びわ

山梨で主婦パートをしながら、週末絵を描いています。色鉛筆と水彩でポストカードを作り、川…

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山梨で主婦パートをしながら、週末絵を描いています。色鉛筆と水彩でポストカードを作り、川崎市と上野原市のお店で委託販売してます。基本的に万年スランプで、自分と向き合い乗り越える為にnoteを始めました。よろしくお願いいたします。

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もう一度夢中になれたら

こんにちは。初めまして。 びわと申します。 小さい頃から絵を描いていて、その頃は誰にもほめられなくても、夢中で描いていました。 辛いことも多く、現実逃避もあったかもしれません。 大人になって、ある程度描けるようになると、周りから少しずつ評価されるようになり、絵も売れて嬉しいこともありました。 結婚して山梨にきた今では、自作のポストカードを、川崎市と上野原市のお店で委託販売できるようになりました。 ところが、今では絵を描くことが苦しいのです。 小さな絵を描くのも苦しみが

    • デッサン始めました

      先日から、少しずつ10分デッサンを夜やるようになりました。 いつまで続くか分かりませんが、よろしければご覧下さいませ。 気ままに筆を運んでいると、心が整う感じでいいですね。 これから一週間分の買い出しに行ってきます🎵

      • ある作家さんのこと

        こんばんは。 上野原のある女性作家さんとインスタでつながり、ほぼ毎日更新している彼女の投稿を見ています。 彼女、Aさんは多摩美出身の美術教師をしている60代の作家さんで、上野原でも有力な方で、もちろんふらっと上野原のお店にも作品を卸しています。 忙しいけどおしゃれにも熱心で、料理も陶芸も、何でもできる方です。 ところが、そんな彼女が過労のせいか、癌が見つかり、手術しましたが、他にも転移しているということでした。6つくらい掛け持ちで通っていた各地の学校を全て辞めて闘病生活

        • +2

          久々、10分デッサン。黄色いバラ。

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        もう一度夢中になれたら

          これからも頑張るために

          今日は主人に上野原の前から気になっていたお店にランチに連れてきてもらいました。 ハンバーグステーキセットを頂きましたが、とても美味しかったです😃 帰ってから、主人にパンダの画像をたくさん送ってもらいました。絵を描く参考にするつもりです。 描くことは、まだしんどいけど、休んでばかりいても、気ばかり焦って。 また、SNSでつながっている作家さん達は、凄い人ばかりで、落ち込むこともありますが、落ち込んでばかりいても仕方ない。私には私のできることをしたいと思うのです。 落ち込

          これからも頑張るために

          最近の所感など

          こんにちは。 今日は、仕事帰りに上野原のお店に寄って 二種類程在庫を補充してこようと思っています。 下の秋の贈り物は、季節が秋ですが、何故か残り一枚になっていて、お店の人と、ワインや葡萄を描いているからかしらね、と言い合いました。 上野原は、山梨県の玄関口として、ワインを売ることを推奨していて、私にも、ワインにちなんだ絵を描くよう、依頼がありました。 二枚描きましたが、やはり人からのご依頼は、ちょっとしんどかったです。 描けば無条件で二階のワインウォールに飾ってくれるの

          最近の所感など

          ハムレンとうしれん、マルシェに出店する その7(最終話)

          その晩、ハムレンは妹のコハムに電話しました。 「もしもし、コハム?…今日はどうだった?」 「あぁ、今日こっちは雨で中止になっちゃった。屋外の青空マーケットだったからね。」 「あら、それは残念だったね。」 「うん…ハムちゃんは、上手くいったの?」 「まぁ、そうね。最初は緊張したけど、お客さんの温かさに救われたわ。得難い体験だったよ。」 「そう。良かったじゃない!」 「うん、まあね。」 ハムレンはふと、あのにらんできた女の子のことを思い出しました。 その、何とな

          ハムレンとうしれん、マルシェに出店する その7(最終話)

          ハムレンとうしれん、マルシェに出店する その6

          「いらっしゃいませ〜!」 ハムレンのお人形は、午後もぼちぼちとですが、売れていきました。 中にはハムレンのお人形をとても気に入ってくれる人もいました。 「かわいい!かわいい!」 「あなたの世界観、大好きだわ!」 「ありがとうございます!」 そんな嬉しい感想が直に聞けて、ハムレンはとても幸せな気持ちを感じながらお礼を言いました。 (がんばってお人形を準備した甲斐があったわ。) 思わず笑みのこぼれるハムレンでしたが…。 「いらっしゃいませ〜…」 「!!」 ハ

          ハムレンとうしれん、マルシェに出店する その6

          ハムレンとうしれん、マルシェに出店する その5

          「うわぁ!ありがとう!」 ハムレンは酒饅頭をうしれんに半分分けてもらって、美味しそうに食べました。 いもの煮ころがしの甘じょっぱさも、パンのお弁当と合う合う。 「美味しいね。」 「美味しいね。」 あっという間にペロリと完食しました。 そんなハムレンに、うしれんは言いました。 「ハムレン、他のお店も見ておいで。その間、うしが店番しとくから。」 ハムレンの顔がパッと輝きました。 「ありがとう!うしれん!」 うしれんに店番をお願いして、ハムレンは他のお店巡りに出

          ハムレンとうしれん、マルシェに出店する その5

          ハムレンとうしれん、マルシェに出店する その4

          いよいよマルシェが始まりました! 少しずつですが、お客さんも入ってきてます。 ハムレンは少し緊張してましたが、深呼吸して、明るい声でお客さんに呼びかけました。 「いらっしゃいませ!ハムレンのうさぎさん人形はいかがですか〜?いらっしゃいませ!」 年配のおばあさんと目が合いました。おばあさんはニッコリしてこちらに近づいてきました。 「いらっしゃいませ!」 「何を売ってるの?…ああ、うさぎさんだね。可愛いねぇ。」 「ありがとうございます!」 (やったぁ) ハムレン

          ハムレンとうしれん、マルシェに出店する その4

          ハムレンとうしれん、マルシェに出店する その3

          その後、妹のコハムからも電話が来ました。 「ハムちゃん、ヤマノハラのマルシェに出店するんだって?私もその日、プロのイラストレーター作家さんのお手伝いでマルシェに出るのよ!」 「そうなんだ!お互いに行けなくて残念だけど、お互いに楽しみだね」 「そうだね!お互いにがんばろうね!」 そうして電話を切りました。 「ふふふ、プロかぁ。」 ハムレンは少しため息をつきました。 「でも。私も私なりにがんばってみよう。」 そうして出店当日がやってきました。 お天気は曇り空。け

          ハムレンとうしれん、マルシェに出店する その3

          ハムレンとうしれん、マルシェに出店する その2

          その夜、ハムレンは仕事から帰ってきたうしれんに、マルシェ出店の話をしてみました。 「…これこれこういう訳で、うさぎさん人形でマルシェに出店しないか、りすれんからお話があったの。…その、どう思う?」 「それはすごいね。ハムレンはどう思うの?」 「ん…なかなかできないことよね。新作とか準備は大変そうだけど…やってみたいかも。」 「そうか、売れるかどうかはわからないけど、うさぎ可愛いし、あまり期待しないで参加するのもいいかもね…うしも行くよ。」 「ええ!?ありがとう!心強

          ハムレンとうしれん、マルシェに出店する その2

          ハムレンとうしれん、マルシェに出店する その1

          うしれんとハムレンはどうぶつの夫婦です。 ある日の午後、ハムレンの家にお友達のりすれんが遊びにきていました。 「ハムレンのお茶、おいしいわぁ。」 「ふふふ、ありがとう。」 りすれんがふと部屋を見渡すと、部屋の一角に、可愛いうさぎの人形がいくつかありました。 「うわぁ、可愛い!」 「ありがとう。これ…私が作ったのよ。」 「えーっ?そうなんだ!」 「うん、こういうの作るの結構好きだから 。お洋服やリボンは、余ったハギレで作れるしね。」 「そうなんだ〜。ハムレン

          ハムレンとうしれん、マルシェに出店する その1

          星のギフト

          こんばんは。 5年程前に書いたお話です。2年前にYouTube動画もアップしました。 神様が一人一人に与えたギフトとは? 私のギフトは… というお話です。 「星のギフト」 昔何かで読んだ気がする。 赤ん坊が生まれると、神さまは一人一人に特別な「贈り物(ギフト)」を授けると。 「この子には、音楽の才能を与えよう」 「サッカーの才能を」 「誰もが明るくなるような笑顔を」 …などなど。 私の才能(ギフト)は何だろう。 やっぱり…絵かな。 スポーツの才能なら、体

          星のギフト

          ハムレンの甥っ子

          うしれんとハムレンはどうぶつの夫婦です。 ある日ハムレンがSNSを見ていると、甥っ子のハムセイが写真を投稿していることに気づきました。 「あら?」 その写真には、可愛い女の子が。 その数日後にも、そのまた数日後にも。 「あらら?もしかして、彼女かな。」 小さい頃からハムセイを知っているハムレンとしては、嬉しいような寂しいような、なんとも複雑な気持ちでした。 その夜、夫のうしれんにも相談しました。 するとうしれんは 「温かく見守ってやりなさい。そんなに大事な人

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          うしれんのおよめさん

          うしれん第2弾として書いたお話です。 「うしれんのおよめさん」 うしれんとハムレンはどうぶつの夫婦です。 ある日、ハムレンは友達と街でお茶をしていました。 「あら、3時だわ。私そろそろ行かなきゃだわ。」 「ハムレンはヤマノハラだもんね、遠いよね。」 「そうなのよ〜。」 「じゃあまたね。」 「ごめんね、またね。」 ハムレンは友達と別れて駅へ行き、ヤマノハラ行きの古びた電車に乗り込みました。 (ふう、これで夕方にはヤマノハラに帰れる。) (帰りに駅前のスーパ

          うしれんのおよめさん