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お金持ちになりたい人へ

お金をたくさん稼ぐ方法

今回はお金持をたくさん稼ぐ方法について考察します。

認知科学者の苫米地英人博士著『金持ち脳』によると、

「お金は使い方が上手な人の所に集まってくる」

そうです。

今回は、その意味するところについて考察します。

これを理解できると、

・お金を稼ぐことに対する、心理的な抵抗が減る。
(↑日本人は、お金稼ぎを悪と考える人が多い)

・お金稼ぎは価値の提供によって成されるというのが腑に落ちる。

・自分に合ったお金稼ぎを考え、実行するのが楽しくなる。


こういったメリットを得ることができます。


価値を提供すればお金が稼げる


お金は以下の3つの機能を持ちます。
(参考:一般社団法人全国銀行協会「お金の機能とは?」

価値の保存機能

交換機能(決済機能)

価値の尺度機能

お金のこれらの機能によって、
私たちは日々便利な生活を送る事ができています。


さて、本記事では、
お金を稼ぐことにフォーカスするので、
着目するのは、

お金の交換機能になります。


私たちは、
モノやサービスを得るとき、
その対価としてお金を支払います。


支払ったお金以上に、
得た価値が多いと感じれば

「得をした」

と思い、

反対に、支払いに対して、
価値が少ないと感じれば、

「損をした」

と思うわけです。


モノやサービスを提供する側が、
商品を開発するうえで意識することは、

その商品が顧客に価値を与えるか?

というところです。


顧客に与える価値が多ければ、

「良い商品」

与える価値が少なければ、

「悪い商品」

となるわけです。


顧客に価値を感じてもらえる商品を提供し、
その対価としてお金を受け取る。

というのが、もっともシンプルなお金を稼ぐ方法です。


世界では多くの人が労働者として、
お金を稼いでいるので、

「労働の対価としてお金は稼ぐもの」

という認識になりがちですが、
それはあくまで一部分の話です。

労働で収入を得ているというのは、

雇用主に、「労働という形で」価値を提供し、
その対価を受け取るということです。

そして雇用主は、
その価値(労働力)を使って、
顧客に価値(モノやサービス)を提供し、
対価を受け取っているのです。


お金を稼ごうと思ったら、
労働も一つの選択肢になるのは間違いないのですが、

自分は他者にどんな価値を提供できるか?

と考え、
商品を作る事を考えると、
より効率よくお金を増やすことができます。

労働によるお金稼ぎは時間の制約を大きく受けますが、

商品の提供によるお金稼ぎは、その制約を小さくできます。

人に任せる、もしくは機械に任せるなどして仕組化することで
自分の手から独立させ、自動でお金を稼がせることができるからです。


お金を稼ごうと思ったら、

あなたが提供できる価値に目を向けてみることをお勧めします。


お金を使うのが上手とはどういう状態か


冒頭で触れましたが、

お金を使うのが上手な人の所にお金が集まっているようです。


一見、「使う」と「集まる」は逆のことのように思えるかもしれません。


『金持ち脳』の中では、
料理人の例えが出てきます。

例えば、
自分で1000円の食材を用意して料理をするのと、

プロの料理人が1000円の食材を用意して料理をするのだと、
どちらが多くの価値を生むでしょうか?

前者と後者の違いは、

誰がお金を使うか?ということです。

おそらく、ほとんどの人にとって、
同じ1000円でも、
料理人に任せたほうが、
より多くの価値(おいしさ、準備・片付けの手間がない)を得ることができると考えるでしょう。

これは料理人が、素人よりお金の使い方が上手ということになります。

ですから、
わたしたちはお金を支払って、
より「上手に」食事を用意してもらうのです。

より上手に食事を用意できる(腕のいい)料理人のもとには、
たくさんの顧客がつくことになります。

その料理人に食事の用意を任せることは、
同じ金額で最も大きな価値を得ることにつながるからです。

これが、お金を使うのが上手な人の所にお金が集まるということです。


日々のお金の使い方を「上手」にする


料理人の例えだと「上手」というのは、
おいしい料理を作ることができる。

という要素がほとんどを占め、またイメージしやすいものになるでしょう。


では、私たちが生活するうえで、
「上手」にお金を使うにはどうしたらよいでしょう。


それは、使ったお金で得た価値を、
他者の貢献のために生かすことです。

「上手」というのは、
得た価値をどれだけ、他者に届けられたかということです。

大きな言い方をすると、
世界に豊かさを広げる量が多いほど、
「上手」ということになります。

自分だけが豊かになるより、
自分に加え、より多くの他者が豊かになったほうが、
お金を上手に使っているということです。

例えば、どれだけおいしい料理を作ることができても、
出来た料理をすべて自分で食べてしまったらお金を稼ぐことはできません。

それは上手な使い方とは言えません。

得た価値をより大きくして他者に還元することが、
「上手」ということです。

1人より10人、100人豊かになれば、
10倍、100倍の豊かさ(お金)が集まってきます。

商品を作る際は、

お金を使って価値を得る。

その価値を加工してより多くの価値を他者に与える。


この考え方が重要です。

何にお金を支払えば、他者により多くの価値を届けられるか?

という問いが生まれ、それが良い商品を生み出すことにつながるからです。


全ての支払いは、
商品を生み出すための、
原材料の仕入れのようにイメージすると良いでしょう。


上手に仕入れると、利益がたくさん集まってくることでしょう。


さあ、世界に豊かさをまき散らしましょう。


参考


苫米地英人著『金持ち脳』


船井正太郎氏 ブログ『船井正太郎が考えていること』

 
PMC(個人信用創造)






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