記事一覧
もう一度夢中になれたら
こんにちは。初めまして。
びわと申します。
小さい頃から絵を描いていて、その頃は誰にもほめられなくても、夢中で描いていました。
辛いことも多く、現実逃避もあったかもしれません。
大人になって、ある程度描けるようになると、周りから少しずつ評価されるようになり、絵も売れて嬉しいこともありました。
結婚して山梨にきた今では、自作のポストカードを、川崎市と上野原市のお店で委託販売できるようになりました
これからも頑張るために
今日は主人に上野原の前から気になっていたお店にランチに連れてきてもらいました。
ハンバーグステーキセットを頂きましたが、とても美味しかったです😃
帰ってから、主人にパンダの画像をたくさん送ってもらいました。絵を描く参考にするつもりです。
描くことは、まだしんどいけど、休んでばかりいても、気ばかり焦って。
また、SNSでつながっている作家さん達は、凄い人ばかりで、落ち込むこともありますが、落
ハムレンとうしれん、マルシェに出店する その7(最終話)
その晩、ハムレンは妹のコハムに電話しました。
「もしもし、コハム?…今日はどうだった?」
「あぁ、今日こっちは雨で中止になっちゃった。屋外の青空マーケットだったからね。」
「あら、それは残念だったね。」
「うん…ハムちゃんは、上手くいったの?」
「まぁ、そうね。最初は緊張したけど、お客さんの温かさに救われたわ。得難い体験だったよ。」
「そう。良かったじゃない!」
「うん、まあね。」
ハムレンとうしれん、マルシェに出店する その6
「いらっしゃいませ〜!」
ハムレンのお人形は、午後もぼちぼちとですが、売れていきました。
中にはハムレンのお人形をとても気に入ってくれる人もいました。
「かわいい!かわいい!」
「あなたの世界観、大好きだわ!」
「ありがとうございます!」
そんな嬉しい感想が直に聞けて、ハムレンはとても幸せな気持ちを感じながらお礼を言いました。
(がんばってお人形を準備した甲斐があったわ。)
思わず
ハムレンとうしれん、マルシェに出店する その5
「うわぁ!ありがとう!」
ハムレンは酒饅頭をうしれんに半分分けてもらって、美味しそうに食べました。
いもの煮ころがしの甘じょっぱさも、パンのお弁当と合う合う。
「美味しいね。」
「美味しいね。」
あっという間にペロリと完食しました。
そんなハムレンに、うしれんは言いました。
「ハムレン、他のお店も見ておいで。その間、うしが店番しとくから。」
ハムレンの顔がパッと輝きました。
「あ
ハムレンとうしれん、マルシェに出店する その4
いよいよマルシェが始まりました!
少しずつですが、お客さんも入ってきてます。
ハムレンは少し緊張してましたが、深呼吸して、明るい声でお客さんに呼びかけました。
「いらっしゃいませ!ハムレンのうさぎさん人形はいかがですか〜?いらっしゃいませ!」
年配のおばあさんと目が合いました。おばあさんはニッコリしてこちらに近づいてきました。
「いらっしゃいませ!」
「何を売ってるの?…ああ、うさぎさ
ハムレンとうしれん、マルシェに出店する その3
その後、妹のコハムからも電話が来ました。
「ハムちゃん、ヤマノハラのマルシェに出店するんだって?私もその日、プロのイラストレーター作家さんのお手伝いでマルシェに出るのよ!」
「そうなんだ!お互いに行けなくて残念だけど、お互いに楽しみだね」
「そうだね!お互いにがんばろうね!」
そうして電話を切りました。
「ふふふ、プロかぁ。」
ハムレンは少しため息をつきました。
「でも。私も私なりに
ハムレンとうしれん、マルシェに出店する その2
その夜、ハムレンは仕事から帰ってきたうしれんに、マルシェ出店の話をしてみました。
「…これこれこういう訳で、うさぎさん人形でマルシェに出店しないか、りすれんからお話があったの。…その、どう思う?」
「それはすごいね。ハムレンはどう思うの?」
「ん…なかなかできないことよね。新作とか準備は大変そうだけど…やってみたいかも。」
「そうか、売れるかどうかはわからないけど、うさぎ可愛いし、あまり期
ハムレンとうしれん、マルシェに出店する その1
うしれんとハムレンはどうぶつの夫婦です。
ある日の午後、ハムレンの家にお友達のりすれんが遊びにきていました。
「ハムレンのお茶、おいしいわぁ。」
「ふふふ、ありがとう。」
りすれんがふと部屋を見渡すと、部屋の一角に、可愛いうさぎの人形がいくつかありました。
「うわぁ、可愛い!」
「ありがとう。これ…私が作ったのよ。」
「えーっ?そうなんだ!」
「うん、こういうの作るの結構好きだから
うしれんのおよめさん
うしれん第2弾として書いたお話です。
「うしれんのおよめさん」
うしれんとハムレンはどうぶつの夫婦です。
ある日、ハムレンは友達と街でお茶をしていました。
「あら、3時だわ。私そろそろ行かなきゃだわ。」
「ハムレンはヤマノハラだもんね、遠いよね。」
「そうなのよ〜。」
「じゃあまたね。」
「ごめんね、またね。」
ハムレンは友達と別れて駅へ行き、ヤマノハラ行きの古びた電車に乗り込み