ある作家さんのこと

こんばんは。
上野原のある女性作家さんとインスタでつながり、ほぼ毎日更新している彼女の投稿を見ています。

彼女、Aさんは多摩美出身の美術教師をしている60代の作家さんで、上野原でも有力な方で、もちろんふらっと上野原のお店にも作品を卸しています。

忙しいけどおしゃれにも熱心で、料理も陶芸も、何でもできる方です。

ところが、そんな彼女が過労のせいか、癌が見つかり、手術しましたが、他にも転移しているということでした。6つくらい掛け持ちで通っていた各地の学校を全て辞めて闘病生活に入りました。

そこからAさんの闘病日記が始まりました。
ほぼ毎日目を通していますが、病室に画材を持ち込んで、絵日記を書いたり、とにかく内容が濃いのです。そして周りの人たちへの感謝の言葉、自分を休ませてくれた病気への感謝…こちらもそのしなやかさ、力強さに、力付けられる思いがします。

ただ、一つ気になることが。去年の今頃、信頼していたふらっと上野原のスタッフのKさんとIさんがお辞めになりました。Iさんがこっそり言うには、原因は対立していたAさんが、副市長に電話して、Iさん達を辞めさせたということでした。

彼らの間に何があったかは分かりません。Aさんの投稿を見ると、とてもそんなことをしたとは思えません。
人には色んな面があるのだと思おうとしましたが、なかなか割りきれず、投稿にいいねは押せないまま。

Aさんがこのまま元気に回復するのか、病気が進行するかは分かりません。けれど、力強く感謝いっぱいの、彼女の生き様をこれからも見守りたいなと思っています。

自分だって、良い面ばかりではないですし、きっと完璧正しい人なんて、いないのですよね。

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