どうじないつのT

日頃考えていることはたくさんあるのに、書きとめておかないのは「もったいない」。そんなも…

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日頃考えていることはたくさんあるのに、書きとめておかないのは「もったいない」。そんなもったいない精神でアウトプットしています。自分はこう考える、こうしたいという内容を書いています。学校教育/学級経営/生徒指導/子ども/子育て などについて、自分の考えを発信しています。

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学級経営の根幹①大切にしていること

学級経営において大切なことはたくさんあります。しかし、根幹となる部分はまさにシンプルであり、複雑なことではないと思っています。 それは、「子どもを一人の人格者と…

(続き)だから、「見通しをもてるようにフォローすることは大切」という視点と、「必要以上に不安がらず、『わからなさ』に耐える力をつける」という視点とをもって、その子に適切に応じることが必要になるのだろう。

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「わからない」という状態にある、ということでとてつもない不安を感じてしまう子もいるのだろうな。

大人でも仕事などで、「やり方がわからない」「見通しがもてない」「次にどう動けばよいかわからない」ということは大きな負荷になる。

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【体調を崩すたび定期】GWは体調を崩し、療養のためのウィークでした。体調を崩すと、ただただ体調が良好なだけで幸せだってことがわかります。

大人になっても知らないことはたくさんある。

「すぐに学ぶことは大切」という結論にいくこともできますが、今回はそうではなく、

これだけ「学びの対象」があるのだから、時間はいくらあってもたりない。限られた時間の中で自分は、何を「知る」ことに時間を費やすのだろう、と思いました。

同じものを見続けることにより分かること

同じおもちゃで遊ぶ姿。 それを見続けるだけで、子どもの成長が分かる。 前とはちがった遊び方をする。 前よりも器用に遊ぶようになった。 前よりもスムーズに手順をこ…

どんなにちっぽけだと感じられても、自分に不甲斐なさを感じても、その持ち場を任されているのは自分しかいない。

目の前の子どもたちが、保護者が、同僚の先生たちが頼りにできる人に替えはいない。

無理はせず、でも、そんな意識ももちながら、自分にできることをやっていく。

自己の考え方によって、変わらない現状を変えていく

学校や教育の現場に限ったことではないと思いますが、 自分の力だけでは変えることのできないことは多いです。 「すぐに」は変えられないことも多いです。 変えるために…

「費やす」ことは悪いことではない。

「費やしたい」と思って、つかう時間は尊いものだと思う。

また、ほかの人がそうやって、「費やした」ものや思いをないがしろにしたくはないと思うのです。

★児童・生徒指導64★自分で何とかして、「できた」と感じられる経験を

何か大きな問題に直面したとき 大きな不安に押しつぶされそうなとき そのような未来への恐怖(ちょっと大げさな表現かもしれませんが)におそわれたときに、「まあ、自分な…

余裕がなく、なかなか投稿できない日々が続いています。

このような状況になると、「継続」することのすごさを感じます。

心の状態と継続のバランスをとりながら、やっていきたいと思います。

☆学級経営87☆気付いたときから変えていっていい

私生活での1年は「いつまでに」「いつから」という制限が少ないのに、学校での1年はそのような制限が多いような気がしています。(もちろん、私生活については個人差があ…

☆学級経営86☆共に生きる学級

熊が人里におりてくる。そんなニュースを見ました。人間とほかの動物たちの「共生」、そんなことを考えながら見ていると、いろいろな思考が浮かんできした。 そういうこと…

「その人を変えること」はできない。

しかし、「その人とどう付き合うか」は自分で変えていける。

その目線で級友と接することができれば、学級内の人間関係も変わっていくはず。

簡単なことではないけれど、機会を捉えて、この2つの見方について伝えることは大切なことだと思っています。

自分で「必要感」や「責任感」をもったときに、自分で考えて行動するようになる。

子どもに「やりなさい」と言うよりも、いかに「必要感」や「責任感」を抱くことができるか働きかけた方がいい。

「人」を相手にしているのだから、「毎日同じように接していればよい」ということはない。

そして、教師も、「いつもと同じようにしているのに、うまくいかない」日があることにそこまで、落ち込むことはない。

人は、毎日変わる。心の状態は、自分でさえもわからないこともある。

学級経営の根幹①大切にしていること

学級経営の根幹①大切にしていること

学級経営において大切なことはたくさんあります。しかし、根幹となる部分はまさにシンプルであり、複雑なことではないと思っています。

それは、「子どもを一人の人格者として見る」ということです。

当たり前ですが、わたしたちの目の前にいる児童・生徒は、「子どもである」「〇〇校の児童・生徒である」「〇年〇組のメンバーである」などの前に、一人の「人間」です。しかし、わたしたちは日々の中で、ついそのことを忘れ

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(続き)だから、「見通しをもてるようにフォローすることは大切」という視点と、「必要以上に不安がらず、『わからなさ』に耐える力をつける」という視点とをもって、その子に適切に応じることが必要になるのだろう。

「わからない」という状態にある、ということでとてつもない不安を感じてしまう子もいるのだろうな。

大人でも仕事などで、「やり方がわからない」「見通しがもてない」「次にどう動けばよいかわからない」ということは大きな負荷になる。

【体調を崩すたび定期】GWは体調を崩し、療養のためのウィークでした。体調を崩すと、ただただ体調が良好なだけで幸せだってことがわかります。

大人になっても知らないことはたくさんある。

「すぐに学ぶことは大切」という結論にいくこともできますが、今回はそうではなく、

これだけ「学びの対象」があるのだから、時間はいくらあってもたりない。限られた時間の中で自分は、何を「知る」ことに時間を費やすのだろう、と思いました。

同じものを見続けることにより分かること

同じものを見続けることにより分かること

同じおもちゃで遊ぶ姿。

それを見続けるだけで、子どもの成長が分かる。

前とはちがった遊び方をする。

前よりも器用に遊ぶようになった。

前よりもスムーズに手順をこなすようになった。

「同じもの」を見続けないと分からないことがある。

違うことに挑戦させるだけが、成長に繋がるわけではない。

同じことをくり返していく中で、新しい姿を見せていくことがある。

ここまでお読みいただきありがとうご

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どんなにちっぽけだと感じられても、自分に不甲斐なさを感じても、その持ち場を任されているのは自分しかいない。

目の前の子どもたちが、保護者が、同僚の先生たちが頼りにできる人に替えはいない。

無理はせず、でも、そんな意識ももちながら、自分にできることをやっていく。

自己の考え方によって、変わらない現状を変えていく

自己の考え方によって、変わらない現状を変えていく

学校や教育の現場に限ったことではないと思いますが、

自分の力だけでは変えることのできないことは多いです。

「すぐに」は変えられないことも多いです。

変えるためには、大勢の人たちの同意が必要になることも多いです。

もちろん、そのような状態が構築されているのには、「一個人の考えによって、簡単に変えられてはいけない」という理由もあるとは思います。学校、自治体、国など、規模は違えど、大勢の人々の同

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「費やす」ことは悪いことではない。

「費やしたい」と思って、つかう時間は尊いものだと思う。

また、ほかの人がそうやって、「費やした」ものや思いをないがしろにしたくはないと思うのです。

★児童・生徒指導64★自分で何とかして、「できた」と感じられる経験を

★児童・生徒指導64★自分で何とかして、「できた」と感じられる経験を

何か大きな問題に直面したとき

大きな不安に押しつぶされそうなとき

そのような未来への恐怖(ちょっと大げさな表現かもしれませんが)におそわれたときに、「まあ、自分ならきっと何とかするだろう」と感じることができれば、強い。

自分も(半分くらいは言い聞かせるようにかもしれませんが)ときに、そのように考え、未来の自分に期待をして心を落ち着かせることがあります。

先の問題や不安に、思考を巡らせること

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余裕がなく、なかなか投稿できない日々が続いています。

このような状況になると、「継続」することのすごさを感じます。

心の状態と継続のバランスをとりながら、やっていきたいと思います。

☆学級経営87☆気付いたときから変えていっていい

☆学級経営87☆気付いたときから変えていっていい

私生活での1年は「いつまでに」「いつから」という制限が少ないのに、学校での1年はそのような制限が多いような気がしています。(もちろん、私生活については個人差があると思いますが)

例えば、

・係活動は学期の間は継続し、学期が変わったら決め直す
・当番などのシステムははじめに決めたものをとりあえず継続していく
・学級目標は年間を通して同じもの

など。

もちろん、変えられないこともありますし、変

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☆学級経営86☆共に生きる学級

☆学級経営86☆共に生きる学級

熊が人里におりてくる。そんなニュースを見ました。人間とほかの動物たちの「共生」、そんなことを考えながら見ていると、いろいろな思考が浮かんできした。

そういうことには全く詳しくないのですが、そもそもなぜ熊と人はめったに出会わないのでしょうか。

熊には熊の生活場所があって、そこに基本的に人間は立ち入らない。人間には人間の生活場所があって、そこに基本的に熊は立ち入らない。

そんな関係性があり、互い

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「その人を変えること」はできない。

しかし、「その人とどう付き合うか」は自分で変えていける。

その目線で級友と接することができれば、学級内の人間関係も変わっていくはず。

簡単なことではないけれど、機会を捉えて、この2つの見方について伝えることは大切なことだと思っています。

自分で「必要感」や「責任感」をもったときに、自分で考えて行動するようになる。

子どもに「やりなさい」と言うよりも、いかに「必要感」や「責任感」を抱くことができるか働きかけた方がいい。

「人」を相手にしているのだから、「毎日同じように接していればよい」ということはない。

そして、教師も、「いつもと同じようにしているのに、うまくいかない」日があることにそこまで、落ち込むことはない。

人は、毎日変わる。心の状態は、自分でさえもわからないこともある。