八方美人の仮面
求められたら応えなきゃ
誰かに褒められたいのか
認められたいのか
いつの間にかそう思いこんで
振りまく八方美人
拒んだら嫌われるから
必要とされなくなったら
自分の存在意義はなんなのか
きゅうきゅうに縛られて
自己犠牲を美的化して
生きにくい固定観念の
出来上がり
楽に生きていきたいと
願わずにはいられないのに
呪いの様に襲われる衝動
心はもはや諦めにも似た
感覚に余計な思考を
取っ払い
不器用に振りまく
良い子の仮面
曇ってもそれは僕の素顔だし
仮面をかぶっていたら
他人には分からないから
僕だけが我慢したら
良いだけの話
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