人生の意味

いきなり大きなタイトルをつけてしまった。
私の人生に起こった一番大切で意味のあることってなんだろう。
たぶん、いやきっと子供を産んだこととかっていうことになるかもしれない。

繰り返し思い出す瞬間がある。

例えば、子どもが産まれてからのこと。近所の子どもたちと公園へ行き、その帰り道の坂道を娘のベビーカーを走って押して、はぁはぁと息をきらしながら見た夕日が綺麗だった時のこと。
例えば、大学生の時、当時の彼氏の家で朝からsexして授業をサボって二人で昼まで眠った時のこと。
例えば、出産で入院中、ちょっと頭がおかしくなってしまった私を車イスに乗せて遠くの川まで夫が押して連れて行ってくれた時のこと。
例えば、雨降りの日、子連れの私に知らない女性が傘を差し出してくれた時のこと。
例えば、最近好きなアーティストの藤井風くんの「何なん」という歌のワンフレーズ「ヤバめ、ヤバめ、ヤバめ」を3歳の娘がヤバいことが起きた時に口ずさんでて笑った時のこと。

「結婚した」とか「子どもが産まれた」とか「家を買った」とか「仕事がうまくいった」とかはどうでもいいかもしれない。
思い出しては私をちょっと幸せにしてくれる、積み重なっている瞬間たち。それがからっぽの私の人生なのかもしれないとふと頭をよぎった今日でした。


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