#雑記
映画は心地よい洗脳だ
映画館で何百人が静かに大スクリーンに向かってじっと目を向け続ける、こんな異常な状況、よくよく考えたらおかしい。いやだから、映画館に行くのだ。心地よい洗脳を受けたくて。感動したり、泣いたり、映画は自分の感情をコントロールしてくる。洗脳されて、興奮して、おもしろかったなどと感想を書き連ねようものなら、そりゃあ監督はうれしいだろう。自分の作品でうまく洗脳できたのだから。
世界をより良く認識するために
日々の忙しさに流されて生きていると、ふと自分が何を理解して何を理解できていないのか不安になる瞬間がある。そうならないために、きちんと理解できたことを言語化しておこう。いや、言語化できることが理解したことになるのか。世界を言語で理解することが、正しく世界を認識しているかどうかは怪しいが、やはり人間のコミュニケーションにおいて、言語の占める割合はいまだに大きい。ビジュアルを共有するコミュニケーションも
もっとみる【随想】『From the Big-Bang to Tuesday Morning』クロードクルーティエ
2000年
クロードクルーティエ監督の『From the Big-Bang to Tuesday Morning』を視聴。
6分の短編アニメーション。
ビッグバンから火曜日の朝までを
ぎゅぎゅっとたったの6分間にまとめてみました。
さて、いかがでしょうか。
はい、もちろん、
ビッグバンは誰も見たことがありません。
抽象アニメーションで爆発、原子、粒子を表現します。
それらはやがてズームイ