【中学受験】基礎から最難関まで! 歴史のオリジナル教材・問題集をつくりました。
はじめに
こんにちは。塾講師のロンです。
私は東大法学部卒のSAPIX(大手難関中学受験塾)社会科の元講師で、最上位のαコースの担当実績があります。中学受験に挑戦するご子息・親御様のお役に立つことができればと思い、歴史のテキストを作成しました(地理・公民も鋭意作成中です)。
特に「大手塾に通っていないが難関校を目指したい」という方にとってはかなり有益なものになると自負しております。
また、塾講師や学校の先生方など教育関係者の皆様にも、授業を組み立てる際の参考資料としてぜひご覧いただければと存じます。
私がテキストを執筆するに至った問題意識がいくつかあります。
・まず、インターネット上にある中学受験歴史の解説記事は、そのほとんどが過不足なく書かれたものとはいえません。難関校を受験するには内容が十分でなかったり、逆に細かすぎて何が重要か一見しただけでは理解できず、中学受験レベルを逸脱したものもあります。前者の場合はまだ良いのですが、問題はむしろ後者です。受験は4科目のバランスのうえに成り立っているため、社会科に割けるリソースは本来限られているはずであり、むやみやたらに細かい知識を詰め込めばいいというものではありません。
・また「予習シリーズ(四谷大塚)」などに代表される市販の参考書は、通塾との併用が前提であり、自学自習に適しているとはいえません。特に歴史は具体的なイメージを掴むことが得意苦手を左右する科目であり、丸暗記に頼った学習法では限界を迎えます。
・さらに、ネット記事や市販の書籍のいずれにしろ、問題の質量ともに、受験生として合格レベルに達することはやや困難です。
そこで、上記で述べたような課題を解決すべく、以下の3つの観点を意識してテキストを作成しました。
近年の受験競争の過熱により、塾側は「とにかく難解な知識を与えること」に注力しているように思われます。でも、それだと「モノ知り」が育つだけで、本当の意味での知的な"力"はつきません。バラバラな知識を整理し統合することで、大きな文脈を理解する楽しさを知ってほしいのです。イギリスの哲学者・フランシス=ベーコンのいう「知識は力なり」とは、まさにそういうことなのではないでしょうか。本テキストがこのような、いわば思考の鋳型というべきものを育む一助になれればと願っています。
前置きが長くなりました。以下、テキストについての説明です。
テキストの構成
テキストの構成は、以下の通りになっています。
※各回の最後に問題がついています。
テキストの価格について
多少のお金をいただきますが、お値段以上のクオリティを約束します。サンプルをいくつか公開しますので、ご覧になっていただければと思います。
金額は以下の通りです。
フルのテキストについて、本記事の一番下までスクロールしていただくと購入ボタンがあります。それ以外については、章ごとに記事を立てて販売しています。後のリンクをご参照ください。
・第1章(原始・古代)のテキストはこちらから↓
・第2章(中世)のテキストはこちらから↓
・第3章(近世)のテキストはこちらから↓
・第4章(近代①)のテキストはこちらから↓
・第5章(近代②・現代)のテキストはこちらから↓
・付属問題なしの第1〜5章統合版のテキストはこちらから↓
・第1〜5章の付属問題を掲載したテキストはこちらから↓
・重要人物チェックはこちらから↓
なお、
【別冊】歴史総合問題A・B・C・D
【別冊】年号チェック
については現在作成中ですのでしばらくお待ちください。
テキストの取り組み方
①テキストを熟読してください。
「誰が何をしたか」「なぜその出来事が起こったのか」「その結果どうなったか」の3点を特に意識するとよいでしょう。
※語句の覚え方について
・ゴシック体太字 → 最重要語句
・ヒラギノ体太字 → 難関校を目指すには必要な重要語句
を表します。
語句を暗記する際には正しい漢字を覚えることも重要ですが、意外と忘れがちなのが正しい読み方で覚えることです。何回も紙に書くだけでなく声に出すなど、五感を駆使して覚えましょう。
②「基礎力チェック」に取り組んでください。
最重要語句レベルに焦点を当てた問題です。正しい漢字を書き満点を取れるようになるまで、繰り返し解きましょう。ここで中学入試の6割ほどは対応可能です。
③「年号チェック」に取り組んでください。
重要度に応じて★3〜★1の3段階の印をつけていますが、1周目は★3のみを解くとよいでしょう。6年生の最終段階になったときに全て解ければそれで構いません。逆に言うと、★3は1周目で確実に全て覚えるつもりで取り組みましょう。
④「基礎力チェック」で満点を取ってから「標準問題」に取り組んでください。
「基礎力チェック」で苦戦しているようであれば、無理して1周目で解かなくても構いません。これは重要語句レベルにまで射程を広げた問題です。「基礎力チェック」と合わせると、標準レベルの中学入試で合格点をとることができます。
⑤(難関校向け)「実戦問題」に取り組んでください。
難関校の入試を確実に突破する力を養うための問題なので、5年生など初学者はいきなり解かないことをおすすめします。2周目以降、歴史に対する理解が深まったタイミングで取り組みましょう。
⑥(②〜⑤共通)満点を取れるまで解き直しをしましょう。
無駄な問題はありません。一回解いてやった気になるのではなく、何度も繰り返し解き、完璧になるまで解くことが重要です。
テキスト販売
ここまで読んで気になった方はぜひテキストの購入をご検討ください!以下のボタンをクリックすると、完全版テキストのPDFファイルをご購入いただけます。
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