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『シャムタンティ丘陵』 冒険記②
(注意!! この記事はネタバレ満載です)
厄介な同行者
アリアンナの家を出て、ダンパスへ。 宿の夕食は丘ギツネの煮汁と米。お膳に乗ったお椀とお茶碗を想像してしまうなぁ。
ダンパスで一泊し、丘を登る道を行くと、陰気な雰囲気が漂う村に着いた。村人の描写もイラストもちょっとアレな感じ……私の前世の記憶が「ここにいてはダメだ!」と警告を発し、急いで通り過ぎた。ふむ、家に寄らなければ平気なのか。(実は
『シャムタンティ丘陵』 冒険記①
プレイ前日譚
2024年2月16 日。「ファイテング・ファンタジー・コレクション 40周年記念〜スティーブ・ジャクソン編〜『サラモニスの秘密』」が発売された。
その2日前に、書泉グランデに入荷したとの情報を得た私は、15日に予約引換券を持ってお店を訪れ、無事に受け取ることができたのだった。
それにしても重い……重量を量ってみたところ2470グラムであった。
当日は仕事が早く終わるだろうと楽観視
四人のお姉ちゃんの話
10月に目黒不動尊のお縁日に行ったついでに、私の産まれた産婦人科医院に寄った。数年前に閉業してしまったけれど、建物はそのまま残っている。
戸籍上、私は第一子だが、本当は2番目の子なのだ。私の上のきょうだいは母のお腹の中にいた時に事故が原因で亡くなった。正確には、事故で大きな損傷を負ってしまい、産むのを諦めたのだ。まだ人の形になる前のことだから、お兄ちゃんと呼ぶべきかお姉ちゃんと呼ぶべきかは分からな
トリックスター・イグたん
私にとってカコジョとは、自撮りをかわいい女の子にしただけの存在ではない。女性を演じる仮想の人格でもない。それは私自身……私の奥底にある本当に表現したい私の現れ。
では、その私とはどんな私? 説明するにあたってカール・グスタフ・ユングが言及した元型という概念を借りてみたい。最初に断っておきたいのは、元型とは一人の人間がいくつも持ちうるもので、本来「私はこのタイプに当たる」という捉え方をするべきもので