【005】不動産会社がLステップを使って出来ること8選(具体的な活用方法あり)
最近、少しずつ不動産会社が公式LINEを導入しているケースが増えてきましたが、ほとんどの不動産会社はLステップ導入までに至っていません。
恐らくですが、「公式LINEとLステップの違いがわからない」「そもそもLステップで何が出来るのか知らない」という事が大きな理由だと感じます。
今回は、自社アカウントにLステップを導入している私が不動産会社目線で「Lステップで出来ること8選」を解説します。
ほとんどの場合、導入した方がよい結果になりますが、まずは情報収集しないことには行動も難しいですよね。
・公式LINEは導入しているけどLステップは知らない
・Lステップに興味ある
・こんな情報を待っていた
上記に該当する不動産会社の方はぜひ最後までご覧ください。
公式LINEで出来ること8選
では、Lステップについて説明する前に、そもそも公式LINEで出来ることについてお伝えします。
あいさつメッセージ
リッチメニュー
様々な配信設定
抽選月クーポン
リサーチ
セグメント配信
友だち追加広告
個別(1to1)トーク
まずは公式LINEから極めていくという考えもありますし、やりたいこと次第では公式LINEだけで完結することもあります。
詳しくは下記記事にて説明しているので、こちらをご覧ください。
Lステップで出来ること8選
では、ここからは具体的に不動産会社がLステップを活用したら何が出来るのか?について具体的に解説します。
Lステップは一番安いプランで月額2,980円です。
この中で1つでも良いなと思ったら、導入する価値があるので、参考にしてください。
1.ステップ配信
まず1つ目は「ステップ配信」です。
Lステップという名称なだけであって、ステップ配信が可能です。
ただ、実はステップ配信は公式LINEでも送れます。
ですが、下記に書いたように同じステップ配信ではありますが、性能が全然違います。
不動産会社の活用方法
不動産会社はお客様とのやり取りが非常に細かいです。
そのため、お客様の状態によってステップ配信が送れたらカスタマイズされた内容になるので、成約率が上がります。
特に来店予約時には来店前にステップ配信で教育することが有効です。
来店前に「不動産知識」「不動産の流れ」「自社について」「他社との違い」「営業マンについて」など事前に伝えておきたい内容を送ることで成約率が上がります。
しかも来店予約されているので、多くの場合はブロックせずに内容を見てくれます。
しっかりとLステップを活用することで「あなたにお願いしたい」という状況を意図的に作り出すことが可能になります。
Lステップの場合は、友だち追加時に送ることができる
公式LINEは細かい時間設定が出来ない(分単位で設定できる)
2.セグメント配信
2つ目は「セグメント配信」です。
これも実は公式LINEでも可能ですが、Lステップではすごく細かく分けることが可能です。
〇〇をタップした人だけ
セミナーに参加してもらった人だけ
3月に来店してもらった人だけ
成約前の人だけ
来店してもらった人だけ
このように細かく設定できるということは、お客様にとって「私に送ってもらってる」と伝えることが出来ます。
不動産会社の活用方法
セグメント配信を活用すれば、以下のようなことも可能です。
3.顧客管理
3つ目は「顧客管理」です。
Lステップを導入すれば、友だち追加された瞬間に「誰が登録したのかわかる」ようになります。
公式LINEだけでは、友だち追加されても相手からアクション(メッセージやスタンプ)などがないとわからないですよね?
管理画面で確認するために、賃貸の営業マンは電話やメールでこのようなことをやっています。
1人だけであればよいですが、賃貸会社の場合、1ヶ月で数十人から数百人の追加があります。
その手間だけでもかなり大変なので、この部分だけでLステップ導入の価値があります。
不動産会社の活用方法
Lステップにはアンケート回答時に名前を記入してもらったら、自動で本名が追加される仕組みもあります。
その他にも、予算・間取り・引越時期なども自動追加可能です。
不動産会社が顧客管理機能を活用すれば、他のツールは不要かつ自動で顧客管理が可能になります。
4.チャットボット
4つ目は「チャットボット」です。
こちらについても公式LINEの自動応答機能を使えば代用出来ます。
ただ、Lステップでは使い方次第で「ガチャ」「おみくじ」「診断」などの機能をつけることができます。
結局、LINEに友だち追加してもらっても忘れられたら意味がないです。
毎日ログインしてもらう施策として、チャットボットを活用するのが良いです。
不動産会社の活用方法
このチャットボット機能を不動産会社が活用するためには、このような施策が考えられます。
不動産売却適性診断
賃貸予算診断
ポイント制度
ポイント制度は、不動産知識の動画などを見てもらい、それに応じてポイントを付与。そのポイントで仲介手数料の割引適用させるなどの施策です。
勉強すればするほど、教育されますし、せっかくのポイントを使いたい心理が働くので「他社に依頼する選択が消える」確率が上がります。
5.回答フォーム
5つ目は「回答フォーム」です。
この回答フォーム機能はLステップの中でも非常に使えるものです。
公式LINEでアンケートを取ろうと思ったら「手動で入力してもらう」「Googleアンケートに飛ばす」などになります。
Lステップであれば、Lステップ内でアンケート回収が可能になりますし、先程の顧客管理の自動紐づけも出来ます。
更にこの回答フォームを上手に活用すれば、見やすいアンケートに仕上げることも可能です。
不動産会社の活用方法
回答フォームは本当に様々なことが出来るのですが、今回は一部お伝えします。
回答フォームの機能を上手に活用すれば、記事を載せることも出来ます。
本当に様々あるので、こんな事は出来る?というご質問があればLINEよりお気軽にご相談ください。
6.スコアリング
6つ目は「スコアリング」です。
このスコアリング機能は非常に秀逸です。
公式LINEだけでは、たとえ友だち追加されてやり取りしていても、そのお客様の温度感まではわからないです。
ただ、このスコアリング機能は「リッチメニューをタップしたら1点追加」「アンケートに回答してくれたら5点」など一人ひとりにスコアをつけることが出来ます。
リッチメニューを触っている回数が高いと「興味を持っている」「相談したいと思っている」など温度感が高いと判断が出来るようになります。
不動産会社の活用方法
例えば、スコア50点になったら「不動産でお困り事があれば何でも相談してくださいね」「よかったら無料相談があるのでどうですか?」などおくることも可能です。
公式LINEの通数が減ったので、熱量の高い人を自動で教育していき、熱い方には手動で対応するなどで効率よく業務していきましょう。
7.セグメントリッチメニュー(スタンダードプラン以上)
7つ目は「セグメントリッチメニュー」です。
ただ、この機能はすごく使えるので、セグメントリッチメニューのためだけにプランを上げる方もいます。
簡単に説明すると「友だちや条件に応じてリッチメニューを切替が出来る」という機能です。
このリッチメニューを作成すれば、自ずとリッチメニューに触れてもらう機会が増えてスコアも上がります。
その結果「〇〇不動産に依頼しよう」となる確率が上がります。
不動産会社の活用方法
不動産会社は、1人のお客様とお付き合いする期間が非常に長いです。
そのため、状況に応じてリッチメニューを変えてあげたらかなり管理もしやすくなります。
ここまでこだわって作成すれば、お客様の手間も省けるので必然と紹介も増えていきます。
8.流入経路分析(プロプランのみ)
8つ目は「流入経路分析」です。
友だち追加の施策をする際に、広告を使ったり勉強会などを開催することもあります。
その場所に応じてURLリンクを作ることが出来ます。
その結果、どこの媒体からどのくらい流入しているか調べることができるということです。
細かく分析をしたり、〇〇から入ってきた人にはこの文言やリッチメニューを設置したいなど細かいことを行いたい場合に有効です。
※当社もプロプランを使っています
不動産会社の活用方法
流入経路分析では、様々な事が出来ますので、一部紹介します。
想像以上にいろいろな事が出来るので、色々と試してみるのが良いです。
まとめ
今回は「不動産会社がLステップで出来ること8選」という内容で解説しました。
ステップ配信
セグメント配信
顧客管理
チャットボット
回答フォーム
スコアリング
セグメントリッチメニュー
流入経路分析
Lステップは本当に不動産会社にとって魅力的な機能が備わっています。
1−6についてはスタートプラン(月額2,980円)でも出来るので、公式LINEのみで運用しているなら、導入をオススメします。
・この記事を見て話をしてみたい
・初めて知ったので自社に取り入れたい
・Lステップの魅力を知れてよかった
・Lステップについて話を聞きたい
・LINEの悩みを聞いてもらいたい
・Lステップの見積をしてほしい
・Lステップ構築を依頼したい
などありましたら、お気軽にお問い合わせください。
最後になりますが、励みになりますので、ぜひ「フォロー」「スキ」をお願いいたします。
サポートしたいなと思ったときに、ぜひ。 すごく喜びます。