとりごと side アランチャ vol.21」

        【Voice for Aranmare-背中を押すものとはー】「あらーんまーれ、ちゃっちゃっちゃちゃちゃ」 ひらがなで書くととっても可愛いけれど、4年前に国体記念体育館で聞いたそれは、そんな生易しいものではなかった。 そう、あれは地鳴り。 地の底から湧き上がってくるかのように姿を現しては中空に舞い上がり、空気を震わせ、国体のかまぼこ型の屋根に反射してコートに降り注ぐ。 アウェーチームにとってはまさに騒音、まさに邪魔もの、そして悪夢。 それを発する側にいなかった自分にとっては、

        • アランマーレ熱烈応援ブログ「編集長のひとりごと side アランチャ vol.20」

          【Never ending journey-終わりなき旅の途中でー】私は、今日の日を忘れることはないだろう。 7年間も望んで、焦がれて、待ち続けたことが現実となったのだから。 今でもまだ、夢のような気がしている。 でもこれは、まぎれもない現実。 遠く長岡の地で、彼女たちは成し遂げた。 歴史は、私の目の前で・・・確かに変わったのだ。 【DAY1 4/8 1点の重さ】 私は、アオーレ長岡という会場のことを、忘れることはないだろう。それは、いいことがあったからではない。 できれ

        アランマーレ熱烈応援ブログ「編集長のひとりごと side アランチャ vol.23」

        マガジン

        • 「編集長のひとりごと sideアランチャ」
          31本

        記事

          アランマーレ熱烈応援ブログ「編集長のひとりごと side アランチャ vol.19」

          【Last homegame-さよならじゃない-】祭りの後というのだろうか。今私は寂寥感に包まれている。アランマーレの今シーズン最後のホームゲーム、2月酒田大会が幕を閉じた。 この大会は、酒田のアランマーレファンにとって、さまざまな意味で特別なものだったと思う。 少なくとも自分には2つの意味があった。 終わった今、すこしやかましいタクタイルのメカニカルキーボードをコトコトと叩きながら、それを噛みしめている。 【国体をオレンジで埋め尽くしちゃったハナシ】 私は酒田市民で

          アランマーレ熱烈応援ブログ「編集長のひとりごと side アランチャ vol.19」

          おれたちのホームコート-国体-

          あと4時間で、アランマーレのホームゲームがはじまる。 このホームゲームは、今シーズンラスト。 そして、来年度改修で使えなくなる国体での、改修前ラストホームゲームでもある。 昨日そこに立ち、3時間立ちっぱなしでポスターを貼り、終わって座席に座ると、胸に迫るものがあった。 私たち酒田市民にとって、国体記念体育館は「市民体育館」でもある。酒田市における「ザ・体育館」なのだ。 国体ができたのは、平成4年のべにばな国体に合わせて。自分はその時高校3年生、少年の部の強化学年だった。この

          おれたちのホームコート-国体-

          アランマーレ熱烈応援ブログ「編集長のひとりごと side アランチャ vol.18」

          【Top runner’s pride-先行者の意地-】タイトルがスッと思い浮かばない記事って、その時点で自分的にはダメなんだけど。でも、書きます。目撃したからね・・・彼女たちの激闘を。苦しい戦いを。そして・・・初黒星を。 【DAY1 1/14 vs 大野石油広島オイラーズ】 2023年1月。アランマーレはホームゲームに帰ってきた。酒田でも天童でも負けていない。それどころかアウェーすべてで勝ち星を重ねて、鶴岡市でのホームゲームに「凱旋」した。会場は、小真木原体育館。酒田の

          アランマーレ熱烈応援ブログ「編集長のひとりごと side アランチャ vol.18」

          アランマーレ熱烈応援ブログ「編集長のひとりごと side アランチャ vol.17」

          【Shipmateー航海の仲間ー】本当にいろんなことがあった開幕2連戦を終えていま、自宅で写真と向かい合い、キーボードを叩きながら、この2日間を思い出していると、一つのキーワードが浮かんでくる。 今、私の脳裏に浮かぶ言葉、それは「仲間」である。 開幕である。V2リーグ女子が開幕する。昨年に続き、開幕戦イコール酒田でのホームゲーム。国体記念体育館で千葉、仙台との2連戦が行われる。今期の北原アランマーレが掲げるキーワードは「超超攻撃型」。素人だからよくわからないが、レフトとセ

          アランマーレ熱烈応援ブログ「編集長のひとりごと side アランチャ vol.17」

          アランマーレ熱烈応援ブログ「編集長のひとりごと side アランチャ vol.16」

          【Under pressure ー重圧との戦いー】【注】最初に。これは個人的なブログであって、別にオフィシャルとして書いているものではありません。私はその試合で印象的だった選手によくスポットを当てます。全員を平等に登場させるなんて写真の腕も持っていません。今回は特に一人の選手に思い入れて記事を書きました。それでも良ければ下記の文をお読みください。 わかりきっていたことである。今季初の公式戦。プレッシャーは内外から押し寄せる。「結果を残してリーグ戦に向けていい流れを作りたい」

          アランマーレ熱烈応援ブログ「編集長のひとりごと side アランチャ vol.16」

          アランマーレ熱烈応援ブログ「編集長のひとりごと side アランチャ vol.15」

          【Clap your hands!-届け!心のアランマーレコール-】 去年と同じ状況になってきた。何がって、あの忌々しい感染症の状況である。全国の感染者数は数万人を超え、山形県においても過去最高の感染者数を連日更新。しかもその最大の感染拡大地は庄内地方ときたもんだ。そんな中、鶴岡ホームゲームは開催を迎えた。庄内地方の2大都市のひとつである鶴岡市での開催は、チーム創設初・・・しかも去年はコロナで中止の憂き目に遭い、2年越しでの念願の開催となった。 そんな鶴岡大会・・・正直開催

          アランマーレ熱烈応援ブログ「編集長のひとりごと side アランチャ vol.15」

          アランマーレ熱烈応援ブログ「編集長のひとりごと side アランチャ vol.14」

          【Prepare to Victory-準備-】 東北地方に、冬がやってきた。市街地こそ積雪はないが、遠くに見える山並みは雪化粧を施し、さらに強い冬将軍の訪れを待っている。我らがアランマーレは今シーズン、絶好調。酒田ホームから始まった連勝を5まで伸ばし、臨んだ群馬銀行戦では、第1セットを奪う最高の出足を見せるも、その後ミスから崩れ、最後は1-3で今シーズン初黒星を喫した。悔しさを隠さない選手たちの横顔には、勝利への渇望がいまだ消えず、熱い闘志を燃やしたまま、今シーズン2回目の

          アランマーレ熱烈応援ブログ「編集長のひとりごと side アランチャ vol.14」

          アランマーレ熱烈応援ブログ「編集長のひとりごと side アランチャ vol.13」

          【Strike back-捲土重来―】読者の皆さん、ご無沙汰しております。ここに記事を最後に書いたのは、今年の2月。2月酒田大会のレポートでした。それから半年以上、本当にさまざまなことがありました。チームの体制も変わり、尊敬してやまない森寿実子さんも引退。そしてさらに深まるコロナ禍・・・私という筆者の気持ちも少なからず落ち込んでいたのだと思います。でも、時はその流れを止めることはなく、我らがアランマーレも、着々とシーズンに向けた準備を進めてきました。そして10月末、ついにV2

          アランマーレ熱烈応援ブログ「編集長のひとりごと side アランチャ vol.13」

          アランマーレ熱烈応援ブログ「編集長のひとりごと side アランチャ vol.12」

          【BURN-オレンジの炎―】スポーツと音楽って、相性がいいのではないかと思っている。練習前のリラックスタイムや個人的なワークアウトのお供に音楽を・・・という方は少なくないであろう。私はアランマーレの試合を見終わった後、写真の整理をしているときなどに、その試合を頭の中でプレーバックしていると、ふと音楽が浮かんでくることがある。それは時にポップなナンバーだったり、感傷的な曲だったりとさまざまだ。その時々のチームの状態、ゲームの内容、そして時期などによって音楽は変わる。今日、私の頭

          アランマーレ熱烈応援ブログ「編集長のひとりごと side アランチャ vol.12」

          アランマーレ熱烈応援ブログ「編集長のひとりごと side アランチャ vol.11」

          【Welcome Back ―おかえりー】 読者の皆さん、大変ご無沙汰しております。世間を騒がせ、苦しめ続けているコロナウイルスは、私という元記者からも、さまざまなものを奪っていきました。その最たるものは、取材機会。そして撮影機会。試合がないことには、こんなブログを書く意味もないわけで(笑)練習見学について書けばいいのかもしれませんが、公開しているとは言え、基本的にチームの戦略に関わることは、私という素人が書いた拙い文章とはいえ、その端からも外には漏らしたくないもの。特に今

          アランマーレ熱烈応援ブログ「編集長のひとりごと side アランチャ vol.11」

          アランマーレ熱烈応援ブログ「編集長のひとりごと side アランチャ vol.10」

          「一期一会」何かを言いたい。何か書きたい。そんな夜ってある。雑記ともまた違うから・・・あえてナンバリング記事として書こうと思う。 最初に言っておきますが、今回の記事は長いひとりごとのようなものです。そういうの嫌な方はここで引き返されることをお勧めします。 アランマーレの練習が再開され、見学も可能になったことは、すでにここで何回か書いた。そして自分が恥ずかしながら始まってから「皆勤」であることも。別に誇らしくもないし、自慢するようなことでもない。むしろ、はた目には「お前時間

          アランマーレ熱烈応援ブログ「編集長のひとりごと side アランチャ vol.10」

          アランマーレ熱烈応援ブログ「編集長のひとりごと side アランチャ」番外編【Another Name】Chapter-9

          第9回「高く舞い上がる天使」ざぁ~んこぉ~くな、てんしのよぉ~にぃ~♪ 天使である。何が天使なのか・・・私は当初理解できなかった。いや、実はいまだに理解しきれていない。国体記念体育館の「巨大選手名鑑」(当noteアカウントのトップバナーに写真あり)を昨年初めて制作し、体育館に貼りだしたのは今からちょうど一年前。そのころ、まだこの選手はアランマーレにはいなかった。その後の蔵王合宿において、私は初めてこの選手を見た。その選手とは・・・ 宮本菜月選手(#16)ポジション/オポジッ

          アランマーレ熱烈応援ブログ「編集長のひとりごと side アランチャ」番外編【Another Name】Chapter-9