記事一覧
35ミリレンズを使う
35ミリ相当の単焦点レンズを使ってみて、理解ってきた事がひとつある。
それはこの画角が
「何でも撮れるけど、何も撮らせない」
…ということだ。
特に考えるところもなく、シャッターを切ってみる。
すると、写った画像は散漫で、一体何を見せたいのかが分からない。
写せるけど、写らないレンズ。
勿論、目的意識をキチンと持った上での撮影なら、何が写っているのかは分かる。
しかし適当にレンズを向けて写すと
写真家って何でしょう?
最近は幾分マシになってきましたが
「プロなの?」と人に時々言われる事があります。
まず私は「写真を糧にしていない」ので、税法的にもプロじゃありません。
プロのカメラマンというポジションにはいない人です。
自分では「写真家」と名乗っています。
職では無いけど、複数存在するマイ・カテゴリーの中の一つとして。
「だったら写真愛好家で良いだろ?」という声も出ると思います。
…しかしそれは違うのです。