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【葬送のフリーレン】明確なテーマを繊細に描く良作

9月29日の金曜ロードショーで初回が放送されることで話題に!

作品のテーマは明確。
”人間を知る”
意味は作中で見えてくる仕立てなのも良かった!

でも、初回2時間じゃなくていい感はありますね。

話題の『葬送のフリーレン』について綴ります。

この記事はこんな方を対象にしています。
 ✅『葬送のフリーレン』が好きな方
 ✅『葬送のフリーレン』が気になる方


エルフが”人間を知る”物語

物語は魔王討伐が終わったところから始まる。

人に無関心のように描かれるエルフ・フリーレン。
一方で、困ってる人は誰でも助ける、The・勇者・ヒンメル。

序盤は、両者の価値観の違いが垣間見えた。
この差こそが、『葬送のフリーレン』のテーマなんだろう。
人間を知る=ヒンメルとの価値観の違いを知るってことなんでしょう。

人間同士でも難しいですからね。
種族が違えば、なおさら。

2人の違いが表現されたシーン

エイラ流星は50年に1度。
次(50年後)のエイラ流星を、もっとキレイに見える場所で見ようと言う、フリーレン。
それをみて笑う、ヒンメル。

魔王城で拾って、ヒンメルに託した暗黒竜の角。
ヒンメル「片時も忘れたことはない、いつかこうして君に返すものだった。」
フリーレン「そんな大層なものじゃないんだけどな。」

魔王城の思い出、約束への気持ちがだいぶ違う。

違いを生んでいたのは時間感覚

フリーレンはエルフで長寿命。
長寿命がゆえに時間、ひいては他人とその思い出に対する考え方がヒンメルとは大きく異なる。

話が進むと、これが少しずつ見えてきて楽しかったですね。

人への関心が薄い訳ではなく、時間感覚が違う。

作品全体で時間軸がポイントになってそう。
『不滅のあなたへ』に似てますね。

実は仲間思いのフリーレン

ぶどうを酸っぱくする魔法が登場する。
何それ?って思ってたが、ちゃんと意味がありましたね。

アイゼンはぶどう、特に酸っぱいぶどうが好き。
アイゼンが喜ぶから、ぶどうを酸っぱくする魔法を収集したんでしょうね。

人柄に関するエピソードは、第3話がお気に入り。
ネタバレはやめておこう。

ぜひ、あなたの目と心で鑑賞してください!

オープニングラストのエモさ

1話で70年経過。
エイラ流星で50年+ヒンメル死後20年経過してハイター訪問。

2話以降は時間の流れがゆっくり。
10年も経過していない。

↑も意識すると、オープニングがエモい。

前方にヒンメル・ハイター・アイゼン。
後方に、フェルン・シュタルク。

オープニングのラストに、フリーレンを軸にして重なる。

うぅ~ん、エモい!!!

初回2時間じゃなくても良かったか?!

金曜ロードショーなので2時間の映画形式かと思ったら、30分×4で放送したようですね。毎回OPとEDあり。

ただ、金曜ロードショーで初回2時間にする必要性はあまり感じなかった。
どうしても、『推しの子』と比較してしまう。

4話でようやく旅の目的地が決まり、ストーリーの骨子がわかる。
そこまで一気に放送して、脱落者を減らしたいって意図だとは思うが…

↓でも骨子知りたくなるとは書きました。

でも、『葬送のフリーレン』は世界観やら雰囲気で引き込む作品。

この作品に惹かれる人は、週1で1~4話まで放送されても観続けてる気もする。

『推しの子』第1話が秀逸すぎた

『推しの子』を初回90分の冒頭30分だけ放送していると、ほぼ確実に脱落する人はいただろう。
自分もその1人かも。

本当に秀逸な第1話でしたからね!
どうしても、『推しの子』と比較してしまう。

『推しの子』の第1話と比べると、『葬送のフリーレン』は初回に本当に2時間が必要だったか、疑問は残ってしまう。

まとめ

話題の『葬送のフリーレン』について綴ってみた。

✅エルフが”人間を知る”物語
✅人への関心が薄い訳ではなく、時間感覚が違う。
✅『推しの子』よりも長尺初回の意味は低いか。

『不滅のあなたへ』みたいに、フリーレンを取り巻くキャラは代わっていくんでしょうかね。
この後の展開が楽しみですね!


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