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うつとの付き合い方(千里の道も一歩から)

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これは私の実体験に基づく観察日記、実験記録です、同じ悩みを抱えている方に参考になればと思い。書き綴ります。 うつ病発症より10年で寛解し、今年で寛解後2年を超えました。 記事も…
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2021年4月の記事一覧

うつとのつきあい方(28)眠気を覚ます効果的なやり方

うつとのつきあい方(28)眠気を覚ます効果的なやり方

薬を飲み始めても治まるはずと思っていた眠気は一向に解消されることがありませんでした。
仕事中にうつらうつらしてしまうとそれだけ周りの心象も悪くなります。私の場合、半ば公言していましたので、注意されることはありませんでしたが。
仕事を続けていくうちは完全に疲労は取れないということはわかっていながらも、こうなってしまう自分自身は気持ちのいいものではありません。

だからといって、長期休暇を取り、疲労を

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うつとのつきあい方(27)何もせずとも疲れるのはなぜ?

うつとのつきあい方(27)何もせずとも疲れるのはなぜ?

病気になって、服薬を開始し、それなりに生活を制限するようになりました。極力なにもしない休日も作りましたがなぜか疲れは取れません。
元々蓄積していた疲れを徐々に取り除くことが始まっているのかなとうっすら認識してはいたのですが、症状が酷くなった時に気づいたことがありました。

それは「人は通常の生活でも常に選択を迫られている」ということです。朝は何時に起きたほうが良いか?

服はどれを着たほうが良いか

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うつとのつきあい方(26)眠気について

うつとのつきあい方(26)眠気について

この病気が発覚する前から眠気にはすごく弱いほうで学生時だから授業中に寝ていたタイプでした。
社会人になってからも興味のない話になると頭の情報インプットが遮断してスリープモードになってしまうので自分でも厄介だなと感じていました。会議中でもよく先輩に足を蹴られていました(笑)

どこでも寝られるというのはある種特技にはなりますが、それも時と場所を選びます。

異常じゃないか?と感じたのはちょっとした空

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うつとのつきあい方(25)病院でもらった薬の話

うつとのつきあい方(25)病院でもらった薬の話

私が病院でもらった薬を紹介します。

■パキシル
寝る間に服薬
SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)の一種
速攻性があり、劇的に効きました。ネガティブな思考が元からなかったようなすごく自然な効き方です。ただし効果が強いゆえに減薬の副作用ががきついです。副作用についての経験はまた後日。
この薬は個人差があるようです。私は合っていたのか、みるみるうちに症状が良化しました。
https://ww

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うつとのつきあい方(24)神経質になってはいけない理由

うつとのつきあい方(24)神経質になってはいけない理由

うつ病が判明し、診察してもらい服薬を始め、最初は劇的な良化方向に変化していく自分にびっくりしました。この調子で行くと数カ月後には健康体に戻るのでは?とさえ思ったほどです。

ところが、症状の良化はだんだん緩やかになり、薬を飲んでいても悪化するという日が目立ってきました。この病気は個人差がありますが一気に良化すると揺り戻しがあるようです。

持田製薬株式会社うつばんネットより(https://www

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うつとのつきあい方(23)この病気を一発で治す方法

うつとのつきあい方(23)この病気を一発で治す方法

一時期「うつ病」はこころの風邪。という言葉よく見かけました。
こころが風邪をひくのだから薬飲んで安静にすればすぐ治るというイメージを抱かれる方が多いと思います。このイメージを持ったまま、治療にあたると間違いを犯します。

それは、薬を飲んだが一向に良くならない、とか飲んだのに悪化しているとか、一時期よくなって薬の量を減らしてしまうとか。罹患した人のブログをよく見かけます。
知り合いに罹患した方がお

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うつとのつきあい方(22)注意すべき月はいつ?

うつとのつきあい方(22)注意すべき月はいつ?

4月に入ると日本では新年度となり、進級や進学、就職、組織変更等なにかとイベントが多くなります。

基本、自身にとってストレスを感じることが「うつ」の栄養源となり症状を悪化させていきます。

ストレスは全て悪いものではありません。最近では適度にストレスを感じないと生活に支障がでると言われています。

しかし、「うつ」状態であればできるだけ平穏に過ごし、心身共に充電をすることが優先となります。

身の

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うつとのつきあい方(21)ジムのススメ

うつとのつきあい方(21)ジムのススメ

前の記事に「脈拍を上げる」についてウォーキング+駆け足が効果的と書きましたが、暑い日や、寒い日、雨の日は外に出て運動するのは気がひけるものです。

私は花粉症を患っているので2月から5月までは外で運動できません。

運動を始めてから気軽に外に出れないことがわかりました。

運動が習慣化すると、例えば5kmや10kmと距離を伸ばしていくことはそれなりに楽しくなってくるのですが、気がのらないときは「行

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うつとのつきあい方(20)記録を残す

うつとのつきあい方(20)記録を残す

記録と言っても日記など堅苦しいものではありません。

その日の気分を書き留めておくだけで十分。😁😣😔など顔文字一文字でも十分です。

特に気分が優れないときの状況を記録することをお勧めします。
天気、気温、湿度、気圧はWEBで確認することができますし、何でも
気づいたことを書き留めましょう。

数週間経つと自分の体調や精神状態の傾向がわかるようになります。些細な環境の変化によって大きく精神状

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