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NY ガールズダイアリーとセックスアンドザシティー 〜どちらの世代にも属さない私〜
私の趣味のひとつ(これを趣味というのかはわからないが)が海外ドラマを一気見すること。
なんという時代になったのだろうか、ボタン一つで大量の海外ドラマにリーチできてしまうのだから。ほんの何年か前まで私の海外ドラマのリーチ先は自転車で10分のところにある怪しげなビデオ屋さんだった。
そのビデオ屋では同級生がバイトしてたから、当時私が好きだった「セックスアンドザシティー」なんてタイトルのビデオは田舎の高
私ってもしかしたらおばあちゃんになっているのかもしれない
今年の4月に38歳になった。
昔はなんとも思わなかったこと心を動かされることが多くなってきた。
ルイアームストロングの「what a wonderful world」
例えば、木や花たちが咲いているのをなんて素晴らしい世界なんだと感動する。
例えば、空が青くて雲が白くて嬉しい日もちょっと寂しい日もなんて素晴らしい世界だと感動する。
例えば、子どもたちの成長を見守りこの子たちはいつか自分よりも多くの
Mother is a time traveler.
駅から家への夜道。とても寒い。寒いのに薄着。母に今日は寒いよって言わたけど、ミニスカートで出かけた。手も足もとても冷たい。早く家に帰りたい。するともうすでにこたつにもぐり混んでいる私が「大丈夫、私はすでに暖かいところにいるよ」ともう一人の自分が話しかけてくる。「もう少しだよ。私がここで待っているから我慢してと」
季節の変わり目には春が近づいて来て、夏には凶暴に育つ雑草が小さく芽吹いているのにも
さくら並木の下を自転車こいで
31歳で出産した息子が1年生になった。
葉桜になった桜並木を通って、近所のお兄ちゃんたちと一緒に小学校に通い始めた。
息子の通っていたこども園は保育園枠の子と幼稚園枠の子、両方が通っているので、卒園式は3月の中頃だった。幼稚園枠の子たちはその日が最終日だったが、息子たちは3月31日まで登園した。息子の担任の先生がとても良い先生で、先生もお母さんたちも号泣の感動の卒園式だったが、息子は翌週から2週間
ひとつぶのラズベリー
我が家の庭が春を知らせてくれる。
ブルーベリーは日ごとに花を膨らませ、去年から植えっぱなしのチューリップの生命力には驚かされる。去年の冬から畑の隅っこで小さく縮こまっていたスナップえんどうもぐんぐんと大きくなり今の時期は唯一の収穫物。
冬の間はおとなしくしていた雑草たちも嬉しそうに太陽光を浴びている。夏になるととんでもなく凶暴になるのだけれど、雑草の成長でさえ微笑ましくなる春。
そして冬の間は枯
いつかの台風の晩のこと
大学生のとき、当時下宿していた滋賀から広島まで、お金はないが体力はあった私と女友達は青春18切符で電車をのりつぎ展覧会を見に行ったことがあった。
広島市現代美術館というところがあり面白い展示がやっているので時々訪れることがあった。当時の展覧会の内容は忘れてしまった。全く記憶にない。
ただ記憶にあるのは台風が近づいていて、あっという間に在来線の電車が停まってしまったということ。新幹線ならまだ帰れ
私の体力は小さなサボテン3個分
昨日は久々に家族と一緒に生駒山上遊園地に出かけた。
関西で生き残った私鉄が運営する遊園地のひとつだ。
小さな子どもを取り込むのに成功して去年のゴールデンウィークなんかは大混雑だったと聞いた。夏、山上は夕方から行くと嘘のように涼しく大阪市内を一望できる夜景が見られるので大人のデートにもおすすめな場所。
コロナの影響で10時から4時までの短縮営業だったが開演から閉園までたっぷりと遊んだ子どもたち。