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桑原やすえのやってきたこと

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子育て支援30年。地域福祉20年。元教育委員長。 ”子どもが輝く逗子に”したいと活動を続ける、桑原やすえが、これまで地域で行ってきたことについて振り返ります。
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記事一覧

【桑原やすえのやってきたこと⑥】子どもが家から参加できる、応援と感謝を届けるイベント「おひさまのわプロジェクト」

【桑原やすえのやってきたこと⑥】子どもが家から参加できる、応援と感謝を届けるイベント「おひさまのわプロジェクト」

本来の意味である「コロナ=太陽の光の環=命の輝き」

新型コロナウイルスの感染拡大が日本にも広がってきた2020年4月。世界的な規模でステイホームも始まりました。

恐怖と不安の中、なすすべもなく家でじっとしているしかない。

医療従事者の人たちが必死の治療をしている映像を見ていることしかできない。

そんなやるせない日々が続いていました。

私にもなにかできないか思いがつのっていきました。

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【桑原やすえのやってきたこと⑤】逗子市の教育の「柱」となるもの。 ~教育ビジョンの策定

【桑原やすえのやってきたこと⑤】逗子市の教育の「柱」となるもの。 ~教育ビジョンの策定

教育で、何を目指すの?

教育委員を務めてきた中での最大の成果は、「逗子市教育ビジョン」の策定でした。

教育現場でのさまざまな問題について、教委メンバーたちと勉強会を開く中で、解決を目指すための「よりどころ」となるような指針があってしかるべきだと考えました。

この理念は「逗子市教育大綱」にも反映され、2019年に改定を経て、現在も機能しています。

教育は、人づくり

昨今では学校教育のほかに

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【桑原やすえのやってきたこと④】ママ・パパだってリフレッシュしたい! 託児の仕組みを作りました

【桑原やすえのやってきたこと④】ママ・パパだってリフレッシュしたい! 託児の仕組みを作りました

ママ・パパだって、ちょっと子どもと離れたいときがある

これも、いまから20年ほど前のことです。

逗子市社会福祉協議会のなかに、「子育て支援ネットワーク推進委員会」が発足。2001年から2013年まで委員長を務めてきました。

この推進委員会で、逗子市の子育て世代のみなさんにアンケート調査をしました。

そこで出てきた「こんなサービスが足りない」という声に、できることから応えていこう!と取り組ん

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【桑原やすえのやってきたこと③】人と人とのつながりを大切に~子育て応援紙「陽だまり」~

【桑原やすえのやってきたこと③】人と人とのつながりを大切に~子育て応援紙「陽だまり」~

逗子のママたちが作る子育て情報誌

ほっとスペースや子育て支援センター、市役所、公民館などに置いてある季刊のフリーペーパー「陽だまり」を手に取ったことがありますか?

あるいは、幼稚園や保育園のお便りと一緒にもらってきた…なんてこともあるかもしれません。

「陽だまり」は、逗子在住の現役ママ(&子どもたち…編集スタッフの子どもたちが描いた絵が紙面を飾ることも♪)が企画・取材・執筆まですべて行う、こ

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【桑原やすえのやってきたこと②】 子育ての“リアル”を行政に届けよう!~子育てネットワーク会議~

【桑原やすえのやってきたこと②】 子育ての“リアル”を行政に届けよう!~子育てネットワーク会議~

みなさん、子育て支援ネットワーク会議をご存知ですか?

逗子で子育て中のママ・パパたちの声を集めて市の子育て支援事業に反映させるための、市民参加型の会議です。

逗子での子育て、どうですか?

逗子で子育て支援に携わり続けてきたわたしの実感。

いま、逗子で子育てをしているみなさんの実感は、いかがですか?

毎日の暮らしの中には、いつだって満足と不満が入り混じっているもの。

子育て中の親たちの声

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【桑原やすえのやってきたこと①】
赤ちゃん連れで遊びに行ける場所をつくろう!

【桑原やすえのやってきたこと①】 赤ちゃん連れで遊びに行ける場所をつくろう!

1990年代の子育ては・・・

結婚を機に逗子で暮らすようになり、長女を授かったのは1990年代のこと。

そのころは公的な子育て支援がまだ充実しておらず、逗子には乳幼児といっしょに過ごせる屋内スペースがありませんでした。

わたしは赤ちゃんだった長女を連れて、知り合いの先輩ママさんたちが主催する育児サークルに参加していましたが、活動場所に困ることがよくありました。

小さい子ども連れのグループと

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