マガジンのカバー画像

文学フリマに初めて出店するまでの道

9
文学フリマに参加したい、と思ったところからスタート。具体的なことはなにも決まってないが、とりあえず始めてみよう!というマガジン。
運営しているクリエイター

記事一覧

京都の地でボランティア&文学フリマのサークル活動@下鴨ロンド

京都の地でボランティア&文学フリマのサークル活動@下鴨ロンド

完全在宅なので東京以外でも働ける、ということで夢と希望を胸に引っ越してきたのが京都である。思っていた以上に楽しく豊かな暮らしをしているが、一つだけ足りないものがある。この土地での人間関係だ。

お店の人や美容師さん、役所の人くらいしか話さないのが現状。引っ越してきた当初からこうなることはわかっていたので、人と知り合えるきっかけを作りたいと思っていた。そういったなかで切り口として選んだのがボランティ

もっとみる
憧れのリソグラフ印刷のペーパーが来たよ!/文学フリマに参加するまでの道

憧れのリソグラフ印刷のペーパーが来たよ!/文学フリマに参加するまでの道

自分の作った原稿が、印刷物になった!久しぶりでうれしい。

大阪のぽんつく堂という印刷所さんの行う「すりすり会」というイベントに参加してみた。原稿をGW前に送っていて、最近完成したものが届いたのだ。すりすり会とはこんなイベント↓

私が作ってみたものはこちら。

用紙(クラフト紙)と緑色の相性がよくなかったかな?と思いつつ、手作り感が気に入っている。ZINEづくりに挑戦したいと思っていたから、一度

もっとみる
フリーペーパーを作ってみよう!/文学フリマに参加するまでの道

フリーペーパーを作ってみよう!/文学フリマに参加するまでの道

前回、大阪のZINEのイベントでいろいろな形、色のZINEとフリーペーパーに出会った。そこから少しずつ学んで、自分もまずはリソグラフ印刷を使ったフリーペーパーを作ってみたいと思った。

そのきっかけはイベントでの出会い。

すりすり会に参加したいイベントのなかで、ぽんつく堂という古本と印刷のお店を教えてもらった。店主の方も出店されていて、「こちらがぽんつく堂さんです」と紹介してもらい、お話をさせて

もっとみる
ZINEを作ってる人にお話を聞いた!/文学フリマに出店するまでの道

ZINEを作ってる人にお話を聞いた!/文学フリマに出店するまでの道

文学フリマに出店申し込みをしたものの、出品する作品をどんなふうに/何を/どうやって作ればいいかさっぱりわからない。なのでイベントに参加していろいろ見てみたい、あわよくば教えてもらいたいと思った。

関西で開催のものを探して、見つけたのがこちら。

当日は初めての環状線に乗って、2時間弱ほどかけて大阪のイベントに参加した。

結論から言うと、めちゃくちゃ楽しかった! 大人ばかりのイベントでこんなピー

もっとみる
文フリ香川、申し込んじゃえ!/文学フリマに出店するまでの道

文フリ香川、申し込んじゃえ!/文学フリマに出店するまでの道

締切が決まってないと動けない体質。そういう人が世の中にはいて、私はその1人である。

「文学フリマに参加したい…」「でも売れないかも…」「そもそも何を書いたら…」

ウジウジしている暇があったら申し込めばいいのだ。動かなければならない状況になれば、きっと何かが始まるはずだ!

という、縁のない京都に突然引っ越してきたのと同じく、行き当たりばったり方式で申し込むことにした。ひるむ気持ちがない訳ではな

もっとみる
文学フリマに出店するまでの道【3】AIに励ましてもらった

文学フリマに出店するまでの道【3】AIに励ましてもらった

昨夜、文学フリマに出店して自分の本を売ろうと思ったが、自分の作るものなんて需要がないに決まってる……と自信を失った。
哀しい気持ちになったから、AIに励ましてもらうことにした……

bmd.「同人誌を作ることを考えていますが、自分の作ったものを読みたい人なんて誰もいないのではないか?とネガティブな気持ちになります。励ましてください。応援してください。」

最後はちょっとなげやりな感じもするが、どん

もっとみる
文学フリマに出店するまでの道【2】スケジュールを決めたい!

文学フリマに出店するまでの道【2】スケジュールを決めたい!

同人誌を作って、イベントに出店する。
全く初めてのことなのでさっぱりスケジュール感がわからない。

まずはここから考えていこうと思う。

原稿の入稿から印刷までの日数は?とりあえずだいたいでスケジュールの終わりから逆算していこう。当日の設営などはとりあえず置いておいて、一番大事な本が印刷される日数を調べていく。
(※入稿→原稿のデータをすべて印刷所に渡すこと)

「同人誌 何日」で調べたらでてきた

もっとみる
文学フリマに参加するまでの道【0】まずはセンダツから教わる

文学フリマに参加するまでの道【0】まずはセンダツから教わる

長い前置き
文学フリマ。みなさまご存知だろうか。

『文学フリマは、作り手が「自らが〈文学〉と信じるもの」を自らの手で作品を販売する、文学作品展示即売会です。』というのが公式の定義。

どのようなものがあるかというと、私が見てきたのは小説、短歌、詩、エッセイ、日記、旅行記、写真集、絵本、童話、レシピ…もっとあったような気がする。文芸を愛する出店者と来場者のためのイベントだ。コミケの系譜なのだと思っ

もっとみる
文学フリマに参加するまでの道【1】文学フリマで購入した大好きな本5冊

文学フリマに参加するまでの道【1】文学フリマで購入した大好きな本5冊

なんとなく遊びに行った東京開催の文学フリマ。そこで出会った本が私を導いてくれたのだ。

一度だけ夏のコミケに行ったことがあった。数冊買った本はあったけど、自分が何かしたいとは思わなかった。でも、文フリは「私も出店したい、できるかも?」と思わせてくれた。

そのきっかけを作ってくれた今でも宝物の5冊、紹介してみたい。

りゅうのエポカとはじまりの手紙(シリーズ)手元にあるのはシリーズの3冊目までだけ

もっとみる