こんにちは。初めまして。 びわと申します。 小さい頃から絵を描いていて、その頃は誰にもほめられなくても、夢中で描いていました。 辛いことも多く、現実逃避もあったかもしれません。 大人になって、ある程度描けるようになると、周りから少しずつ評価されるようになり、絵も売れて嬉しいこともありました。 結婚して山梨にきた今では、自作のポストカードを、川崎市と上野原市のお店で委託販売できるようになりました。 ところが、今では絵を描くことが苦しいのです。 小さな絵を描くのも苦しみが
先日書いたnoteの記事が、選考担当の方にピックアップされたようです! 山門文治さん、有難うございます。 記事が人から選ばれるなんて初めてで。 とても嬉しかったですが、選ばれたnoteの記事「雪の女王にひかれて 続き」は、童話雪の女王のあらすじが主で、写真もウィキペディアのものですし、何だか借り物感がすごいんですけど、それが良かったんですかねぇ。 何となく複雑ですが、人からの模倣も、いつか自分の糧になるかもしれませんね。 ですがやはり嬉しいです。広いnote界隈で、
昨日の雪の女王の話の続きです。 アンデルセン原作ですが、ストーリーとしては 最初、悪魔が映すもの全て歪んで醜く見える悪魔の鏡を落として割ってしまい、その細かいかけらが地上に降り注いだ、というところから始まります。 そのかけらの1つが、少女ゲルダと遊んでいた、カイ少年の心に刺さります。 最初はチクッとする程度でしたが、みるみるうちに、カイの心を凍らせて見るもの全てを歪んで醜くさせていきます。 変わってゆくカイに、戸惑いを隠せないゲルダ。 カイが一人で雪遊びをしている
昔、学生時代に「雪の女王」を下敷きにした絵を描いたことがあり、その絵はいまはないだろうけど、何か懐かしくなって昨晩鉛筆描きしてみました。 それを見た主人は 「雪の女王じゃ、楓杏には置いてもらえないね」と言い放ちました。 まぁ、そりゃそうだ。 いわゆる可愛い絵ではないし、漫画アニメっぽい人物画は置かないと言われたこともありますし。 ポストカードを一枚描くのにも、やる気になるまで時間がかかる私は、そんな寄り道、必要なのか分かりません。ですが、久々に心ひかれるモチーフです
こんばんは。パンダ描きました。 タイトルは、笹とパンダでしょうか。 5月いっぱい色々出かけたり、休んで、ようやく絵を再開しました。 主人は私の絵に関する苦しみなど分からず、次々パンダの画像を送ってきましたが(笑) それを私なりに噛み砕いて描けたかなと思っています。 今回は、コピックという色ペンで伸び伸び描いてみました。一応鉛筆であたりをとってあります。真っ黒ではないのですが。 もう一枚、描けたらと思っていますが、とりあえずこれでポストカードを作ってみて、お店に卸せたらと思
先日から、少しずつ10分デッサンを夜やるようになりました。 いつまで続くか分かりませんが、よろしければご覧下さいませ。 気ままに筆を運んでいると、心が整う感じでいいですね。 これから一週間分の買い出しに行ってきます🎵
こんばんは。 上野原のある女性作家さんとインスタでつながり、ほぼ毎日更新している彼女の投稿を見ています。 彼女、Aさんは多摩美出身の美術教師をしている60代の作家さんで、上野原でも有力な方で、もちろんふらっと上野原のお店にも作品を卸しています。 忙しいけどおしゃれにも熱心で、料理も陶芸も、何でもできる方です。 ところが、そんな彼女が過労のせいか、癌が見つかり、手術しましたが、他にも転移しているということでした。6つくらい掛け持ちで通っていた各地の学校を全て辞めて闘病生活
今日は主人に上野原の前から気になっていたお店にランチに連れてきてもらいました。 ハンバーグステーキセットを頂きましたが、とても美味しかったです😃 帰ってから、主人にパンダの画像をたくさん送ってもらいました。絵を描く参考にするつもりです。 描くことは、まだしんどいけど、休んでばかりいても、気ばかり焦って。 また、SNSでつながっている作家さん達は、凄い人ばかりで、落ち込むこともありますが、落ち込んでばかりいても仕方ない。私には私のできることをしたいと思うのです。 落ち込
こんにちは。 今日は、仕事帰りに上野原のお店に寄って 二種類程在庫を補充してこようと思っています。 下の秋の贈り物は、季節が秋ですが、何故か残り一枚になっていて、お店の人と、ワインや葡萄を描いているからかしらね、と言い合いました。 上野原は、山梨県の玄関口として、ワインを売ることを推奨していて、私にも、ワインにちなんだ絵を描くよう、依頼がありました。 二枚描きましたが、やはり人からのご依頼は、ちょっとしんどかったです。 描けば無条件で二階のワインウォールに飾ってくれるの
その晩、ハムレンは妹のコハムに電話しました。 「もしもし、コハム?…今日はどうだった?」 「あぁ、今日こっちは雨で中止になっちゃった。屋外の青空マーケットだったからね。」 「あら、それは残念だったね。」 「うん…ハムちゃんは、上手くいったの?」 「まぁ、そうね。最初は緊張したけど、お客さんの温かさに救われたわ。得難い体験だったよ。」 「そう。良かったじゃない!」 「うん、まあね。」 ハムレンはふと、あのにらんできた女の子のことを思い出しました。 その、何とな
「いらっしゃいませ〜!」 ハムレンのお人形は、午後もぼちぼちとですが、売れていきました。 中にはハムレンのお人形をとても気に入ってくれる人もいました。 「かわいい!かわいい!」 「あなたの世界観、大好きだわ!」 「ありがとうございます!」 そんな嬉しい感想が直に聞けて、ハムレンはとても幸せな気持ちを感じながらお礼を言いました。 (がんばってお人形を準備した甲斐があったわ。) 思わず笑みのこぼれるハムレンでしたが…。 「いらっしゃいませ〜…」 「!!」 ハ
「うわぁ!ありがとう!」 ハムレンは酒饅頭をうしれんに半分分けてもらって、美味しそうに食べました。 いもの煮ころがしの甘じょっぱさも、パンのお弁当と合う合う。 「美味しいね。」 「美味しいね。」 あっという間にペロリと完食しました。 そんなハムレンに、うしれんは言いました。 「ハムレン、他のお店も見ておいで。その間、うしが店番しとくから。」 ハムレンの顔がパッと輝きました。 「ありがとう!うしれん!」 うしれんに店番をお願いして、ハムレンは他のお店巡りに出
いよいよマルシェが始まりました! 少しずつですが、お客さんも入ってきてます。 ハムレンは少し緊張してましたが、深呼吸して、明るい声でお客さんに呼びかけました。 「いらっしゃいませ!ハムレンのうさぎさん人形はいかがですか〜?いらっしゃいませ!」 年配のおばあさんと目が合いました。おばあさんはニッコリしてこちらに近づいてきました。 「いらっしゃいませ!」 「何を売ってるの?…ああ、うさぎさんだね。可愛いねぇ。」 「ありがとうございます!」 (やったぁ) ハムレン
その後、妹のコハムからも電話が来ました。 「ハムちゃん、ヤマノハラのマルシェに出店するんだって?私もその日、プロのイラストレーター作家さんのお手伝いでマルシェに出るのよ!」 「そうなんだ!お互いに行けなくて残念だけど、お互いに楽しみだね」 「そうだね!お互いにがんばろうね!」 そうして電話を切りました。 「ふふふ、プロかぁ。」 ハムレンは少しため息をつきました。 「でも。私も私なりにがんばってみよう。」 そうして出店当日がやってきました。 お天気は曇り空。け
その夜、ハムレンは仕事から帰ってきたうしれんに、マルシェ出店の話をしてみました。 「…これこれこういう訳で、うさぎさん人形でマルシェに出店しないか、りすれんからお話があったの。…その、どう思う?」 「それはすごいね。ハムレンはどう思うの?」 「ん…なかなかできないことよね。新作とか準備は大変そうだけど…やってみたいかも。」 「そうか、売れるかどうかはわからないけど、うさぎ可愛いし、あまり期待しないで参加するのもいいかもね…うしも行くよ。」 「ええ!?ありがとう!心強