詩 花 夢 すきだった女

詩 花 夢 すきだった女

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Lucky Man

弟が車を買った 父の日に車の写真見せて遊びに来てと 伝えたらしい かなりイカしてる 一方おれはおれで父親の大好物を把握しており隣町の有名な洋菓子屋でバウムクーヘン買って送った おちゃめでよろしい 兄弟でそれぞれ異なる味わいを提供する 立派な息子たち こうして田舎のお父さんお母さんにご安心いただくって寸法ね 弟はおれより2個年下でおれより3年先に大学入って卒業して春から日本のWall Streetでエリート証券マンやってる秀才くんなんだけどフラフラ暮らしてる兄のこと愛して

    • 雨に唄えば

      髭剃りを買いました あと初めて自分で肌ケア用品を買いました クリスマスプレゼントでもらった化粧水乳液を使い続けたら目に見えてわかるくらい肌が明るくなり それでもらったきり使わずにしまっていたパックを使用してみたところ一瞬で毛穴が消失したもので たいへん感動いたしました マセはじめた中学生の頃に姉から化粧水とか借りてみたけど 父親に なにが化粧水だくだらねえ泥でも塗っておけ 野郎の顔によく馴染む と言われてすぐやめたのでこんなに効果的とは知らなかった すばらしい 神々たる変貌

      • Bitter Sweet Symphony

        ↑中目黒のオーガニック八百屋で国産原料の豆板醤をゲトったので最強マボナスつくりました マボnas _______________________ 古代ギリシャ・ローマ時代に理想とされた人間の在り方を実践するうちに 風貌も現代人からかけ離れてきた これまで自分の肉体をルーベンスの絵画にたとえてきたが さらに成長していまではラオコーンの如し 体重は90kgで安定している 減量の予定はない ガッツリ食って5リットル水飲んで全力で鉄の球振り回す 肉体あまやかすと精神まで軟弱

        • Made my day

          ルリマツリのかわいい花が咲くと すきだった女のやさしい目を思い出します すきなお花を思い浮かべてください *** ルリマツリ おれがこの世でもっともすきな花としてあまりにも有名なルリマツリの花ですが とにかく偉大な存在です まず春から冬まで咲いているのがすばらしいし たえずよろこびの歌をうたって咲く あの姿 美しすぎる ここでひとつ詠ませてください いま立ち返る水無月の なげきを誰に語るべき ルリのみづ枝に花まつり かなしきひとの目ぞ見ゆる とりあえず 安

        Lucky Man

          Amaranth

          3月から書いてる日記から 恋 on fire な部分をいくつか選びました * 愚か者の文学しか読めねー 放浪者の物語にしか共感できねー 賢明には生きられないし 賢明に生きたいと思ったこともないし これは強がりでもなんでもなくて そんなんでまっすぐやってたら当然放浪を経るっていう ですよね 参照 ゲーテ トーマスマン ヘッセ 夏目漱石 菊池寛 無職とかすねかじりとかジゴロとか当然踏むべき過程だったんじゃないのかな おれの読みが間違いじゃなければ先生方は放浪を肯定的

          Amaranth

          Wonderful Life

          *** まただ また夢にすきだった女があらわれた 何もかもすっかり忘れてしまって ようやくひとりでもやっていけるようになったというのに そう思ってたのに こうして また夢にまで会いにくるなんて 罪深すぎやしないかね そのたび耐えがたいさみしさに耐えることになる おまえも会いたいのか? しかし 覚悟のうえだよ いつか結ばれるより今夜一時間会いたいって本気で思ったんだから すきだった女は10年前に会えなくなった女 5年前に一瞬だけ会えて 手紙を渡してそれきりだけど いまだに

          Wonderful Life

          モフモフのお友達

          青森にいた頃 夢中でニャンコロ追っかけて写真撮ってたらiPhoneが勝手にモフモフのお友達とかいう気の利きまくりなアルバムを作ってくれました こっちきてからニャンコロ追いかけなくなった 写真も撮ってない 東京のネコは人に慣れていて落ち着いていますよね 田舎のネコはつい追いたくなる 着いていきたくなる だから夢中になる 恋とおんなじでわろた えー 恋 といえば わたくし名前を変えました 4月だし すきだった女のことももう語らなくてもよくなってきたし 気分を変えるのにい

          モフモフのお友達

          Can You Feel My Heart ⁇

          くしゃみと鼻の液体がとまらなくなる謎の病で数日ねこんでいました 低気圧も重なりめずらしくヤマイってた 療養中はたのしくポップコーンつくってひねもす映画みてチルしてました 体調よくなくたってすべてがうまくいくよ 春ってそういう季節です 乗り越えるぞ 上咽頭の痛みは消えた 頭痛残ってるけど泣きたくねー 明日からまた天気いいらしいし さっさと立ち上がるぜ 走るか なんかあぶらのったし とまれないし 明日には忘れてやるんだ それでおれの勝ち 言っただろ 陽はまたのぼりくりかえす

          Can You Feel My Heart ⁇

          ソナチネ

          ↑鮮烈な出会いをして思わず足を止めたオオキバナカタバミ 酒を飲んで気分が高揚したまま書いた日記 しらふに戻って美意識に反してるとおもったら修正か削除すると思う * 春がきて生まれ変わったんだ 花は永遠という顔して咲いている おれもそう まず名前からして花の名前だし おまえもそうか まあ驚くこともあるまい おまえ花そのものだしな 秋から冬にかけて日常的に感じ続けた加速度 滅びに向かう加速度 ユーウツな日射角度も 切り裂くような冷たい風も明らかに変わってきている 時

          ソナチネ

          On my mama

          久しぶりに酒を飲んで気分が高揚したまま書いた日記 しらふに戻って美意識に反してるとおもったら修正か削除すると思う * 3月11日両親が東京にきたので家族5人集結した 13:30に東京駅集合ということだったが おめかししてコヒいれてチルしてたら約束の時間が迫っており急いで支度したけど間に合わないことになった 姉はシャワー浴びてたらいつのまにか13:00過ぎてて間に合わないことになった 弟は夜通し遊んで昼過ぎに起きたので間に合わないことになった 父と母は迷子(迷親)になって

          On my mama

          春の雪

          5年使ってるiPhoneXR去年の5月に車に踏まれる大事故*に遭遇したんだけど怪我を乗り越えて現役でやっている 修理を頼んだiPhone闇医者は “電源入ってひとまずバックアップとれる状態まで復元できただけでもツいてる方 てか落としたiPhoneが手元に戻ってきた時点でツイてる方 もって半年かと あした使えなくなっても責任はとれません” と見立てを述べたけど まだまだいけてる ただ少しずつがたがきはじめてる 液晶があちこち漏れだしている 画面のところどころに出現した謎の亀

          春の雪

          Doomed(⁇)

          ↑去年撮影した雨にうたれるスズラン *** ねえ 恋 あなたの村ではどんな言葉を使っていたの? きっと美しい言葉なんでしょうね そうに違いないわ 言葉はないよ 文字もない かわりに歌があった 会話も 記録も すべて歌が担っていたんだ 歌 ? そう Deep river Stay gold Eternally 流れ星 ガーベラ 東京 奇跡 静かな日々の階段を 陽はまたのぼりくりかえす 風景 僕らをつなぐもの Eyes on meフェイウォン Out

          Doomed(⁇)

          Go the distance

          18+ セミヌード 3月からジムではたらくことにした カネもらえるうえに施設無料で使えるらしい すごすぎる よって家でのトレーニングは今月いっぱいで終了 4年前青森のせまい一室ではじめて今日まで続けたトレーニング 記念にその歴史をまとめて振り返ります 上裸になります *** 2019年 アツい夏だった パウロコスタとヨエルロメロの試合をみてあんな男になりたいと思った 村にはジムがなくおれにはカネがないから水入れたペットボトルや本をリュックに詰めて運動 負荷足り

          Go the distance

          書簡 / 独白

          前略 本日は美味なるチョコレイトのお菓子を頂戴いたしまして、厚く御礼申し上げます。私の好みのロンサカパがよく香り、甘くなく、苦すぎず、もと/\ラム酒に目がない私のこととて大よろこびで頂きました。過日は不遜にも飲みかけのバーボンの瓶をお渡しし、眼前で高らかに禁酒を誓った手前、これはからかわれているのに違いないと勘付きましたが、まあ口に含んだ後でしたから、面目ないというか、してやられたなというほかなく、せっかくですからチョコレイトが切れるまでは禁酒法を一定期間停止する運びとなり

          書簡 / 独白

          struggle

          午後の光がもったりと部屋に流れこむ あたためて溶けた蜜のよう やがて日が暮れるとミルクの匂いが漂ってきて まざりあって スイートな時間がやってくるのだ 閑静なひとときにまたすこし先の素敵なくつろぎ時間を予感する いいつもりだなあ ずっとこんな風にフーテンやって いちんち本を読んだり 音楽を聴いたりして暮していたいな マイライフこんなにゼイタクでいいのだろうか 考えてみればおれって無職だし 文学部だし 当然踏んでおくべき過程というか 理想的な生活だと思う おれの人生って文学そ

          struggle

          ハングオーバー

          朝 肉体の違和感とともに目覚めて 鏡に向かうと 誰だっけこの人 となった まじおまえだれ マジでおまえだれ んでなにしてるんだっけ めちゃくちゃじゃない 脳には 留美という女がすきで 澪子という女にすかれていたという記憶だけ残っていた * 昨夜 留美が夢にあらわれるやいなや おれの欠点をみっつ指摘して去っていった ひとつ アゲていない ふたつ 集中していない みっつ 私を十年忘れられないでいる もう傷ついたり落ち込んだりしなくなったと思っていたけど撃ち抜かれた また弱

          ハングオーバー