Y.Nishikawa

電子部品メーカーに勤めるエンジニア。 大器晩成型と信じ、着々と坂を登ることに喜びを感じ…

Y.Nishikawa

電子部品メーカーに勤めるエンジニア。 大器晩成型と信じ、着々と坂を登ることに喜びを感じる日々。 いつか次世代リーダーと呼ばれる日を夢見て。

記事一覧

196冊目:バカと無知

感想バカは学べない、無知は悪いことではなく学ぼうという姿勢を持つことが大切、ということだろう。 誰でも自分は平均以上だなと思うことは一つはあるかもしれない。その…

Y.Nishikawa
5か月前

195冊目:仮面病棟

感想映画化された本作品。臓器移植というキーワードに対し、こういった闇ビジネスをリアリティに感じられる作品に新鮮さを覚えた。 始まりの手術の段階から既に違和感があ…

Y.Nishikawa
5か月前
2

194冊目:閉じこもるインターネット

感想パーソナライゼーションは個人にとって高揚する情報が集まり、自身の考えが正しいというバイアスを働かせ、イノベーションに必要なセレンディピティを阻害するなど、危…

Y.Nishikawa
5か月前
2

193冊目:経営者とは

感想VUCAやロシア&ウクライナ問題、米中の貿易摩擦など景気に良くないことを並べるとキリがないだろう。つまり世の中には言い訳する口実は山のようにあり、それで努力を怠…

Y.Nishikawa
5か月前
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192冊目:硝子の塔の殺人

感想久々にAudiobookを再開し、その第一弾に選択。ミステリーはコナンや金田一などマンガばかりのため、ミステリー小説はこれが初かもしれない。 あらゆるミステリー小説…

Y.Nishikawa
5か月前
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191冊目:ピーター・ティール

感想新たなプロジェクトを始動するうえで必要なのは、仲間を見つけることだと思っており、上記内容には同意する。ただ信頼や信用というのは簡単に崩れやすい。特に現代人は…

Y.Nishikawa
6か月前

190冊目:22世紀の民主主義

感想民主主義は国民に権力があり、自分も昔はそうなって当然だろうと思っていたが、劣化が起きるというのはまさにそうだなと感じている。SNSなど情報社会が進化した結果、…

Y.Nishikawa
6か月前
1

189冊目:両利きの経営

感想両利きの経営をするため、既存事業の汚染を防ぐよう探索部門を確立する企業が増えてきたと感じる。ただ、スケーリング段階の軋轢以前に、両者が接点を持つことなく日々…

Y.Nishikawa
6か月前
2

188冊目:破壊的イノベーションの起こし方

感想本自体は新規事業に取り組む人なら目新しさを感じないであろう内容であった。デザイン思考に欠かせない思考法は、端的にいうと常識や通説を疑うところからスタートし、…

Y.Nishikawa
6か月前
1

187冊目:人生の優先順位を明確にする 1分マインドフルネス

感想マインドフルネスで良いとされる運動や呼吸はやっているが、継続性に乏しく、ポツポツとやらない日が存在しており、まずは変化を実感できるようやらない日を減らすとこ…

Y.Nishikawa
6か月前

186冊目:最高の結果を出すKPIマネジメント

感想会社全体のKGI(最終的な目標数値)は究極的には利益とある。 利益や売上は方針説明でも必ず出てくるが、その最終的な目標数値を組織として、個人として、どう達成する…

Y.Nishikawa
6か月前
2

185冊目:グッド・ライフ

感想100年前に遡ると1923年には関東大震災があり、翌年から帝都復興に向けてインフラ整備などが急ピッチに進んでいた時代である。この時から時代は随分進歩しているが、今…

Y.Nishikawa
6か月前

184冊目:運転者

感想プラス思考は、プラスにならない状況をどれだけ経験し、その度に冷静になって、これは何か意味があって自分に起きているのではないか?と考え始めると、今まで考えもし…

Y.Nishikawa
6か月前

183冊目:アタマがみるみるシャープになる!脳の強化書

感想・仕事上の区切りを意図的に作る →未来のTo doリスト作成をする ・寝る前に必ず3つのことを記録する →ジャーナリング ・必ず10分間の昼寝をする →昼寝グッズを購…

Y.Nishikawa
7か月前
1

182冊目:大衆の反逆

感想90年以上も前の本とは思えないが、逆に人間の本質はそれほど変わっていないということだろうか。 大衆は非凡のものどころか、一般的ではないものに対する排除をする傾…

Y.Nishikawa
7か月前
1

181冊目:利己的な遺伝子

感想「遺伝子はあくまで利己的にふるまう」というのは別に利他的であることを否定しているわけではなく、自身のWILLを実現したいという個人の欲求と思えば当然だと思えるし…

Y.Nishikawa
7か月前
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196冊目:バカと無知

196冊目:バカと無知

感想バカは学べない、無知は悪いことではなく学ぼうという姿勢を持つことが大切、ということだろう。

誰でも自分は平均以上だなと思うことは一つはあるかもしれない。そのため、バカは人をバカだとディスる人も、バカである可能性は高いわけである。そもそも全知全能な人間はこの世にはおらず、Wikipediaもそんな人が作ったため誤った情報は含んでいる。つまり、無知であることを自覚したなら学ぶこと、それも多角的に

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195冊目:仮面病棟

195冊目:仮面病棟

感想映画化された本作品。臓器移植というキーワードに対し、こういった闇ビジネスをリアリティに感じられる作品に新鮮さを覚えた。

始まりの手術の段階から既に違和感がある中でピエロの本当の目的に至るまではそこまで驚きのあるシナリオではなかった。ただ、事件後の真実が明らかになって以降、真犯人の憤りの大きさと行動には目を見張るものがあった。被害者が親しき関係で復讐に燃える犯人というのはよくあるが、被害者自身

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194冊目:閉じこもるインターネット

194冊目:閉じこもるインターネット

感想パーソナライゼーションは個人にとって高揚する情報が集まり、自身の考えが正しいというバイアスを働かせ、イノベーションに必要なセレンディピティを阻害するなど、危険性を孕んでおり、その麻薬中毒のような効果から抜け出せない人は増加の一途を辿っているだろう。

火のないところに煙は立たないというが、現代においてはフェイクニュースで火を起こすことは容易であり、ネットワークという張り巡らされた網目で至る所に

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193冊目:経営者とは

193冊目:経営者とは

感想VUCAやロシア&ウクライナ問題、米中の貿易摩擦など景気に良くないことを並べるとキリがないだろう。つまり世の中には言い訳する口実は山のようにあり、それで努力を怠る人・組織・会社から衰退していくのだろう。
これは経営者というより、個々が怠らず行動をすることが必要だと考える。

ずっとそのポジションにいる人はそこに適性がないこともあり得るが、そこで更なる努力を積み重ねているのだろうか。そういう人た

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192冊目:硝子の塔の殺人

192冊目:硝子の塔の殺人

感想久々にAudiobookを再開し、その第一弾に選択。ミステリーはコナンや金田一などマンガばかりのため、ミステリー小説はこれが初かもしれない。

あらゆるミステリー小説のオマージュというのを感じさせるくらい、小説内に多くの過去作品の情報が入っており、ミステリー好きには共感を得るかもしれないと感じた。

設定はまさに金田一のようなクローズドサークルで連続殺人事件が発生、第一の事件は古畑任三郎のよう

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191冊目:ピーター・ティール

191冊目:ピーター・ティール

感想新たなプロジェクトを始動するうえで必要なのは、仲間を見つけることだと思っており、上記内容には同意する。ただ信頼や信用というのは簡単に崩れやすい。特に現代人は多数のタスクを抱えるため、それらをこなしながら新たなことを始めると、スケジュールが破綻しやすい。また、仲間を増やすには言語化や見える化が出来ないと相手にきちんと伝わらないこともある。
競争は誰もしたくない、だからこそ回避できるアイデアを見つ

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190冊目:22世紀の民主主義

190冊目:22世紀の民主主義

感想民主主義は国民に権力があり、自分も昔はそうなって当然だろうと思っていたが、劣化が起きるというのはまさにそうだなと感じている。SNSなど情報社会が進化した結果、一個人でも多くの情報に触れて考え方がそれぞれ異なるため、ベクトルの向きが多様になって推進力は鈍る、つまり経済成長が鈍化してもおかしくはないと考える。

一方でドラマ「リーガルハイ」であった民意とは?の回で、善良な市民が間違いを犯した者を袋

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189冊目:両利きの経営

189冊目:両利きの経営

感想両利きの経営をするため、既存事業の汚染を防ぐよう探索部門を確立する企業が増えてきたと感じる。ただ、スケーリング段階の軋轢以前に、両者が接点を持つことなく日々業務をすることが多いのではないだろうか。
両者が接点を持つことで会社が持つ力が存分に発揮することが可能になると考える。そのために共通のアイデンティティを持つことが必要とあるが、交通の理念や社是があったとしても、両者の関係を深めることは難しい

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188冊目:破壊的イノベーションの起こし方

188冊目:破壊的イノベーションの起こし方

感想本自体は新規事業に取り組む人なら目新しさを感じないであろう内容であった。デザイン思考に欠かせない思考法は、端的にいうと常識や通説を疑うところからスタートし、ありたい姿はなんだろうと考えることだろうか。

新規事業を成功させることは難しいが、成功している人は必ずこの世界にいる。成功事例の情報を整理し、どういったニーズに対してどんなソリューションを当てたのか、を複数自分の脳内の棚に保有しておけると

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187冊目:人生の優先順位を明確にする 1分マインドフルネス

187冊目:人生の優先順位を明確にする 1分マインドフルネス

感想マインドフルネスで良いとされる運動や呼吸はやっているが、継続性に乏しく、ポツポツとやらない日が存在しており、まずは変化を実感できるようやらない日を減らすところから心がけるため、Streaksで記録する習慣を継続しよう。

ジャーナリングは今年になってからやっているが、まだ日記のようにその日の出来事や感想に留まっている。今抱いている感情や悩み事、やらなければいけないことなど、頭に思い浮かんだこと

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186冊目:最高の結果を出すKPIマネジメント

186冊目:最高の結果を出すKPIマネジメント

感想会社全体のKGI(最終的な目標数値)は究極的には利益とある。
利益や売上は方針説明でも必ず出てくるが、その最終的な目標数値を組織として、個人として、どう達成するか、を言語化できていないことが多いように感じる。ステップ1の「KGIの確認」はできており、ステップ2の「現状とのギャップの確認」これが弱いのが原因と考える。

例えば、前年比の10%利益を上げるとする場合、もし売上が同じなら費用をその分

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185冊目:グッド・ライフ

185冊目:グッド・ライフ

感想100年前に遡ると1923年には関東大震災があり、翌年から帝都復興に向けてインフラ整備などが急ピッチに進んでいた時代である。この時から時代は随分進歩しているが、今年早々に発生した輪島市の地震を見ていると、人とのつながりによって、助け合う光景はどれだけ時代が変わっても変わらず見れるのと思うし、そういう世の中であって欲しいと願う。

どれだけAIが進歩しても、そこには人と人のつながりがあるだろう。

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184冊目:運転者

184冊目:運転者

感想プラス思考は、プラスにならない状況をどれだけ経験し、その度に冷静になって、これは何か意味があって自分に起きているのではないか?と考え始めると、今まで考えもしなかった発想が浮かび、気づくとピンチがチャンスに変わっている経験が何度かある。

ターニングポイントはいつどんな時に起きるかは読めないが、追々ポイントが返ってくるよう、今この瞬間に誰かの幸せのために時間を使う、ようにすることは可能である。

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183冊目:アタマがみるみるシャープになる!脳の強化書

183冊目:アタマがみるみるシャープになる!脳の強化書

感想・仕事上の区切りを意図的に作る →未来のTo doリスト作成をする
・寝る前に必ず3つのことを記録する →ジャーナリング
・必ず10分間の昼寝をする →昼寝グッズを購入する

・何があっても怒らない、と唱える →リズムケアによる管理
・褒めノートを作る →ジャーナリング

メモ■脳は死ぬまで成長する。「脳の成人式」は30歳で、20代〜40代は脳の「個性化」が進む成長期だ。

■思考力高まると、

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182冊目:大衆の反逆

182冊目:大衆の反逆

感想90年以上も前の本とは思えないが、逆に人間の本質はそれほど変わっていないということだろうか。

大衆は非凡のものどころか、一般的ではないものに対する排除をする傾向で、最近ではSNSによる言葉の暴力がよく問題視されている。明かな妄言でなくとも、例えば新たな挑戦を掲げるスポーツ選手に、そんなのは無理だ、もっと〜すべきだ、と評論家のように意見を述べるのもそうだろう。自分が正しい存在だ、というバイアス

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181冊目:利己的な遺伝子

181冊目:利己的な遺伝子

感想「遺伝子はあくまで利己的にふるまう」というのは別に利他的であることを否定しているわけではなく、自身のWILLを実現したいという個人の欲求と思えば当然だと思えるし、実現をするには一人では成し遂げれないことが多く、手を取り合うことや仲間を作ることにつながっていると考える。

自己複製子の特徴として「長生き」「コピーの速さ」「コピーの正確性」とあるが、これはSFで見られるAIによって支配されるのでは

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