183冊目：アタマがみるみるシャープになる!脳の強化書

感想

脳の強化書 / アタマがみるみるシャープになる! | 本の要約サイト flier(フライヤー)

思考系脳番地は、思考や意欲をつかさどる前頭葉の部分に位置する。ここには「こうなりたい」と強く望んだり、集中力を強くしたりする機能が集中している。

・仕事上の区切りを意図的に作る　→未来のTo doリスト作成をする
・寝る前に必ず3つのことを記録する　→ジャーナリング
・必ず10分間の昼寝をする　→昼寝グッズを購入する

感情系脳番地と思考系脳番地は、たとえるならばガスバーナー(感情系)とお湯が入ったやかん(思考系)のような相関関係にある。ガスをつければお湯が沸き、切ったら冷めて湯温が下がる。つまり、思考を盛り上げたいなら感情を高ぶらせ、冷静に考えたければ感情を抑えなければならない。感情系脳番地を鍛えて穏やかな気持ちでいられれば、思考も安定させることができるのである。

・何があっても怒らない、と唱える　→リズムケアによる管理
・褒めノートを作る　→ジャーナリング

メモ

■脳は死ぬまで成長する。「脳の成人式」は30歳で、20代〜40代は脳の「個性化」が進む成長期だ。

■思考力高まると、記憶力を低下させていた海馬の働きも回復し、元の状態に戻っていく。

■同じような働きをする脳細胞集団を「脳番地」と名付ける。脳番地は思考系、感情系、伝達系、理解系、運動系、聴覚系、視覚系、記憶系の8つに分けられる。

■脳番地同士が連携すると、脳機能は強化される。特に「休眠中」の脳番地を刺激すると、これまで発揮できなかった能力が開花する。