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【就活コラム】支店訪問

企業の新卒採用活動は本格化しています。

毎年3月になると大阪のビジネス街である梅田や本町では、就活生がスマホの地図を見ながらこれから会社説明会がある企業のオフィスを探しています。書類選考から面接試験へと選考が進み、就活は佳境を迎えていきます。

個人面談は、金融志望の女子学生が多いです。金融のエントリーシートは、メーカーと比べるとオーソドックスな質問です。就活生にとっては、大学生活や自己PRより志望動機が難しいようです。

金融、特に銀行の業務内容は同業他行と大差がないので、差別化が難しいです。なぜ銀行かよりも、なぜ志望する銀行かが問われています。志望動機の質問に答えるためには、会社説明会に参加するだけでなく、OB・OG訪問や銀行の支店訪問をすることが必要になってきます。

個人面談で銀行志望の学生に、「OB・OG訪問や支店訪問をしましたか。」と聞くと、ほとんどの学生は、「していません。」と答えます。それでは他の応募学生と同じように、会社説明会で聞いた情報だけで抽象的な受け答えになってしまいます。

支店訪問をすることで、銀行員の仕事振りを観察することができ、また対応してくれる行員さんから新たにリアルな情報を入手することができます。つまり、何をするかだけでなく、誰とするかや社風についての情報を得ることができるのです。企業にはそれぞれ、歴史や伝統、企業風土があります。支店訪問をすることによって、自分は応募企業の社風に合っていることを、面接でアピールすることができます。

OB・OG訪問をするなら、大学のキャリアセンターにあるOB・OG名簿から選んで連絡します。しかし、大学によってはOB・OG訪問ができない学生もいます。そのような場合は、直接銀行の支店に電話をして、支店訪問をお願いしてみましょう。

【大阪梅田就活スクール】受講生にも就職活動の早い時期から銀行の支店訪問を勧めましたが、最初は直接支店に電話をすることに抵抗があったようです。電話をすることに慣れてくると、自分から積極的に支店訪問をするようになりました。また、同じ銀行でも複数の支店訪問をすると、業務・顧客の違いや職場の雰囲気がさらによく分かるはずです。面接で話す内容が増えてより具体的になり、志望度の高さをアピールできるはずです。

【大阪梅田就活スクール】受講生に支店訪問の感想を聞くと、行員さんは業務が忙しいにもかかわらず就活生には丁寧に対応してくれたようです。支店訪問後はお礼のメールや礼状を書くようにアドバイスをしましたが、ある地方銀行の次長さんから直接電話があり、お褒めの言葉を頂いたケースもありました。銀行によっては、支店訪問の学生について本店の人事部に報告するケースがあります。積極的な姿勢は、志望度が高いと評価され、選考に少なからず影響はあります。

面接が決まってから支店訪問をするのでは遅すぎます。今の時期から、勇気を出して銀行に連絡をして、支店訪問を行いましょう。

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大阪梅田就活スクール
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