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歴史・郷土史・民俗

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2022年7月の記事一覧

【民俗】鹿児島県垂水市の庚申信仰

【民俗】鹿児島県垂水市の庚申信仰

垂水市、新城の田平の入り口、水之上の今川原、柊原の上比良などには、こけむした庚申の石像があって、今も大事に祀られています。

庚申(こうしん・かのえさる)とは、干支( かんし・えと )という、六十を周期とする数の括りで、暦法や方角を表す際に用いられます。

干支は、十干( じっかん/甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸 )と、十二支( じゅうにし/子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥

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【伝統野菜】柊原大根

【伝統野菜】柊原大根

実は私、素人ですが、ちょっとばかし農業してます。
日曜大工って言葉があるから、「日曜農家」?
けど畑の管理は毎日しなきゃいけないわけで、実際にその時は毎日土を触っていたから、「毎日農家」?
いや、それはただのプロの農家だ。
しかも、農業してるっていっても、人様の畑の一画を借りて、既に耕してあるところに、種を植え、肥料を入れ、水をあげ、草を抜いただけ。
「○○農家」と名乗るのもおこがましい。
やはり

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【民俗レポ・仏教】ブッアガイの機会を得た所感

【民俗レポ・仏教】ブッアガイの機会を得た所感

※有料記事ですが、民俗や伝統行事に関しては、無料部分までで充分書かれています。ですので、自分でいうのもヘンですが、民俗や伝統行事に興味のあられる方は、購入されないことをおすすめします。有料の後半部分は自分の感想ですので、そっちも読んでみたいと思ってくださった方は、ご購入くだされば幸甚です。

二〇二一(令和三)年八月二十七日、柊原の伝統習俗で、今はあまりされなくなってしまった、「仏あがい(ぶっあが

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