玉木レイラ

小説家

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最近の記事

依存先を増やす

最近「自立してるね」と言っていただける事が多く嬉しいですわーい。 でも私昔は誰かに依存しないと生きていけない人間でした。 むしろお金持ちに依存し続ければ生きてけるし別によくない?と思ってました。 でもある日それがめちゃくちゃださいなぁと。 経済的には誰かに依存してたとしても、精神的に自立してないと結局どれだけ恵まれていても幸せにはなれないよなぁと。 なので経済的にも精神的にも自立した人間になろうと決めました。 それが5年前。 そして最近やっと自身を持って「自立し

    • 自立した人になるには

      女性なら一度は思った事があるはず。 「自立した人になりたい」と。 そもそも自立した人とは、 ・自分の考えをしっかり持っている ・芯がある ・ポジティブ ・依存しない ・自分で考え判断する事ができる ・稼ぎがある ・単独行動ができる ・責任感がある ・感情をコントロールできる そんな人を指します。 でもそもそも自立しなくてもいいんじゃないの? お金持ちと結婚すればいいだけなんじゃないの? 私も昔はそう思っていました。 その考えが間違っているとは思いません。 でもどれだ

      • 短編小説『悪魔のようなあいつ』

        今日は日蝕で、太陽と地球の間に月が入り込み太陽が見えなくなる。 男はそれをこの目で見ようと窓辺に座った。 近くのハンガーラックにかけてあるベージュのハットをかぶったとき、ブランデーグラスの中の氷が音を立てた。 それに反応するかのように女が目を覚まし、ベッドから男のほうに手を伸ばした。 「お前も見ろよ」 「何を?」 「日蝕」 女はつまらなさそうに手を引っ込めてシーツで顔まで覆った。 シーツからはみ出た脚は細く、ほどよく筋肉がついている。 親指の赤いマニキュアが少しはがれていた。

        • 短編小説『アブサン』

          アブサンという酒がある。 ニガヨモギやアニスなどの ハーブを使ったリキュールで、 ゴッホなど多くの芸術家が これを飲み過ぎて身を滅ぼしたと言われる。 「死神はアブサンを手にやってくる」 そう言われるようになったのは、 俺が昔ある女に出会った頃。 俺が目の前に現れたとき、 女はすでにアブサンの飲み過ぎで死にかけていた。 ゴミが散乱する床にのびたまま、 「ヨモギ」とか「不在」とか 支離滅裂な言葉を発していた。 こんなに好都合な事はない。 毎回「死にたくない」と 泣き

        依存先を増やす

          エッセイ『チベット仏教』

          最近チベット仏教にハマってまして。 て言うとなんか怪しい雰囲気あるんですが全然そんな事なく。 あるとき友人が勧めてくれたんですこの本。 これを薦めてくれた友人がまたすごくて。 厳密に言えば友人夫婦。 お二人そろって人格者すぎて、まだ二回しかお会いした事ないですが本当に学びが多いのです。 一言一言がやわらかくて、でも心にずっしりと残る重みのある言葉。 結局人間は幸せになるために生まれてきたよね、という話をしてる中でこのチベット仏教の本を勧めてくれました。 私はも

          エッセイ『チベット仏教』

          エッセイ『選択の連続』

          人生は選択の連続です。 意識せずとも人は毎分毎秒岐路に立たされています。 電車に乗るか乗らないか。 野菜を食べるか食べないか。 トイレに行くか行かないか。 とか。 毎回真剣に考えていたら疲れてしまいます。 でも「あのときこっちを選んでおけば」なんて後悔はしたくないですよね。 では後悔しない選択をするにはどうしたらいいか。 玉木の持論に基づきポイントをまとめてみました。 ①正しい情報を見抜く 言いたい事も言えないこんな世の中じゃ反町さんだって大変ですもの。

          エッセイ『選択の連続』

          雑記『最近の学び』

          こんばんは、玉木です。 最近会社を立てました。 2021年11月18日。大安吉日に。 本当は8月か9月くらいに立てる予定だったんですが色々ずれこんで。 でもとある占いによると私8月〜10月はあまり良くない運気のようで、知らず識らずそこを避けてたのかなと思うとまじ強運ですな。 業種は翻訳・通訳、経営コンサル、通信事業、福利厚生事業など。 結局ずっと「何やってるか分かんない人」って思われてますがきっとこれからも「何やってるか分かんない人」って思われるでしょうしもはや「何

          雑記『最近の学び』

          雑記『ヒップホップにハマり中』

          最近よくヒップホップを聴いています。 私の音楽のルーツは、 70年代フォークソング ↓ 70年代王道ロック ↓ 80年代ヘビーメタル、ハードロック ↓ 50年代黒人ブルース なので、ヒップホップを聴く機会が全くなかったんですね。 唯一聴いた事があるといえば、エアロスミスとRUN DMCがコラボしたWalk This Wayくらい。 あ、あとDJ RYOWのRock Starも。 完全にタイトルから入ったやつ。 でも音楽の歴史を勉強してみたとき、結局ロックもフォークもヒ

          雑記『ヒップホップにハマり中』

          雑記『私の憧れ』

          下妻物語の苺みたいにヤンキーになりたくてウルフカットにした。 シド&ナンシーのナンシーみたいにパンクになりたくて親に革ジャンを買ってもらった。 エイミー・ワインハウスみたいに刹那的に生きたくてたばこを吸い始めた。 パルプ・フィクションのミアみたいにミステリアスになりたくて同じ髪型にした。 ジャニス・ジョプリンみたいなしゃがれ声になりたくてお酒を飲んだ。 テイラー・モムセンみたいに破滅に向かうような生き方がしてみたくて悪魔やキリスト教について調べてみた。 ジョーン・

          雑記『私の憧れ』

          短編小説『歌舞伎町の女王』

          いつからか人を信じなくなった。 何も信じないほうがラクだと気付いた。 それには孤独に耐えなければいけないと分かった。 一人ぼっちでも淋しくなんかなかった。 いつからか一人で生きていけるようになった。 料理も洗濯も自分でできるようになった。 何を作ってもお母さんの味になった。 淋しくなんかなかった。 いつからか感情を表に出さなくなった。 そうせざるを得なかった。 うまく嘘がつけるようになった。 母親が私にそうしたように。 全然淋しくなかった。 嘘だらけの世界で、 嘘だらけ

          短編小説『歌舞伎町の女王』

          雑記『人間関係の話』

          私は女友達があまりいません。 3〜4人くらい。 でもその3〜4人とはとても仲が良いです。 知り合った年数関係なく。 何でも話せるし相談できるしくだらん話で盛り上がれるし笑い合えるし価値観合うし。 人として尊敬できる人ばかり。 人間は周りの人の影響をめっっっちゃくちゃ受けます。無意識に。 だから「この人の影響を受けたい」「この人みたいになりたい」と思う人と居るべきだなぁと。 逆に言うと「この人なんかやだな」と思う人とは小田和正をBGMに今すぐさよならさよならさよなら〜あぁ〜で

          雑記『人間関係の話』

          雑記『一日一食』

          はちょっと言い過ぎですが、1.5食くらいで生きてます玉木です。 一人暮らしを始めてから、明らかに食べる量が減りました。 実家にいたときは三食しっかり食べてましたが、今は… 朝:食べない 昼:がっつり食べる 夜:お腹すいてたらおかず1品 (昼夜の量が逆転する事も) って感じです。 大体1.5食。 これが私の最適解かもしれない。 (あでもお出かけのときは結構食べる) あくまでわたくし個人の見解ですが、朝食べないと、集中して作業できます。 メール返したり執筆一気に進めたり。

          雑記『一日一食』

          雑記『宇宙と科学と神話』

          こんにちは、玉木です。 玉木レイラという名前もそろそろ慣れてきました。 でも気を抜くと「玉木さん」「レイラさん」と呼ばれても「聞いた事ある名前だなー…私か」と返事がワンテンポ遅くなるのでほんとそこはすんません。 ちなみに「たまきれいらです」って言うと「玉置浩二の玉置?」と聞かれますが、私はまだワインレッドの心を持ち合わせていないので、最も簡単な字のたまき(玉木)です。 こんにちは、玉木です(二回目) もともと勉強が趣味で、というか”字を書く”のが好きで、写経の感覚で空き時間

          雑記『宇宙と科学と神話』

          雑記『最近意識してること』

          あの、一人暮らしの方にお聞きしたいんですが。 野菜をきっちりちゃんと消費しきれなくてですね。 いつもたまねぎ半分余ったりブロッコリー冷凍したけどそんなに使わなかったり卵いつの間にか賞味期限切れちゃってたり… そのへん皆さんどうされてますか? こういうときほんと同棲してたらなー、二人でちょうどで使い切れたりするのかなーとか思ったり。 猫飼うか? ハムスターとかうさぎとか? おしえて、一人暮らしの皆さん。 こんばんは、玉木です(成城石井万歳) 話は変わりまして。 最近自分の中

          雑記『最近意識してること』

          雑記『サウナ入ってみな。飛ぶぞ』

          昔付き合ってた人が15歳上で。 当時私は21歳、彼は36歳。 あれから10年ぐらい経つけど、当時の私はすごく若かったなぁと思います。 世間知らずでわがままでプライドが高くて、だいぶ彼を振り回していたなぁと今になってようやく彼の気持ちが分かるようになりました。 もうすぐ私は30歳。 まだまだ当時の彼の年齢にも及ばないけど、少しは大人になったかなぁ。 こんばんは、玉木です。 そんな前置きとは全く関係ありませんが、先日友人とサウナに行きまして(コロナ対策万全で) そうあの"サウ

          雑記『サウナ入ってみな。飛ぶぞ』

          短編小説『セフレという関係』

          私にはセフレが9人いる。 そのほとんどが経営者だ。 経営者が多いのは、仕事柄そういう人と出会う事が多いから。 9人のうち、セフレと呼ぶには申し訳ないくらい心が通い合っている人もいる。 でも私のスタンスは一般的にセフレと言うのが近いだろうから、ここではそう呼ぶ事にする。 セフレと言ってもいろいろで、身体だけの関係の人もいれば、会っているときはカップルのようにデートしたり、仕事の相談に乗ってくれたり、人によって関係性が微妙に違う。 セフレを作る理由もいろいろだ。 性欲を満た

          短編小説『セフレという関係』