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#ミドリ安全
災害の多様性「普段から被災後を考える」
「災害の発生場所と発生時間」
災害といっても自然災害に人的災害がありますが、その中身は実に多様です。自然災害には地震、台風、集中豪雨(線状降水帯)、竜巻、津波などがあります。人的災害には戦争、紛争、感染、犯罪などが挙げられます。このように多様な災害に対応するのは所詮無理なのです。戦争や犯罪などの人的災害は、個々の運命に委ねる事象であるので、常に平和を貫き通す政治など存在するはずもないし、存在し
災害の多様性「流言、フェイクニュースから生まれる悲劇」② 虐殺
「マイアミ・ショウバンドの悲劇」
Netflixで「リマスター マイアミ・ショウバンド」というドキュメンタリー映画を観て初めて6人組バンド、マイアミ・ショウバンドのことを知りました。彼らは人気絶頂期の1975年7月31日に、北アイルランドの田舎町で演奏を行なった帰り道にUVF(アルスター義勇軍)に、車を停められました。メンバーを外に出し、バンドの車に爆弾を仕掛けようとしたのですね。その爆弾はバ
災害の多様性「戦争災害3 空襲の時間」
以前も戦争は人工災害であると書きました。戦争は最悪の人工災害です。その人工災害のなかで最悪なのが一般市民への空襲攻撃(もちろん核攻撃も含まれます)です。戦争を始めた者だけで戦えばいいものを、一般市民を洗脳して巻き込んだ挙げ句に、その一般市民が標的とされるからです。
ロシアによるウクライナ侵略では、就寝時にミサイル攻撃を行なっているそうです。眠れませんね。夜間攻撃の目的は殺戮だけでなく、一般市民を
災害の多様性「教訓を嗤う世代」
「教訓Ⅰ」
加川良さんに「教訓Ⅰ」という曲があります。「太平洋戦争時の悲惨な日本を教訓として、国のためにムダに死ぬ事はない、戦わずに逃げましょう」という反戦歌です。この曲はまさに現在、皆が聞くべき曲だと思うのです。
戦争を放棄したはずなのに、大国の言いなりになって戦争に巻き込まれて、最前線に送られて裏切られる。まあ、そんなところです。
今の日本には大戦の教訓などありません。第一、戦争経験者の
災害の多様性「災害時の情報取得およびフェイクニュースへの接触実態を調査」ミドリ安全による調査
「災害時に流言蜚語に惑わされるなかれ」
■災害時に重要なのは被災後の対応です。食料の確保とか排泄の問題などの過ごし方ももちろん重要ですが、それよりも重要なのは災害情報の収集です。情報の基盤であったラジオ・テレビ・新聞といった時代とは大きく違います。インターネットが情報インフラとなった現代で、ビッグデータとも言えるたくさんの情報の中から真贋を見分けるのは難しいのです。情報の捉え方を間違えたり、誤っ