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195冊目:仮面病棟

感想

映画化された本作品。臓器移植というキーワードに対し、こういった闇ビジネスをリアリティに感じられる作品に新鮮さを覚えた。

始まりの手術の段階から既に違和感がある中でピエロの本当の目的に至るまではそこまで驚きのあるシナリオではなかった。ただ、事件後の真実が明らかになって以降、真犯人の憤りの大きさと行動には目を見張るものがあった。被害者が親しき関係で復讐に燃える犯人というのはよくあるが、被害者自身が生きているというのはあまり見ないケースで楽しめた。

少しミステリーにハマってきたので、今後もこのジャンルで聞いていこう。


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