れもんて

ハッピーバレンタインおじさん

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ハッピーバレンタインおじさん

記事一覧

日記④

今住んでるとこの近所には謎の新興宗教の集会所があって、表札?みたいなのに団体名は書いてあるんだけどその名でググっても一向に検索結果に出てこず、すぐそこに実在して…

れもんて
2年前
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オツベルと象 vs 俺

"文学好き(浅い)"と"永遠の厨二心"を持ち合わせているので、オツベルと象のラストの 「おや●(一字不明)、川へはいっちゃいけないったら。」 の一文でいまだにゾクゾクして…

れもんて
2年前
2

日記③

目が疲れると目の周辺の肌が荒れる超わかりやすい体質になってきた最近 見つめることで視力が回復していく画面の発明が一刻も早く必要 「湯水のごとく」って表現、ウチは…

れもんて
2年前
2

左の乳房

過ぎ去りしヤリチン時代、結局一度も 性病とは縁がないままおさらば!できたのだけど ひとつ食らってしまったものがあった。 長い黒髪のタメの女子とヤった後、 家に帰っ…

れもんて
2年前
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突然の断食チャレンジ(5日間)

何となく前からやってみたかったのと、在宅続きで太ったし……と手頃な理由も転がっていたので、5日間くらい断食してみた。 なぜ5日間かというと、5日経ったとこでご飯…

れもんて
3年前

豹変する日々②

目次 1.中学のサッカーの授業の日 2.高校の軽音部で副顧問をしていた日 3.大学の近くのガストでだべった日 1. ▼中1の体育の授業でサッカーをした時 小学生の頃はひ…

れもんて
3年前

日記② こわい日々

●この頃どれだけ寝ても目の疲労が取れない 目の奥がキシキシ軋んでるようなかんじ 普段から「ふといま盲目になったらヤバいな」って目についてコッソリ杞憂する変なクセが…

れもんて
3年前
1

削ぎ落とせすべてを

〈驚くほどゲームに触れてこなかった成人男性がゲーム最高!オタクになるまでのハピネスストーリーvol.1〉 ・ゼルダのブレワイ 言わずもがなの傑作、"オープンワールドし…

れもんて
3年前
3

日記①

この町の南側はぜんぜん桜がなくて、1ヶ所だけ申し訳程度に数本植わってるとこがあるんだけどそこでわざわざ停車して降りてきてはしげしげと見つめてるおばさんがいた 上下…

れもんて
3年前

豹変する日々①

目次 1.極貧に喘いだ日々 2.モデル稼業に勤しんだ日々 3.国家の手先だった日々 4.小学生だった日々 1. ▼所持金550円で3週間生き延びた時のこと "やり過ごすように…

れもんて
3年前

文脈のばけものは黄金に泣く

-------------------------------- ごく普遍的な「何かしら」が、多くの物語やなんかを通していつのまにか重厚な文脈を帯びてくる、というのはとてもよくあることなんだろ…

れもんて
3年前

日記④

今住んでるとこの近所には謎の新興宗教の集会所があって、表札?みたいなのに団体名は書いてあるんだけどその名でググっても一向に検索結果に出てこず、すぐそこに実在してるのに存在が疑わしいといういかにも現代らしい歪みの体をなしていた

その集会所として使われてたトタン屋根の平屋だが、こないだ突然に取り潰されて向かいのラーメン屋の第二駐車場になった

味はいいが車でのアクセスに難ありだったそのラーメン屋は、

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オツベルと象 vs 俺

"文学好き(浅い)"と"永遠の厨二心"を持ち合わせているので、オツベルと象のラストの
「おや●(一字不明)、川へはいっちゃいけないったら。」
の一文でいまだにゾクゾクしている

オツベルと像、文章のリズムが尋常じゃなく良いので朗読しやすい。
本当に朗読しやすいので教員時代はそれに助けられたけど、キャラのセリフのあとに「ラッパみたいないい声で」「鶯みたいないい声で」そう言った、って文があるせいで(今

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日記③

目が疲れると目の周辺の肌が荒れる超わかりやすい体質になってきた最近
見つめることで視力が回復していく画面の発明が一刻も早く必要

「湯水のごとく」って表現、ウチは水道水の無駄遣いに非常に厳しい実家だったからあまりしっくりこない面があった。流れ出る液体のことを想えば適切な、普遍的な比喩だというのは頭で理解できるが

柚子で出汁とった塩ラーメンにハマった。
昔から香水や部屋の匂いも(つけてない日の方が

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左の乳房

過ぎ去りしヤリチン時代、結局一度も
性病とは縁がないままおさらば!できたのだけど
ひとつ食らってしまったものがあった。

長い黒髪のタメの女子とヤった後、
家に帰ってシャワーを浴びてる時に違和感があった。
左の乳首がジクジクと痛い、
確かに左の乳首ばっか舐められたけども

この違和感がその後、5,6年にわたって
左胸の乳首付近に常駐し続ける"しこり"になるとは
その時は夢にも思わなかった。

他人

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突然の断食チャレンジ(5日間)

何となく前からやってみたかったのと、在宅続きで太ったし……と手頃な理由も転がっていたので、5日間くらい断食してみた。
なぜ5日間かというと、5日経ったとこでご飯が食べたくなったから

1、2日目は若干体が軽くて寝るとき手先が冷えるなくらいで大きな不自由はなかった。
3日目から水飲むと下痢するようになったのは不自由だった。
4日目はめちゃくちゃ歌いたい日だったのでかなり歌ったけど、Bruno Mar

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豹変する日々②

目次
1.中学のサッカーの授業の日
2.高校の軽音部で副顧問をしていた日
3.大学の近くのガストでだべった日

1.
▼中1の体育の授業でサッカーをした時
小学生の頃はひどかった喘息もわずかになりをひそめて、若いゆえの主人公感から(あまりやったことのない)スポーツでもいけそうと思った時は結構スタンドプレーに走りがちだった。

走るのが楽しくて仕方なかったその日、誰もいないコースでボールを受け取った

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日記② こわい日々

●この頃どれだけ寝ても目の疲労が取れない
目の奥がキシキシ軋んでるようなかんじ
普段から「ふといま盲目になったらヤバいな」って目についてコッソリ杞憂する変なクセがあるんだけど、今はこの痛みのせいでその杞憂に現実味があってすげー怖い。Undertaleのお花の奴がバトル時にしっちゃかめっちゃかな姿になるの初めて見た時くらいこわい

●これをTwitterで書くと本当にただのイヤな奴だからここでひっそ

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削ぎ落とせすべてを

〈驚くほどゲームに触れてこなかった成人男性がゲーム最高!オタクになるまでのハピネスストーリーvol.1〉

・ゼルダのブレワイ
言わずもがなの傑作、"オープンワールドしか勝たん"の民を大量に生み出したカルト的ヒット作でもあり。

幼少期にゲームボーイアドバンスにハマったきり、高一になる頃には完全に「ゲームなんて時間の無駄」と真剣に脳内で結論づけちゃうくらいにはアレな方に育っていた。わりとそのままに

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日記①

この町の南側はぜんぜん桜がなくて、1ヶ所だけ申し訳程度に数本植わってるとこがあるんだけどそこでわざわざ停車して降りてきてはしげしげと見つめてるおばさんがいた 上下総柄サングラスだった
今日までここの桜ちょっと見すぼらしいよなくらいに思ってたけどそれを見て急に俺も愛でられる気がしてきた
茨木のり子の代表作を思い出した 状況は逆だけど

前はおしゃれ着しか買ってなかったから近所のコンビニに行くだけのと

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豹変する日々①

目次
1.極貧に喘いだ日々
2.モデル稼業に勤しんだ日々
3.国家の手先だった日々
4.小学生だった日々

1.
▼所持金550円で3週間生き延びた時のこと
"やり過ごすように日々を送る"を文字通り体現した
最後の1週間は身体が環境に適応していって
気づいたら1日のほとんどを眠ってたので早かった
"コアラやナマケモノが長時間眠る感覚"にかなり接近した
段々寝返りも打たなくなっていったらしく
ずっと

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文脈のばけものは黄金に泣く

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ごく普遍的な「何かしら」が、多くの物語やなんかを通していつのまにか重厚な文脈を帯びてくる、というのはとてもよくあることなんだろう。
(冒頭しばらく、非常に読みにくい話が続きます。すいません)

もう少し具体的にいうと、
「りんご」は物体であり果物でしかなく、スーパーの一角や食卓に並んだり木に生ったりするにすぎないが、
例を挙げるな

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