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【思考】’’表現力’’の正体~ピアノと文章から紐解く~

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コロナ後遺症を引きずっている上に起立性調節障害由来の定期的な不調が来るというダブルパンチにより、頭が働かない。

そのため、普段とは少しカラーの異なるメンバーシップ記事を書くこととした。

2月はまたきちんと攻めた政治的な記事を書くので、ご容赦いただきたい。

もちろんだが、本記事もあなたの役に立つ内容となっているはずだ。手抜きをしたわけではない。

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文章  

それは、多くの人間が日常的に扱うものであり、多くの人間が頭を悩ませるもの。

仕事のメール、企画書、日報、ブログ、台本etc…

’’文章’’に触れることがない、’’文章’’を書くことがない、という方は少ないだろう。

また、’’プレゼン’’ や ’’スピーチ’’ などにも、「文章力」は大きく関係している。

そんな ’’文章’’ に求められるもの。

それはズバリ、「表現力」だ。


冒頭で惹き込み、驚きを与え、納得させ、不安にさせ、衝撃を与え、盛り上げ、読み手の気分を高揚させる。

そんな文章を書ける人間に、仕事は集まる。

しかし、それは簡単なことではない。

文章を書ける人間を、「才能があっていいなぁ……」と羨望の眼差しで、ときに僻みの視線で見つめている者は多いことだろう。

「それに比べて自分なんて……」と、己を卑下している者もいるかもしれない。

しかし、だ。

もちろん、先天的に ’’文才’’ を得て生を受ける者もいる。

だが、文章に秀でた人間のほとんどは、’’後天的’’ にその能力を獲得しているのだ。


私も、まだまだ ’’文章に秀でた’’ とは言えない身分。未熟者だ。

とはいえ、’’20歳’’ の人間としては文章に長けている人間である、と自負している。

小学生~中学生のころは、作文や詩などによって、賞状をいくつ頂いたか知れない。

学習塾のスタッフ業務では、アルバイトであるにもかかわらず、’’文章’’に関する社員業務を任されていた。

この ’’note’’ では、’’文章’’ によってある程度を稼いでいる。

そんな私が考える「後天的に文章力を身につける方法」について、本記事ではご紹介しようと思う。

ただし、本記事にてご紹介するものは ’’具体的な How toツー ’’ ではなく ’’考え方’’ だ。

どのような ’’考え方’’ で日常を過ごせば、’’文章力’’ が身につくのか。

どのような ’’考え方’’ で日常を過ごせば、’’表現力’’ を獲得できるのか。

私が趣味としている「ピアノ」と絡めて、書き綴っていこうと思う。

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私は、ピアノを弾くことを趣味としている。

中学生のころは、合唱コンクールの伴奏はもちろん、卒業式でのピアノ伴奏まで任せていただいた。

しかし、  多くのピアノ弾きが幼稚園児のころから習い始めるにもかかわらず  私がピアノを習い始めたのは小学校5年生のころだ。

ピアノを演奏するにあたり、’’幼児期に養った感覚’’ というのは大きな差となる。

そんなアドバンテージ幼児期に養った感覚を持つ同級生の中で、私が闘ってこれた理由。

それは、「表現力」にある。

私は決して、’’ミスタッチ’’ の少ない人間ではない。

もちろん、他人の数倍の練習量をこなし、限りなく 0 に近づける努力は怠らなかった。

それでも、卒業式の本番でもミスタッチをしている。

そんな私が、演奏の度に褒められることはなにか。

そう、「表現力」だ。

強弱をつけ、緩急をつけ、聴く人間の心をかき乱し、高揚させる。

この ’’表現’’ が、観客の ’’感動’’ を生む。

多くの人間が、「ピアニストの生む’’表現’’は、先天的な’’感覚’’によるものだ」と考えている。

しかし、実際は

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