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#18:ガリ勉の人生は幸せか?②

さて、昨日に引き続き、私の今までの勉強人生を振り返りたいと思います。
ちょうどよく#私の学び直しという企画も始まっておりますので参加してみます。

私はこれまでいわゆる「ガリ勉」に近い人生を歩んできましたので、その中で感じたことを時系列で振り返るシリーズです。今日は中高生時代の振り返りです。

中学生:燃え尽き症候群

中学受験に成功し、勉強が楽しかった小学生時代。しかし、中学生になり私に試練が訪れるのです。それが燃え尽き症候群です。第一志望校の学校に受かったので周りには自分と同じか、自分より勉強のできる子ばかり。しかも進学校なので勉強はどんどん難しくなる。勉強したつもりでもぜんぜん成績が伸びない。そんな中私はがんばることをやめてしまいました。いくら勉強しても周りも良くできるので成果が出ないのです。テストでは平均点を下回るばかり。しまいには赤点を取って補習になるくらい成績が下がってしまったのです。

高校生:怒涛の追い上げ

中学での燃え尽き症候群から抜け出すきっかけは中学3年生の時にできた仲良しグループの存在でした。中学3年生になって受けた校内の模擬テストで、成績上位者の張り出しがありました。私は当然のごとくその中に名前はありませんでしたが、私以外の仲良しメンバーは全員名前が載っていました。そこで私は初めて周りと大きく差をつけられたことに気が付いたのです。そこからはテスト前に友達と問題を出し合って勉強したりするなど友達に助けてもらいながら切磋琢磨して勉強を頑張るようになりました。

次のテストでは、社会でテストの成績上位者として名前が載ることができました。これが私のモチベーションに繋がり、また次も張り出されるように、友達に負けないようにがんばる気力となりました。

高校に入っても、友達の存在がやはり私のがんばるモチベーションでした。さらに良い出会いがあったのが「塾の先生との出会い」でした。勉強を頑張るようになってから1番困ったのが英語でした。中学からの積み重ねが必要だったからです。新しく習う単元は理解しているのですが、中学時代の知識とうまくつながらず、体系的な理解が伴っていませんでした。1人の力ではこれは克服できないと思い、個別塾に通うことにし、そこで恩師と出会いました。

個別塾でしたので、1対1で対話しながら勉強していくので、ピンポイントに自分の理解できていないことを補強できました。程よく優しく、程よく厳しくしてくださった恩師のおかげで私の英語の成績はみるみる伸び、いつのまにが得意教科になっていました。この出会いがなければ私の大学受験は成り立たなかったと言っても過言ではありません。

中高時代から得られたこと

挫折とそこからの這い上がりを味わった中高時代、私が頑張れたの要因の1つは「出会い」かと思います。中学3年生での仲良しグループ、塾の先生など多くの良い出会いに恵まれました。そのおかげで、再び勉強する気力を得ることができました。

他に私の勉強を支えてくれていたのが「勉強習慣」です。中高一貫の進学校に通っていたので、成績が落ちていたとはいえ、日々の小テスト、授業、定期テストで知らず知らずのうちに基礎力はついていました。特に頻繁に漢字、英単語、数学の小テストはあったので、その度に追試にならないように基礎的な知識を身につけていたようです。ですので、いざ勉強を頑張ろうとやる気を出したときに成績がついてきたんだと思います。

また、出会い、勉強習慣の両方につながる話ですが、勉強環境への投資も重要だったかと思います。中学受験させてもらい、勉強環境の整った学校へ通わせてくれたり、個別塾に通わせてくれたり、勉強を頑張るのを手助けしてくれるような良い環境に入れたことは両親による資金的な手助けのおかげかと思います、もちろんそれはとても恵まれたことで誰しもできることではないかと思います。ですが、いまは学費は奨学金で借りることもできます。私も奨学金で大学に通うことを約束した上で塾に通わせてもらいました。親にしっかり感謝しつつ、将来的に還元できるようこれからも努力していきたいと思っています。

長くなってしまいましたが、このように私の中高時代は、出会い、基礎的な勉強習慣、勉強環境への投資によってなんとか這い上がることができたのです。

今日は中高時代の勉強について振り返りました。次は大学・社会人の勉強についてまとめたいと思います。

最後までお読みくださりありがとうございました。

では、また。



私が今まで書いた記事の一覧です。
もし、興味を持ってくださった方がいたらぜひ読んでいただけると嬉しいです。

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