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「○い人より○い人になれ」子どもは大人の生き様と在り方を見ている #25

高校3年生の長女が、
先週末、
大学入学共通テストを
受験しました。

長女は、
ある大学に合格し、
入学手続きも
終えています。

なのに、
なぜ共通テストを
受けたのか?

「学校の先生から
受けるように言われたから」
です。

不服そうな長女に話を聞くと、
・卒業までだらけてしまう
・まだ進学先が決まってない生徒に
 よくない影響がある
といった理由から、
受験するように指導されたと。

はあ?
何言よんや?

本人が受けたいならともかく、
受けたくもないテストを
そんな理由で受けさせて、
全くもって時間のムダ。

受験料はサンクコストとしても、
時間まで捨てる必要はないはず。

そのうえ、
2月からは自宅学習になりますが、
卒業まで、
自動車の免許取得は
許されないとのこと。

他の高校では、この時期に
自動車学校に通うことが
認められているところもあります。
アルバイトだって
できる学校があります。

なぜ、
有限である人生の時間を、
しかも他人の時間を
無為に過ごさせるような
真似をするのか。

「進学校だからバイトや免許取得は禁止」
「高校生らしい服装を」
「合格しても大人しくせよ」

いつまでこんな指導を
続けるんでしょうか。

学校という檻の中で
前例という枠にしばられた教員。

そんな先生に
教わった生徒は、
果たして自分で考え、
自分で行動し、
自分で責任を取る人間に
なるのでしょうか?

ぼくは
学校に多くを求めることなんて
しません。

もっと手放してください。
もっとほったらかしてください。
It's none of your business.

それで何かあっても
ぼくは学校を責めません。

先生も、全ての制約がなかったとして
「本当は生徒とどう関われたら最高か」を
自分に問いかけてほしい。
そんな気持ちを、
最初はどの先生も
持っていたはずだから。

子どもは、
大人だから尊敬するんじゃなくて、
ひとりの人間として
生きざま、在り方が
尊敬できるかどうかを
見ていると思います。

「偉い人より尊い人になれ」

これが、
ぼくが生きていくうえでの
自分の「経営理念」です。

中学の時に散髪屋のカレンダーで
出会った言葉。
それ以来、
ぼくはこの言葉を
自分の芯に据えて生きてきました。

自分の利益や保身じゃなく、
他人のために考え、
汗をかく人間。

「今日の自分はそれができているか?」と
問いかけながら、
目の前の課題に
取り組んでいきたいと思います。

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