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9割の会社が見落としている採用活動の 落とし穴Part2

ライフデザイン事務所、代表の村山です。
今回は、9割の会社様が見落としている
採用活動の落とし穴Part2をお伝えさせていただきます。

その採用活動の落とし穴、見落としているポイントを意識するだけで、
採用力が上がります。

「いい人が取れるようになる」
「他の競合他社に負けてしまった経験が改善される」

そのようなポイントになっております。

具体的にいうと、
それは「採用のコンバージョンが上がる」と言うことです。

採用活動というと、
応募があって、その後、書類選考や面接があり、
面接を何回かやった後に、
内定・入社という一連の流れがあると思います。

それぞれの部署止まりが改善されるといった効果が期待されます。


採用活動の落とし穴Part2とは・・・

では、何を意識すれば良いのか。
結局、見落としている落とし穴とは何か。

その答えは「カスタマージャーニー」です。

これは、マーケティング用語なのですが、
直訳すると「顧客の旅」という意味です。

お客さんとの接点において、
お客さんが
「何を感じるか」
「どのような体験ができるか」

これを「顧客の旅」と表します。

このマーケティング用語を、
是非、そのまま採用活動にも生かしていただきたいと思っております。

マーケティングでの顧客との接点において、
お客さんが「何を感じて」「どのような心地良さを感じのか」が重要です。

「気軽さ・手軽さ」を感じてもらいながら、
「サービスや商品」を好きになってもらい、
「ファン」になってなってもらって、
「サービスや商品」を買ってもらうのか
これをそれぞれの会社が設計しているわけです。

例えば、ECサイトやメルマガ、DMでもそうです。
「使いやすさ」を意識して作られ、
「どう読まれるか」を考え、
「読んでもらった」ときに、
「どのようなお得情報」が書いてあって、
「ファン」になってもらうのか。

そこを想定しながら、ECサイトやメルマガ、DMが作られております。

もっと極端なことを言えば、接客もそうです。

洋服買いにお店に行ったときの、店員さんの接客や、お店の雰囲気も
「カスタマージャーニー」が設計されています。

では、お客さんとの接点における
「顧客が何を体験するか」「どんなことを思うのか」という観点、
「カスタマージャーニー」が採用活動でも大事なのか。


カスタマージャーニーの重要性


これは至ってシンプルです。

それは応募してきてくれた求職者の志望意欲を高めるためです。
また、辞退を防ぐためです。

求職者の方々は、この採用活動において、
会社との接点で、無意識のうちに、いろんなことを感じています。

例えば、求人票であれば、
その求人票を見たときに、感じるものがあると思います。

「いい会社だなぁ」
「面白そうだな」
「自分でも頑張れそう」
などの良い印象も
人によって感じるポイントは違うと思います。

また、
実際に応募をして、面接の日取りを決めて、内定通知をもらうなどの
メール・電話での接点でも同様です。

さらに実際の面接の時もそうです。
面接の対応が良ければ、会社が好きになりますし、
逆に面接が圧迫の雰囲気で、ちょっと怖いなぁって感じると、
志望意欲が上がりきらないということがよくあります。

例えば、
コンビニや飲食店に行った時に、
店員さんの接客態度が良くなかったりすると、
あまりそのお店のことを好きにはなりません。

逆に接客が良いと、
またそのお店へ足を運びたくなるといった心理と全く一緒です。

顧客接点、求職者との接点。
求人票、メール、電話、面接などの
求職者と関わる点において、
「何を感じてもらうか」
「いかに志望意欲を上げてもらうか」
を重要視していただけると良いのではないかと思っております。

では具体的にどうすれば良いのか。

具体的に何をすれば良いの???

求人票を出すというところから、
実際に求職者の応募、書類選考の結果を通知する、
面接の日取りを調整する、実際の面接、内定通知を出すなど、
いくつかの求職者との接点があると思うので、
それぞれで、どんなことすればいいのかをお伝えしていきます。

求人票

まずは求人票についてです。
ここは求職者との最初の接点になると思います。

ここでは、求職者の方々対して、
「うちでで働くとどんなメリットがあるのか」
しっかりメリットを提示してあげることが、すごく重要です。

また、求人票をいかによく見せるかも重要です。

例えば、写真です。
社員の方々の集合写真では、
笑ってる、明るい雰囲気の写真を載せることで、
会社に雰囲気の良さ・明るさというところをアピールすることができます。

そうすることで、
求職者の方々に、
「良い会社だな」と印象を与えることができます。

このような求職者の方々との接点におけるアピールが重要になってきます。

応募

次に応募の段階です。

ここでは、応募があった時点で一言、
「ご応募いただきましてありがとうございました」
といったお礼のメッセージを送ることがすごく重要です。

媒体によっては自動返信もできますので、
是非、応募があった時点でお礼のメッセージを送りましょう。

もし、書類選考も通過したのであれば、
その旨もすぐ連絡してあげて下さい。
なぜ通過したのか理由も添えることで、志望意欲が上がります。

面接調整

次に、面接の調整ですが、
ここでも志望意欲を高めることができます。

硬すぎるメッセージを送ると、どうしても距離ができてしまいます。
なので、ある程度の礼儀はもったまま、
少しフランクな優しいメッセージを送ることによって、
求職者との距離も縮まります。
それによって意欲をあげることができます。

面接

次に面接ですが、ここは非常に重要です。
実際に顔を顔を見合わせながら、いろいろお話をするわけですが、

例えば、なごやかな雰囲気で面接をしてあげたり、
じっくりと求職者の方々の今までの経歴や
どんなことを頑張ってきたかってのを聞いてあげることが重要です。

また、聞いた上で、よかったポイントを伝えてあげるといいです。

そうすることで、求職者の方々すると、
「自分のことをしっかり見てくれている」
「評価してくれている」
という実感が湧き、それによって志望意欲が上がります。

内定通知

次は内定通知です。
ここでもしっかりと伝えてあげましょう。
「なぜ内定を出したのか」
「どういったところを評価したのか」
「その方々に対して入社後にどんなことを期待してるか」
を伝えてあげましょう。

これによってかなり意欲が上がります。

以上が、具体的な例になります。
このように、求職者との接点において、
「何を感じてもらうか」「どのような体験をしていただくか」
を想定した上で採用活動は始めていきましょう。

最後に

今回お伝えしたことは、
ほとんどの会社で見落としている落とし穴なので、
是非、このポイントを大事にしていただいて、
採用競合に負けないような採用活動を進めてください。

以上となります。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
次回も皆さんのためになる情報をお届けします!