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眞葛焼、そして陶を探究していく

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眞葛焼をはじめとして、陶磁器に魅入られた方々の素敵な記事をまとめています。
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【美術展2024#35】脅威の細密表現展@横須賀美術館

【美術展2024#35】脅威の細密表現展@横須賀美術館

会期:2024年4月20日 (土) 〜 6月23日 (日)

・初代 宮川 香山

初代宮川香山作品がキービジュアルを飾る。
初代宮川香山といえばやはりこれが思い浮かぶ。↓

これは以前のトーハクでの展示だが、本当にそこに生きているかのような徹底的な細密表現の技術力にため息が出る。
蟹がほぼ実物大ということもあってリアリティが凄いのだが、蟹を取っ払った器を単体で見ても釉薬の色やかかり具合、歪んだ形

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重文の「蟹の器」の、気になる裏側はどうなっている?

重文の「蟹の器」の、気になる裏側はどうなっている?

重要文化財に指定された近代以降の作品が勢ぞろいした、東京国立近代美術館開催の『重要文化財の秘密』が5月14日に閉幕。同企画展で展示されていた作品が戻ってきて、東京国立博物館(トーハク)の常設展で展示されていました。

2023年6月26日現在、《褐釉蟹貼付台付鉢》と《鷲置物》の2点が並んで展示されています。

■超絶技巧 その1:蟹

初代の宮川香山さんが作った《褐釉蟹貼付台付鉢》ですが、個人的に

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横浜美術館クイズ

横浜美術館クイズ

休館中の新企画として「横浜美術館クイズ」をスタートします。月に1回、横浜美術館やコレクション作品に関するクイズを出題します。ぜひご参加ください!

〈第28問〉
色ガラスと金箔を混ぜた飾筥(かざりばこ)で、独自のガラス工芸分野を確立した藤田喬平。 どこの国でガラスを学んだでしょう。
①ドイツ
②チェコ
③デンマーク
④イタリア

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藤田喬平の作品動画

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