On my mama
久しぶりに酒を飲んで気分が高揚したまま書いた日記 しらふに戻って美意識に反してるとおもったら修正か削除すると思う
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3月11日両親が東京にきたので家族5人集結した
13:30に東京駅集合ということだったが おめかししてコヒいれてチルしてたら約束の時間が迫っており急いで支度したけど間に合わないことになった 姉はシャワー浴びてたらいつのまにか13:00過ぎてて間に合わないことになった 弟は夜通し遊んで昼過ぎに起きたので間に合わないことになった 父と母は迷子(迷親)になってて間に合わないっぽいのでちょうどいいから14:00に集合時間を変更した それならもう少しチルってていいか~ってチルして歯磨いて家出たら14:30につくことになった 姉も同様に遅刻して14:50につくと言う 弟もまたなんらかの理由で遅れて14:40ならつけるという 父母もまだ迷っててちょうどいいから15:00集合にしましょう ということになった そうなるとさすがに14:50には全員が集まることができ 結果的に約束の10分前に集合するパンクチャルな家族だね~ と讃えあった 姉と弟と3人で会う時はいつもこんなかんじ 父と母がいてもこんなかんじ 遺伝子がルーズなんだね
弟と音楽とか本とか映画の話するの人生でいちばんたのしい瞬間でわろた けっこう 体格とか性格とか すきな女のタイプとか ちがう部分も当然あるんだけどまちがいなくつながっている領域が広くて テレパシーみたいにわかりあえる 妙に生々しい親しみ⁇を覚える 分裂したての細胞の片割れといったかんじ 幼い頃からよくもうひとりの自分のように思っていたが まちがいなくそうなのだろう 家族 同じ細胞でできた同じ血が流れる肉体
姉も弟も看護なり株屋なり社会でしっかり働いているので職なしフロー者のおれは若干の肩身のせまいおもいを感じつつも愛嬌と身長と筋肉と華麗なバク転バク宙と歌や絵や書のお手前に他者を魅了するナイーブさと読書量からくる思慮深さと花を愛でる器量と家事全般めんどくさがらない性格とそのすべてがなくても成り立つほどのやさしさで胸はってやっている おれの事情については
夏目漱石-それから にくわしく書れているので興味あったら読んでみてください
大食いしたり酒つきあったり歌ったりしたけどまあ父も母もよろこんでいたのでよかった まだなにも成し遂げていないけれども とりあえず 食う量と体の大きさと歌声と街中でした人助けを褒められてさすがおれのこだなと言われてうれしかった 酔っていたとはいえあまり褒めてくれる父親じゃなかったから うん けっこうすごいことをしたつもりでもそれほど褒められなかった記憶ががある まあ 言わなくても伝わるって思ってたんだろ 言われなくても伝わってたよ なれたよ わかってたよ それが確かめられたからうれしいぜ 褒められても褒められなくてもやると決めたことやる男になれたしな なかなか認めてくれないと思ってた父親に部分的にでも認められた瞬間ってこんなにうれしいんだな 父への尊敬とか恐怖とか感謝以外の感情は久しく止まっていたように思うけど 突然動き出したよ ていうか結局おれ父親に認められたかったんだろうなずっと笑 母親はあいかわらずやさしい やさしすぎるくらいやさしい 昔はおれもウブだったから女の人ってみんなそういうものだとおもっていたけど 母は他にいないほどやさしい人間だと知った 姉や弟とちがっておれだけ立派じゃないし 一番働かないくせに一番食うし 親孝行できなくて悪いと思ってる と伝えたら 生まれてきてくれた時点で親孝行だべな と言ってくれた
涙がこぼれた ﾏﾏ;;
ｵﾔﾁﾞ､食が細ったんじゃねーの いっぱい食わしてくれてありがとうね ﾏﾏも、いくぶんかやせたか？
あのねおれ生まれてきてよかったよ 生きててたのしいです ふたりの息子なんで しあわせです 食った分でかくなってでかく返すから長生きしてください
今年は成してーなあ
3月14日
東京駅でﾊﾟﾊﾟﾏﾏ見送ったあと銀座のｴﾄﾛにﾁｪﾖﾝちゃんの展示を眺めに行った 一等地のテナント特有の重厚な扉を前に震えて店の中に入れずにいた おれはカジモドなんだよね 思えばいつも憧れは遠くにあって いつも遠くから素敵な人を見てた 見て 遠くで どうしたらあんなに素敵になれるんろうって考えてた 傍目には何気なく引かれた境界線 いや実際にはそんな境目ないのかもしれないけど おれにとっては決死の覚悟が必要な一線 深刻で重大で致命的なボーダーラインがいくつもあって それを超える一歩を踏み出す勇気は常になかった
ゴッドヘルプ カジモドの身に奇跡が起きました 近くのショップに少女時代のユナちゃんが降臨し たちまち人だかりができ 騒ぎを聞きつけたｴﾄﾛﾉ店員さんが外へ飛び出してきたのです カジモドは絶好のチャンスを逃すまいと勇気を出して店員に話しかけ 無事に店内を案内してもらいました ありがとう ユナちゃん ありがとう ﾁｪﾖﾝちゃん
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