エッセイ『選択の連続』
人生は選択の連続です。
意識せずとも人は毎分毎秒岐路に立たされています。
電車に乗るか乗らないか。
野菜を食べるか食べないか。
トイレに行くか行かないか。
とか。
毎回真剣に考えていたら疲れてしまいます。
でも「あのときこっちを選んでおけば」なんて後悔はしたくないですよね。
では後悔しない選択をするにはどうしたらいいか。
玉木の持論に基づきポイントをまとめてみました。
①正しい情報を見抜く
言いたい事も言えないこんな世の中じゃ反町さんだって大変ですもの。
特にこの情報社会で大切なのは情報を得る事ではなく、その情報が正しいかどうか的確に判断する事。
1万リツイートされてるそのツイート、根拠はちゃんとありますか?
中には感情論や持論だけで語る人もいます。
私はネットワークビジネスもやっているので、正しい情報を見抜ける人がごく一部である事を痛感しています。
”正しさ”とは、自分の持っている知識以外にもいろんなところから情報を得て比較して根拠を探してやっと見えてくるもの。
せまい視野で自分の考えが絶対正しいと盲信するのはとても危険なのです。
多くの情報から正しいと思うもの、自分にマッチする情報を選択するスキルを身につけましょう。
②人の意見に流されすぎない
あなたの周りにこんな人はいませんか?
何かにつけて「でもあの人はこう言ってた」と言う人。
その人はきっと失敗したら「あの人がこう言ったせいだ」と責任転嫁するでしょう。
そして結局何が正しいか分からなくなって何も決められないのです。
そもそも人というのは、自分が無責任でいられる事には簡単に口出しできるもの。
アイドルのアンチ勢とかまさに。
その言葉は根拠や証拠が薄いのがほとんど。
それなのにその人の意見を重要視しますか?
自分の軸がしっかりある人は人の意見を聞き過ぎません。
一旦頭の中にとどめて「なぜその人はそう言うのか?」を考えます。
その人の意見に少しでも”私的感情”が入っているなら、真に受けないほうがいいです。
私は本当に尊敬できる人からしか意見を求めません。
そういう人は自分の”意見”ではなく”ヒント”を与えてくれるからです。
なぜか。
そういう人は、自分で考える事ができる人だけが成功できると分かっているからです。
③間違いは”失敗”ではなく”勉強”
人間には2種類あります。
物事には「失敗」と「成功」の2つしかないと思う人と、
何度も積み重ねた「失敗」の先に「成功」があると思う人。
失敗は”そこで終わり”という事ではなく、”成功に続く道の途中に必ずあるもの”です。
つまり成功したいなら失敗は欠かせません。
失敗した=成功に一歩近づいたという事なので、選択に失敗したからといって落ち込む必要はありません。
むしろこれでひとつ勉強になったと思うべきなのです。
④”なぜ?”を問う
物事にはすべて理由があります。
なぜ空は青いのか?
なぜ缶は丸いのか?
なぜこの人は自分にキツく当たるのか?
それにはちゃんと理由があります。
その理由を突き詰めていくと、答えが見えてきます。
その答えに沿う選択をする事が一番自然で正解に近いと言えます。
⑤自分で調べる
分からない事があったとき、自分で調べる前に「これ何ですか?」って聞く人いますよね。
かつての私もそうでした。
何事も自分で調べないと身につきません。
相手も「これどうしたらいいですか?」と聞かれるより「ここまで調べてこういう風にやってみたんですが、その先どうしたらいいか分からなくて」と具体的に聞かれたほうが効率がいいです。
しかも自分の評価も上がるので一石二鳥。
なのでこれまで書いてきた事も、読むだけでは学びはありません。
実践してなんぼです。
自分で選択して失敗して勉強してなんとなく物事の道理が分かってきてまた選択して失敗して…の繰り返しです。
その過程を楽しみましょう。
⑥引き寄せの法則
引き寄せの法則とは、誰もが潜在的に持つ夢や願望を意識的にコントロールして叶える方法の事。
これ実は科学的にも証明されてます。
たとえば「痩せたい」と思っているときに「深夜にポテチを食べる」という選択はしませんよね?
「野菜を食べる」
「運動する」
「エステに行く」
などの選択をするはず。
つまり「痩せたい」と思い続ける事で、痩せるための正しい選択を繰り返す事ができ、実際に痩せていくのです。
正しい選択をするには、自分の理想像をより具体的に描く事が大切です。みつを。
⑦何事にも多くの選択肢がある事を知る
物事は良いか悪いかの二種類だけではありません。
「最善ではないけど悪くはない」という選択もあります。
黒か白かだけではなく、灰色も青も赤も何でもあっていいのです。
選択肢は無限にあります。
多ければ多いほどいいのです。
そのほうが考える自由が増えて、成功に近づきやすくなります。
では選択肢を増やすにはどうしたらいいか?
知識をつける事です。
⑧偏見を捨てる
偏見は言い換えると"主観"。
主観というものは、過去の自分の思考と言動によって決まります。
物事そのものに良い悪いはないのです。
例えばよく聞く例が…
コップに半分水が入っています。
これを「たったこれだけしか水が入ってない」と捉えるか、
「こんなに水が入ってる」と捉えるか。
主観を変えたいなら、今この瞬間に自分の思考と言動を変えればいいのです。
偏見を捨て、フラットな視点で物事を見る事。
そうすると主観のクオリティが上がります。
⑨直感を信じる
結局ここかもしれません。
厳密に言うと直感の精度を上げる事。
これまで書いてきた事を実践すると、脳が活性化されて思考力が上がります。まじで。
思考力が上がるという事は、直感力も上がるという事。
なぜか。
「なんとなくこっちのほうが正しいのかなぁ」が「◯◯だからこっちが正しい」とはっきり悟れるようになるからです。
「なんかやだな」「なんか居心地悪いな」は大体当たってます。
なぜそう感じるのかを突き詰めていきましょう。
そこには必ず理由があるので、それを知る事で直感の精度とスピードが上がっていきます。
つまりその直感に背いて選んだ事は大体うまくいきません。
逆に直感を信じて選んだ事は大体うまくいきます。
直感だいじ。
以上のポイントをまとめると、
①正しい情報を見抜く
②人の意見に流されすぎない
③間違いは”失敗”ではなく”勉強”
④”なぜ?”を問う
⑤自分で調べる
⑥引き寄せの法則
⑦何事にも多くの選択肢がある事を知る
⑧偏見を捨てる
⑨直感を信じる
です。
<世界線は無数にある>
例えばAとBという選択肢があって最終的にAを選んだとします。
すると「Bを選んだ場合どうなっていたか?」を考えるでしょう。
Aを選んだ世界線もあれば、Bを選んだ世界線もあります。
はたまたAもBも選ばなかった場合の世界線もあります。
同時に両方の世界線を見る事はできないので、自分が決めた選択が正しいと思う他ありません。
その正しさの整合性を高めていく事で、他の世界線を選んでいたらどうなっていたかなんとなく想像できるようになってきます。
その選択が正しいか?
合理的か?
道理的か?
それを判断するための情報と知識をどう頭の中で処理して実生活に取り入れていくか。
これが"知恵"です。
人間はやった後悔よりもやらなかった後悔のほうが記憶に残ります。
その後悔を減らすためにも正しい選択をしていきたいですね。
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