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184冊目:運転者

感想

運転手は「自分の人生でどんなことが起こっても、それが自分の人生に必要だから起こった大切な経験だと思えること」が本当のプラス思考と考える。

プラス思考は、プラスにならない状況をどれだけ経験し、その度に冷静になって、これは何か意味があって自分に起きているのではないか?と考え始めると、今まで考えもしなかった発想が浮かび、気づくとピンチがチャンスに変わっている経験が何度かある。

ターニングポイントはいつどんな時に起きるかは読めないが、追々ポイントが返ってくるよう、今この瞬間に誰かの幸せのために時間を使う、ようにすることは可能である。

noteで記事を書く人も、別に日記など個人的なメモのように使っても良いものをあえて記事として公開することで、それが誰かの役に立ったり、誰かの幸せにつながっていると考える。

「誰か」というのがポイントであり、それは「誰でも」できること。あとは自分から行動を起こすかどうか、が自分の役割を全うできるかだろう。

メモ

■上機嫌でいると、運を劇的に変える瞬間を捉えられる。損得ではなく、未知のものに「面白そう」と興味を持つと、幸せの種を見つけられる。

■人生のターニングポイントはちょっとした変化しか感じられない。種が育ち、収穫できるまでには時間がかかる。

■運はポイントカード。貯めないと使えない。誰かの幸せのために時間を使い、してあげたこととしてもらったことの差が運として貯まる。

■努力が報われないことは絶対ない。人生は延々と続く命の物語の一部であり、次の世代がいい時代を生きられるよう運を貯めることが自分たちの役割だ。

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